Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

福島の最終作戦に固唾を呑む

2011-03-12 | アウトドーア・環境
連邦共和国の日本での津波・原発事件への正式会見が中継された。背景には、フクシマのメルトダウンの危機に面して、選挙中の地方選挙に大きな影響を与える政治状況がある。シュツッツガルトでは、郊外から丁度フクシマの非難地域の直径に当たる42KMの人のチェーンが出来上がり、脱原発を強くアピールしたようだ。丁度、広島への原爆投下に対して、ルートヴィヒスハーフェンなどでも投下当時、敗戦の市民がアピールしたそのときと同じである。日本人はなぜいつも同じようなことをしているのだろう?懲りない国民である。

連邦政府は、友人として被災者へのお見舞いと全ての援助を惜しまないと改めて繰り返して、原発大国である高度な技術を要する日本の原発事故に学ばなければいけないと、自然科学博士であるメルケル首相は強調した。脱原発の稼動中の炉の使用延長での議論にもう一つ踏み込んだ見解で、あくまでも暫定的なエネルギー政策として安全性を第一に考えるべきだと政府の政治姿勢を明らかにした。

相変わらず、最新の情報を元にしても予断を許さない状況のようである。IAEAの訪日が来週に予定されているようだが、現在の海水による冷却処置は日本の原子力技術者がとれる最終作戦に違いない。

原発事故スカラー4、チェルノブイリは7であった、まだ三段階ある。そもそも環境を重視していれば海水を汚染することなどないのである。黒沢明監督のオムニバス映画「夢」を思い起こしている。
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東京への旅行を控えるように

2011-03-12 | マスメディア批評
最新の日本政府の会見によると、核燃料が自由空間にはないとされた。先ずは高い放射線汚染は起こっていないと言うことである。

一方、ドイツ連邦共和国は不要不急の東京への旅行を控えるようにと指示を出した。今後に最悪の事態を考えてのシュミレーションがなされている。

それによると、数多くある炉の一つがコントロール不可になったときに、同じように他の炉も冷却に失敗して臨界状態として更なる燃料が自由空間に散って、放射線被害が広がるとされている。

その時点で、天候や風向きにもよるが東京も含めて千キロに放射能被害が起こる。しかし、チェルノブイリの場合は黒鉛型なので燃えて灰となったが、今回の水蒸気型の場合はドイツへの影響は限定的となる。以上、車の中のラジオやTVでの報道である。
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東電は真実を隠している

2011-03-12 | アウトドーア・環境
こういうのが独第二放送でのコメントである。CNNのロイターでの爆発の瞬間の映像を見るべきだ。

政府は、デマゴーグを批判する前に、危機管理とコムニケーションに留意すべきである。信用できる情報がないからデマゴーグとなるのです。日本のメディアはやはり信用できない。

日本国民は馬鹿だと、政府は考えているのだろう。馬鹿な従順な教育をしていてもである。管理されたガス抜きで、けが人が出るほどの崩壊するほどの、あれだけの蒸気が一挙に噴出す筈が無いと言うのが常識的な感覚である。菅総理、あなたの市民的な感覚でこの危機を政治的に決断するときです。

政権がかわっても、秘密主義がかわらないのは「原子力安全・保安院」とか協会の会見を見れば一目瞭然である。昨日からドイツではその日本の決定機構と危機管理力で最悪の事態を避けれないだろうと予想されていた。残念ながらその通りになった。

午後になればIEAEなど国際機構が日本政府にかわって表舞台に出てくるだろう。

スリーマイル、チェルノブイリ、フクシマダイイチ、ダイニ?。
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