なんだかんだと忙しい週の始まりだった。なによりもラップトップが壊れてしまったので急いで注文しなければいけなかった。十年以上の古い製品であり、一昨年ぐらいからディスプレーのヒンジが一つ壊れて、閉じる事の出来ないノートブックとして、旅行に持ち出すにも骨が折れていた。
そうして騙し騙し使っているうちに、もう一方のヒンジも同じように剥がれてしまったから、騙しようが無くなった。それでも瞬間接着剤を惜しみなく使って応急処置をするが、一人立ちすることが難しいディスプレーの重みで完全にディスプレーが本体から剥がれてしまうのも時間の問題だろう。
だから急いで注文したのだが、PCのそれもラップトップの世界で十年以上となると殆ど世紀が異なるようなものである。途中に自分自身が使うものではないものを選択したりして、幾らかは現在の仕様は分るのだが、それから二年も経っているとまたまた時代遅れになっている。いづれミニノートブックやタブレット購入の必要性を感じているものだから、今回選択するラップトップにはそうした軽便性は求めなかった。
だからそれほどの支出を覚悟しないでも、そこそこ特に冬のお篭りの間に寝室で使えるものとして、旅行などを考えずに据え置きノートブックとしての使用を前提とした。そのような使用目的から、なによりもWLANの感度が良いことも求められて、現在の富士通ジーメンスがヒンジだけでなく中々繋がりにくくなっている面もどうしても解消したいのである。
その他USBを中心に最新のPCを購入する限りは、他のデジタル機器と連結する性能も重視した。同時にあまりにもディスプレーに恵まれていない環境から大きなディスプレーを導入する必要もあった。大きさは15インチを選択するが、十分な解像力は予算からすると難しいことも分っている。その一方で、拾ってきたVIDEOやインターネットのマルティメディアを十分に鑑賞できるだけの性能は欲しい。
そうした思考過程で選択肢にのぼってきたのは中共製のリノヴォである。韓国勢を除くと比較的話題になるのはIBMのシィンクパッドの流れがあるようで、その後継のシリーズは人気がある。それでももう一つマルティメディアよりの商品が欲しいのでエッジと呼ばれるシリーズから様々なテスト報告や仕様を研究した。価格も698ユーロ見当でインテルのCi5がついているものをを購入できることも分り、注文する予定でいたが、最後に他のメーカーと比較して心変わりした。
やはり中共製はそれほどずば抜けて安いわけではないが仕上がりがあまりよくなくて、使い難く、持つ楽しみが一切無いことが分ってしまった。なるほどこの価格帯で高級感を求めるのはお門違いであるが、なにも無理してマッキントッシュを購入する必要も割高の商品を購入する必要も無いのだが、中共商品にはそのコンセプトなど全く不可解な点が多すぎる。そもそもPCなどは上手く部品を組み合わせて品質管理をすることがブランドの仕事なので、その点からすればやはり中共製品は未熟過ぎる。
ヒューレットペッカーも事務用品もいくつか使ったが、これもプラスティックの形成など怪我を恐れずに使うべきものが殆どであまりにも仕上げが悪すぎる。ロシア製よりは少しは良いのかもしれないが、米国製品の中でも大きな差があるのは経験上分っている。
さて、最後の比較として急に登場してきたのが、期もせずに富士通の商品であった。てっきり高価な商品しか見つからないだろうと思っていたのだが、確りとリノヴォに対抗する商品を出している。そこから同じようにライフブックと呼ばれるシリーズに白羽の矢を立てた。そうして探しているうちに旬のクリスマス商戦向きの商品に出くわした。
デザインの基本は、壊れた十年前の商品とあまり変わらないが、最新の商品はその特徴であったアルミの枠を外して、最近流行のピアノ板タッチの指紋で汚れやすいプラスティック性になっている。価格は可也押さえられているがそれなりに家内道具としてさまになるように作られていて、汚れていないうちは写真を見る限りはキーボードなども美しく並んでいる。
性能もリノヴォの最新のものには適わないようだが、64BITシステムで価格も安くなによりもそのコンセプトや仕上げが明確で気持ちが良い。それになんと、「メードインジャーマニー」が謳い文句となっている。
実際は組み立てだけにしても、「メードインジャーマニー」などは求める術も無いとご時世で、逆に白物家電などでは自国製製品と銘打って高価に販売されている。基本的には全てはシナからやってくるのだが、勿論富士通も失脚した薄熙来が招致したように重慶などの工場で作られているわけで、まさかドイツ製とは思ってもみなかった。
