Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

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腕力で無しに知力で

2012-11-30 | アウトドーア・環境
シーズン十一日目はまずまずであった。初心者が前回の満足感を保ちながら休みとなったので、相棒の町医者対応となった。前々回の手法を推し進めて、彼の緑の領域から少し黄色を探ってみた。

新しい石が組まれていた細い壁がリード向きになっていたので、そこから始めた。評価の声は四級マイナスである。身体を温めるには良い課題である。しかし登ってみると結構ややこしくそれほど容易ではなかった。次の五級マイナスもその予想に違わず、所見としては五級以上の印象であった。その証拠に相棒は綺麗にクリアーするのは難しく、五級プラスの参考評価と書き込んだ。横にある六級マイナス評価予想のところはそれからすると可也厳しいので後回しとした。

それに続いてオヴァーハング帯へと向かう。昨年と同じ石の場所であるが大分こちらの上り方が変わって来ているので印象も大分違う。要するに頭に手掛かり等を刷り込んでのダイナミックな登りから、まるで戸外で初見でこなすようにじっくりと足場を確認しながらの登りである。勿論レッドポイントを目指すものではなくて、ザイルにぶら下がって休みながらなのであるが、手の使い方やクローズの姿勢が上手になっているので、全く疲れずに登り切れた。昨年は一発勝負のダイナミックな上り方をしていたのであるから、オヴァーハングでこうしたスターティックな登り方が出来るようになると外壁でも初見で登れるようになるのも近い。余談であるがダイナミックと安全にリードすることを勘違いしている女性が多いのである。

六級マイナスに相当するのでオヴァーハングは力勝負とまだ勘違いしている腕力自慢の上半身裸の相棒は上部でボロボロになって厳しいとこぼしていた。腕力や身軽さで内壁のオヴァーハングの練習をしていてもいつまで経っても技術が身につかないであろう。オーヴァーハングこそぶら下がるのとは正反対で、左右斜めへとの体重移動とツッパリなどが重要となるのは、一般的なオヴァーハングの手掛かり足掛かりの現実を考えれば十分であり、実際に良い室内壁はそのように石が設定されている。最近伸ばした腕の肘関節以上に足がとても疲れるのはそうした反対方向の力を利用しているからであり、更にオヴァーハングでこそ下半身を使い切らなければいけないことが分ってきた。

そして少し長い五級のルートを初見で登った。新しく石が設定されたところで、右へと乗り移るところが中空になっていて態と次のカラビナまで遠くしてあり、手掛かりが大きめになっている。その部分だけならば四級でも良いのだが、その上がまだある。流石にこれは相棒の青信号領域なので力を使い果たしたといいながら上りきった。

最後に六級の垂壁を登って貰ったが、前回よりは良くなったが、半分ぐらいまでしかまともに登れずに、手掛かりが小さいから登れない印象を持っているようである。正しく、腕力では無しに体重の移動で知力で登らなければいけないのだが、少々腕力に自信があるばかりに頭が廻らないのである。花崗岩で練習すれば直ぐに改宗する必要を感じるに違いない。



参照:
闖入する手習いの町医者 2012-11-18 | 生活
背後で視線を感じながら 2012-11-10 | 雑感
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