体調が今ひとつでまだ本格的とはいえない。しかし、また森を走り抜ける日も遠くはない。少なくとも週末には雪中ハイキングに出かけるであろう。また本日岩登りのライヴァルから回覧メールが入ってきていて、室内でそろそろ登りたくなったがシーズンは始まっているのかと書いてあった。早速、敵に塩で、日程を教えてやった。
先週金曜日のドイツ高級ワイン協会VDP百周年の最後を飾る「醸造蔵開放の長い夜」は無事に終わった。ワイン街道の交通量だけを見てもそれが如何に賑やかで人を集めたかが分かる。もちろん折からのクリスマスマーケットとは比較できない人数であるが地元での関心の強さも感じた。
直前までその進行などは不明であったが、醸造所によって様々な対応で少々予定が違った。例えば、ゲオルク・モスバッハなどは無料ではあるが、グランクリュ・ウンゲホイヤーを振舞う反面、可也けちけちと飲ませる情景はあまりスマートではなく、まさに醸造所の性格をそのまま表していた。ラインへーレも飲めて、バサルトも飲めたのだから文句は言えないが、少し物足りなかった印象で、開いていた蔵の状況も、あの程度かと言う感じも正直な所である。それでいながら可也の質のワインを提供しているのには頭が下がる。
あまりアルコールも廻らないうちにギメルディンゲンへと移動した。ムッグラーなどもより馴染みやすいワインで人を集めていたようだが、流石に会長のホワイトハウスの横のクリストマン醸造所の蔵はメイン会場化していた。会長だけでなくて、支部長のレーブホルツ夫妻や、ラインヘッセンのヴェストホーフェンのヴィットマンや南ワイン街道のヴェルハイムなどが一同に集結した。しかし、会長の説明を聞くまでもなく三箇所の売り場でワインまで購入しなければいけないのである。価格もレストランよりは安くとも十分にチップ代を稼いでいる。これは予想外であったが、それでも二種類のヴィットマンの2009年産を飲めて価値があった。
先ずはグーツリースリングであるが、これは十分にラインヘッセンらしい黄土の土壌を反映していて不味い。結局あの辺りではこうしたワインしか造れないという素晴らしくテロワールを反映したリースリングであった。七ユーロを投じて飲んだモールシュタインのグローセスゲヴェクスは流石に不味くはない。幾らするか知らないが、石灰交じりの土壌のそれでビオデュナミで造ろうが、ご近所のケラーのようにぬっべと拵えようが結局は変わらない。あの程度のワインがドイツのワインジャーナリズムでももて囃されているのが、そのジャ-ナリズムの質そのものなのである。市場を馬鹿にするなと言いたい。
会場にはレープホルツ夫人をはじめドイツワイン女王方だけでなく、ワイン殿下も臨席した。鳩胸肉を頬張って会場の壁に映されている各醸造所の家族や先代の写真限られた従業員の写真などをみていると会長にお酌をされている我が姿が大写しになっているではないか。自称会長私設秘書もしくは隠密調査会長の面目躍如である。ヴィットマン氏にも私の批評が聞こえただろうか?精々頑張ってほしい。
さて、金の掛かる所からほろ酔いで早々に退散して、ヴァッヘンハイムのビュルクリン・ヴォルフ醸造所へと繰り出る。比較的高級車が停まる凍てついた駐車場の下は結構秘密結社的な賑わいであった。驚いたことに四代目のクノール氏がお相手をしている。ある意味、可也の力に入れようなのである。そして、その只で振舞われたマグナムビンの数々で雰囲気は大変盛り上がっていた。
先ずは、2009年からヴァッヘンハイマー・オルツヴァイン、ゲリュンペル、2003年ゲリュンペル、2004年ペッヒシュタイン、2002年ペッヒシュタインと通を唸らせながら、はじめての出会いを演出する憎い選択であった。招待したラインヘッセンのワイン農家の娘にはヴァッヘンハイムの新鮮なそれが気に入ったようであるが、その旦那には2003年のぺトロール臭が最後まで気になったようで何回もお替りしていた。しかし、2002年のペッヒシュタインが燻製魚にとても良さそうだとの合意も出来て、とても有意義な試飲が出来た。ちょっとしたおつまみも只で振舞われて、如何にこの醸造所が高額のワインを販売していてもその価値を偽っていないことを十分にその気前の良さから堂々と示していた。