参照:
下卑た振る舞いの日本人 2011-05-05 | 雑感
棒にあたり牡丹餅が落ちてくる 2010-08-28 | テクニック
そうして騙し騙し使っているうちに、もう一方のヒンジも同じように剥がれてしまったから、騙しようが無くなった。それでも瞬間接着剤を惜しみなく使って応急処置をするが、一人立ちすることが難しいディスプレーの重みで完全にディスプレーが本体から剥がれてしまうのも時間の問題だろう。
だから急いで注文したのだが、PCのそれもラップトップの世界で十年以上となると殆ど世紀が異なるようなものである。途中に自分自身が使うものではないものを選択したりして、幾らかは現在の仕様は分るのだが、それから二年も経っているとまたまた時代遅れになっている。いづれミニノートブックやタブレット購入の必要性を感じているものだから、今回選択するラップトップにはそうした軽便性は求めなかった。
だからそれほどの支出を覚悟しないでも、そこそこ特に冬のお篭りの間に寝室で使えるものとして、旅行などを考えずに据え置きノートブックとしての使用を前提とした。そのような使用目的から、なによりもWLANの感度が良いことも求められて、現在の富士通ジーメンスがヒンジだけでなく中々繋がりにくくなっている面もどうしても解消したいのである。
その他USBを中心に最新のPCを購入する限りは、他のデジタル機器と連結する性能も重視した。同時にあまりにもディスプレーに恵まれていない環境から大きなディスプレーを導入する必要もあった。大きさは15インチを選択するが、十分な解像力は予算からすると難しいことも分っている。その一方で、拾ってきたVIDEOやインターネットのマルティメディアを十分に鑑賞できるだけの性能は欲しい。
そうした思考過程で選択肢にのぼってきたのは中共製のリノヴォである。韓国勢を除くと比較的話題になるのはIBMのシィンクパッドの流れがあるようで、その後継のシリーズは人気がある。それでももう一つマルティメディアよりの商品が欲しいのでエッジと呼ばれるシリーズから様々なテスト報告や仕様を研究した。価格も698ユーロ見当でインテルのCi5がついているものをを購入できることも分り、注文する予定でいたが、最後に他のメーカーと比較して心変わりした。
やはり中共製はそれほどずば抜けて安いわけではないが仕上がりがあまりよくなくて、使い難く、持つ楽しみが一切無いことが分ってしまった。なるほどこの価格帯で高級感を求めるのはお門違いであるが、なにも無理してマッキントッシュを購入する必要も割高の商品を購入する必要も無いのだが、中共商品にはそのコンセプトなど全く不可解な点が多すぎる。そもそもPCなどは上手く部品を組み合わせて品質管理をすることがブランドの仕事なので、その点からすればやはり中共製品は未熟過ぎる。
ヒューレットペッカーも事務用品もいくつか使ったが、これもプラスティックの形成など怪我を恐れずに使うべきものが殆どであまりにも仕上げが悪すぎる。ロシア製よりは少しは良いのかもしれないが、米国製品の中でも大きな差があるのは経験上分っている。
さて、最後の比較として急に登場してきたのが、期もせずに富士通の商品であった。てっきり高価な商品しか見つからないだろうと思っていたのだが、確りとリノヴォに対抗する商品を出している。そこから同じようにライフブックと呼ばれるシリーズに白羽の矢を立てた。そうして探しているうちに旬のクリスマス商戦向きの商品に出くわした。
デザインの基本は、壊れた十年前の商品とあまり変わらないが、最新の商品はその特徴であったアルミの枠を外して、最近流行のピアノ板タッチの指紋で汚れやすいプラスティック性になっている。価格は可也押さえられているがそれなりに家内道具としてさまになるように作られていて、汚れていないうちは写真を見る限りはキーボードなども美しく並んでいる。
性能もリノヴォの最新のものには適わないようだが、64BITシステムで価格も安くなによりもそのコンセプトや仕上げが明確で気持ちが良い。それになんと、「メードインジャーマニー」が謳い文句となっている。
実際は組み立てだけにしても、「メードインジャーマニー」などは求める術も無いとご時世で、逆に白物家電などでは自国製製品と銘打って高価に販売されている。基本的には全てはシナからやってくるのだが、勿論富士通も失脚した薄熙来が招致したように重慶などの工場で作られているわけで、まさかドイツ製とは思ってもみなかった。
参照:
下卑た振る舞いの日本人 2011-05-05 | 雑感
棒にあたり牡丹餅が落ちてくる 2010-08-28 | テクニック