Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

ボルダーでウォーミングアップ

2012-11-09 | 生活
水曜日は冬シーズンの三日目であった。ボルダールームから始めた。コツが徐々に分ってきたので昨年のように手首を逝かすような無理な体勢はとらないでも幾つかは掴めるようになって練習できるようになってきた。やはり練習方法が正しい証明だろう。

初心者には垂壁でウォーミングアップ代わりに横ばいで練習して貰うが、やはり体重移動が身についていないので、十分に乗り移る姿勢が出来ていない。嘗てゲレンデの岩場の下の裾を伝ったように基本練習には間違いなさそうである。相撲の四股ではないが左右に体重移動や加重が出来るようにならないと、垂壁においても手掛かりの向きを活かした的確な乗り込みが出来ないに違いない。

初心者指導をしなければ分らないことが幾つも分ってきて、自らそれをデモンストレーションしたりしているうちに、身体が自由に使える範囲が広がって、とても技術的に多彩になっていることを実感している。

オーヴァーハングでフィニッシュしてそれからストレッチ運動を兼ねて初心者壁で上下してくるまでの間、三時間ほどを途中で入れ替わる二人の者に相手して、最初から最後まで練習しても、筋力などはあまり疲れないのである。なるほどまだまだ序盤であり、それほど難しい場所を頻繁に登っているのではないが、昨年の上限程度のところは比較的楽に登っているのである。

決して身体の柔軟性やその他の機能が向上したとは思わないのであるが、明らかに基本技術から上級技術までが精妙になってきていて、極限まで腕力の使い方が効果的になってきている。そのお陰で、クライミングホールで三時間も登っていることが出来るのだろう。

さて当の初心者は今月の25日にロープをリードするワークショップに参加するので、それまでに身に着けて貰うものもあり、その後は実際にリードして登って貰うようにしたいのである。しかし、それは決して容易な目標ではないのをこうして改めて知ることとなる。

既にそのワークショップにて課題となるロープのカラビナへの掛けかたやポジション取りなどは、特に後者は外したり賭けたりすることを後続でもクライミングダウンでも遣って貰っているので問題は無いのだが、基本となる簡単な場所を確実に登るようにまだ為っていない。精々四級マイナスを確実にして貰いたいのだが、体重移動や加重などがもう一つ身についていないので難しいのである。クローズで登り降りする練習は大分したのだが、それに加えて凹角でのツッパリやら左右への大きな乗り移りを重点的に練習して貰わなければいけないに違いない。

昨晩の疲れは筋肉痛としてではなく眠気として残っていたので、パンを取りに行く序に13分ほど走った。途中珍しく猟師のジープに出会った。タイムは余りよくなかったのだが、走れる余力を残しながら登りでの足取りが確りしてきている。爪先立ちが身についてきたのと、太ももの贅肉が取れて動きが良くなってきているようだ。同じように脇腹が大分筋肉質に為ってきている。これで能力が上がってきていなければ余程間違ったことをしているに違いない。



参照:
ちまちましこしことした競技 2012-01-19 | 雑感
七級庇越えの筋肉痛解し 2011-11-20 | 生活
直ちに健康に影響が出る 2012-03-14 | 生活
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