Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

旬の音楽を格安で発注する

2011-03-06 | 生活
また自棄買いをした。恒例のCD購入である。自動車クラブの機関紙に三月は送料只と載っていたので、この四半期の割引を使っていないことを思い出した。ネットのサイトに行くと送料が加算されていたので、機関紙を改めて捲って探すとやはり送料無料になっている。なるほど割引クラブ会員番号を入れると6ユーロに加えて送料の2.99ユーロが引かれた。合わせて8.99ユーロの割引である。

この価格ではCDが二枚十分に買える。もし三月に購入しなかったら二枚分捨てたことになるのである。

さて、探してみると流石にクリスマス前とは様相が違っていて、何よりもヘルヴェッヘ指揮のバッハシリーズの安売りがヒット商品になっている。カンタータも購入を考えたのだが、それならばまだ次の機会にも残っていると思い、旬の商品を中心に探した。

昨年の今頃、マタイ受難曲を購入していて、ヨハネ受難曲は録音の前後に実演で聴いていながら、所有していなかったので、カンタータ付きで三枚組みを購入した。丁度七旬節など向きのボックスとなっている。これで同曲のCDはコープマン指揮のものに続いて二つ目である。

復活祭のオラトリオは既に購入していて重なるのでこれは先ずは除外する。そこで、もう一つのヒット商品としてヘンデルのオペラセーリアを見つけた。マンコスキー指揮ルーブルの楽団のオペラ「ガウラのアマディージ」で、試聴するとイタリアオペラの雰囲気が良く出ていて良いと思った。手許には、ヤコブス指揮「ジュリアス・シーザー」などがあるがなかなかオペラセリアを愉しませてくれるヘンデルのプロダクションは少ない。1990年前の録音であるから、御馴染みのリュリシリーズよりも以前のものであり、なかなか力の入った制作のようである。

こうして注文となると最低重ならないように手許にある商品の中身を確認するのである。するとまだまだ十分に聞けてない状況を思い知らされるのである。やはりシリアスな音楽は楽譜片手に勉強しようがしまいが、集中して当たる時間が必要でなかなか特にオペラとなると聞き込むまでにはなかなか至らないのである。精々、新しいCDが来るまでに気になるものを改めて通して聞いてしまいたいと思うがなかなか難しいだろう。

さて、割引が利く金額までにもう一つ購入のCDは、大分以前からリストに入れていたハインリッヒ・シュッツ作曲の最後の「白鳥の歌」と呼ばれている詩篇につけた曲集である。これがまたなんとも渋い燻し銀のような作曲のようで、最終選考で何度か購入外に漏れていたものである。これはヒリヤードアンサムブルの録音で漸く見切りをつけて注文した。

〆て全七枚のCDで28,97ユーロとなるから、一枚あたり約4ユーロである。マルクに換算しても8マルクしないから悪くはない。
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腰痛に、その原因を想いながら

2011-03-06 | 雑感
腰が痛み、喉がいがらい。ワインの効用か寝起きは良かったのだが、夜中何度かこの二つをベットで思い知らされた。原因は水曜日の悪いインフルエンザ混じりの空気と、金曜日のマグニシウムの雪と安全ベルトで吊るされた影響であろう。昨年の秋も空気マットで寝ていて腰板がどうしようもなく酷かったが、原因は安全ベルトにもあるようだ。現在使っているロックエムパイヤー社のXLのものは既に二十年近く古いものとなるが、ぶら下がると逆海老型に腰が曲がるような感じで可也具合が悪い。今までは墜落時や懸垂下降時に使えればそれでよかったのだ。しかし、本格的に空中に放り出されたり、積極的にぶら下がったり、長い中空での懸垂下降には向いていなかった。

老朽化で滑落時にもそれでは駄目だと言われたので購入リストにも入っており、実際にぶら下がって作業したり休んでいると直に苦しくなるだけでなく、腰痛の原因になっているとすれば由々しきことである。底の薄いクライミング用の靴で歩き回っているのが原因かとも考えていた。

少々の投資で腰痛の恐怖から開放されるならば何よりである。それが安全ベルトが引きちぎれる悪夢から開放されて、ぶら下がっていても苦しくならないベルトならば良いのである。
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