書き忘れていたが、少し塩辛い鳩の胸肉には、レープホルツの雑食砂岩のリースリングSがとても素晴らしいことも分かって貰えた。会長私設秘書としてのお役目は果たせたと思う。
先週金曜日のドイツ高級ワイン協会VDP百周年の最後を飾る「醸造蔵開放の長い夜」は無事に終わった。ワイン街道の交通量だけを見てもそれが如何に賑やかで人を集めたかが分かる。もちろん折からのクリスマスマーケットとは比較できない人数であるが地元での関心の強さも感じた。
直前までその進行などは不明であったが、醸造所によって様々な対応で少々予定が違った。例えば、ゲオルク・モスバッハなどは無料ではあるが、グランクリュ・ウンゲホイヤーを振舞う反面、可也けちけちと飲ませる情景はあまりスマートではなく、まさに醸造所の性格をそのまま表していた。ラインへーレも飲めて、バサルトも飲めたのだから文句は言えないが、少し物足りなかった印象で、開いていた蔵の状況も、あの程度かと言う感じも正直な所である。それでいながら可也の質のワインを提供しているのには頭が下がる。
あまりアルコールも廻らないうちにギメルディンゲンへと移動した。ムッグラーなどもより馴染みやすいワインで人を集めていたようだが、流石に会長のホワイトハウスの横のクリストマン醸造所の蔵はメイン会場化していた。会長だけでなくて、支部長のレーブホルツ夫妻や、ラインヘッセンのヴェストホーフェンのヴィットマンや南ワイン街道のヴェルハイムなどが一同に集結した。しかし、会長の説明を聞くまでもなく三箇所の売り場でワインまで購入しなければいけないのである。価格もレストランよりは安くとも十分にチップ代を稼いでいる。これは予想外であったが、それでも二種類のヴィットマンの2009年産を飲めて価値があった。
先ずはグーツリースリングであるが、これは十分にラインヘッセンらしい黄土の土壌を反映していて不味い。結局あの辺りではこうしたワインしか造れないという素晴らしくテロワールを反映したリースリングであった。七ユーロを投じて飲んだモールシュタインのグローセスゲヴェクスは流石に不味くはない。幾らするか知らないが、石灰交じりの土壌のそれでビオデュナミで造ろうが、ご近所のケラーのようにぬっべと拵えようが結局は変わらない。あの程度のワインがドイツのワインジャーナリズムでももて囃されているのが、そのジャ-ナリズムの質そのものなのである。市場を馬鹿にするなと言いたい。
会場にはレープホルツ夫人をはじめドイツワイン女王方だけでなく、ワイン殿下も臨席した。鳩胸肉を頬張って会場の壁に映されている各醸造所の家族や先代の写真限られた従業員の写真などをみていると会長にお酌をされている我が姿が大写しになっているではないか。自称会長私設秘書もしくは隠密調査会長の面目躍如である。ヴィットマン氏にも私の批評が聞こえただろうか?精々頑張ってほしい。
さて、金の掛かる所からほろ酔いで早々に退散して、ヴァッヘンハイムのビュルクリン・ヴォルフ醸造所へと繰り出る。比較的高級車が停まる凍てついた駐車場の下は結構秘密結社的な賑わいであった。驚いたことに四代目のクノール氏がお相手をしている。ある意味、可也の力に入れようなのである。そして、その只で振舞われたマグナムビンの数々で雰囲気は大変盛り上がっていた。
先ずは、2009年からヴァッヘンハイマー・オルツヴァイン、ゲリュンペル、2003年ゲリュンペル、2004年ペッヒシュタイン、2002年ペッヒシュタインと通を唸らせながら、はじめての出会いを演出する憎い選択であった。招待したラインヘッセンのワイン農家の娘にはヴァッヘンハイムの新鮮なそれが気に入ったようであるが、その旦那には2003年のぺトロール臭が最後まで気になったようで何回もお替りしていた。しかし、2002年のペッヒシュタインが燻製魚にとても良さそうだとの合意も出来て、とても有意義な試飲が出来た。ちょっとしたおつまみも只で振舞われて、如何にこの醸造所が高額のワインを販売していてもその価値を偽っていないことを十分にその気前の良さから堂々と示していた。
書き忘れていたが、少し塩辛い鳩の胸肉には、レープホルツの雑食砂岩のリースリングSがとても素晴らしいことも分かって貰えた。会長私設秘書としてのお役目は果たせたと思う。