Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

あれこれと今年の身辺整理

2012-11-07 | 生活
なぜか身近なことしか、最近は記せない。運動ばかりしていると頭が空っぽになると書いたが、そうした影響もあるのだろう。喉が腫れぼったく風邪気味であったり、寝床に入ると読んでいる本を直ぐに落としてしまうような状況は変わらない。

またこの時期になって、寒暖を繰り返す暖かくなる局面でリースリングが美味くてたまらないのもその原因である。また風呂上り後の缶のヴァイツェンビーアのパアウルスラーナーが美味いのだ。なるほど日本では風呂上り後のビールなどと言うのがあったと思い出したが、そもそもビールは基本的に買わなく風呂に入るのも限られているから余計に美味く感じる。

年末から年末を越えてのことが色々と気になる時期であるが、なんとか乗り越えられそうだとなると、死の月と呼ばれる陰鬱な十一月もそれなりに楽しめるようになるから不思議である。

最近枕元にある本は二冊ある。二部に分かれた水木しげるの「妖怪辞典」のフランス語版と先日序に購入したトーマス・マンの「ファウスト博士の成立記」である。前者はフランス語の勉強を兼ねた読書なのだが、これが結構我々初級者には難しく感じるのである。

先日購入したゲオルク・モスバッハー醸造所のヘアゴットザッカーをリースリングのニコゴリに開けた。地所特有の風味や柑橘系の味は食事に酢橘を添えるような香味を加えて、それほど精妙ではなくてもベークドポテトとすこぶる相性が良い。

これを書きながら、今晩の鶏飯前に、同じ醸造所の2008年産ハーネンボェールを開けて、アペリティフとしている。これまた完全に糖が飛んだようで、純粋に2008年の華やかな酸が楽しめると同時に石灰土壌特有のまったりとしたミネラルが楽しめる。この賑やかな酸があるからこそ決してもったりとしない。これは価格も格安でリースリングファンには買いだ。

漸く2010年度の税金の還付はあったが、まだ2011年度の申請が済んでいない。公認会計士のサボタージュである。



参照:
2012年の特徴と成果 2012-11-04 | 試飲百景
リハビリのパラフレーズ 2012-06-21 | 生活
キタロー、履き違えじゃ 2012-03-08 | 文化一般
コメント
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