Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

自己記録樹立の環境

2013-07-02 | アウトドーア・環境
自己記録を樹立した。峠まで2966歩、19分で駆け上った。歩数も3000歩を十分に下回った。途中の通過地点が分らないほど急いで走ったのも事実である。決して体調は良くはなかったのだが、腰の張りを最初に感じただけで後は腕もよく動いた。但し降りは通常通りで、駐車場に戻ると5026歩、33分で凡庸であった。しかし初めて30分を切れる可能性を自覚した。降りに時速18KMほどで飛ばすスピードを身につければ大きな目標が達成できそうである。

さて肝心の登りは、なによりも気象条件と気温が後押ししたように感じた。前日の疲れは、精神的にもあり、それを振り払うのも目的だったので頑張りが効いたような物である。なによりも快調な走りの割には心肺機能への負担が少なく楽しめて走れたのが嬉しい。これならば、また挑戦してもよい気持ちになる。それを降りに如何に引き継ぐかが課題であるが、かなり本格的に走らないことには、登りの倍近くの早さにはならないであろう。

それにしても昨年と同じく同じ時期にこうして早く走れるようになるのも面白い。正直な話、新しい靴と新しいショーツで昨年以上に早く走れなかったらどうしようかと思っていたのだ。これだけ走り易くなって、以前よりも早く走れないとなるともはや体力が落ちてきていることになるからである。更に虫歯もなくなっている、これだけ走る習慣をつけながら成果が出るどころか退潮しているとすると病気としか思われないからである。

それにしても朝は涼しく、摂氏17度ほどで、午後も室内は半袖半ズボンでは寒いぐらいであった。スポーツにも知的労働にも文句無しの乾いた気候である。これだから日本で一生を送ると損をすると思ったのである。それにしてもこれほど運動を習慣とした事は十代にもなかった。漸くに三年ほど前に見かけた八十ぐらいの爺さんに勝つことが出来たようだ。少なくともその足取りの速さで、しかし六十位のおばさんの走りに勝っているかどうかは分らない。

連邦共和国の統計結果によるとドイツ人の日常の運動習慣は可也上昇しているようで多くの人が平素から運動するようになっていると言う。勿論その背景には、そうした余暇の時間が取れるということと、スポーツ市場を牽引する連邦共和国のその消費を支える経済力という真の豊かさへと近づいてきている証拠かもしれない。要するに社会の自由度こそが豊かさと健康の指標なのである。



参照:
雑食砂岩で新しい靴を試す 2012-05-14 | アウトドーア・環境
とてもちぐはぐな一週間 2012-05-19 | 生活
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