今回のスキーツアーも昨年のフランケンジュラでのクライミングと同じようなことになった。やはり膝と脚の捻挫はきつかった。何とか登れたが、全く滑れなかった。それでも無理してでも全力を絞って登ってしまえるので何とか降りて来るのが大変だった。こんなことになるとは考えてもみなかった。
それぐらいに歩けたのは逆に凄いことだと我ながら思う。足首が固定されていて、技術もある程度身についていて、上半身も上手に使えるので、体力がとても要る。だから二日目はこの五年感じたことが無いほどにバテバテになった。一時は頭から血が失せそうになった。肺に無理に酸素を取り込んでも、全く効果が無かったのも初めてで、殆ど高高度を登っているような感じさえした。
登り初めの沢部分で陽射しが強く完全に汗を掻いたので、それが冷えたのもあまりよくなかった。まるで日本の冬山を思い出すようなベルナーオ―バーランドだった。振り返れば、前夜の山小屋が満杯でストレスもあったのと、早朝にトイレの序にシャワーを浴びて、二度寝をしたのも悪かったのかもしれない。どちらかというと人混みに酔ったのだろう。兎に角、意識薄弱になりそうなバテ方で、心肺機能には全く堪えなかったのも不思議だった。
そして下りになると、前日はあまり気にならなかったのだが、頂上直下から厳しい分厚い固い層の雪のためもあったが、直ぐに左足首を捩じる動きが入って駄目になった。そのあとは何とか降りていくだけで一杯だった。その傾向はどんどん悪くなってきた。
それでも登るのは出来るものだから三日目も頂上まで登ってしまえて、それも決して悪くはないペースで三人の二十歳代と登ってしまえるので、余計に下りに困り果てた。確かに日頃の鍛錬の成果が出ているのだろう。足さえ普通に使えれば今までにないペースで登れる可能性があることすら感じたぐらいだ。
通常ならば、苦労して登って、後はお楽しみだけで素早く滑ってしまうだけなのだが、どうにもならなかった。林道を下るのさえ厳しく、直滑降も真っ直ぐ走れないのである。こんな思いは、スキーを始めて最初の一週間ぐらいにしか感じたことが無い辛さであった。歩く方が早いぐらいだった。
スキー靴の中でどうしても捩じる動きが働いていて、それどころかどちらのターンも引っかかるようになってきて、左足どころではなくなって来たのだった。息が上がる、登りではない様に息が上がるのだ。全く苦行でしかなかった。流石に最終日はお休みにした。二日目はリーダーの数学屋の兄貴が難しい雪面で右足を挫いて、丁度足を左右入れ替えようとなったが、どちらがどちらの足をもらうかが問題だった。
参照:
怪我後初めてのジョギング 2016-02-19 | 生活
塚原サルト崩れの謝肉祭 2016-02-10 | 暦
それぐらいに歩けたのは逆に凄いことだと我ながら思う。足首が固定されていて、技術もある程度身についていて、上半身も上手に使えるので、体力がとても要る。だから二日目はこの五年感じたことが無いほどにバテバテになった。一時は頭から血が失せそうになった。肺に無理に酸素を取り込んでも、全く効果が無かったのも初めてで、殆ど高高度を登っているような感じさえした。
登り初めの沢部分で陽射しが強く完全に汗を掻いたので、それが冷えたのもあまりよくなかった。まるで日本の冬山を思い出すようなベルナーオ―バーランドだった。振り返れば、前夜の山小屋が満杯でストレスもあったのと、早朝にトイレの序にシャワーを浴びて、二度寝をしたのも悪かったのかもしれない。どちらかというと人混みに酔ったのだろう。兎に角、意識薄弱になりそうなバテ方で、心肺機能には全く堪えなかったのも不思議だった。
そして下りになると、前日はあまり気にならなかったのだが、頂上直下から厳しい分厚い固い層の雪のためもあったが、直ぐに左足首を捩じる動きが入って駄目になった。そのあとは何とか降りていくだけで一杯だった。その傾向はどんどん悪くなってきた。
それでも登るのは出来るものだから三日目も頂上まで登ってしまえて、それも決して悪くはないペースで三人の二十歳代と登ってしまえるので、余計に下りに困り果てた。確かに日頃の鍛錬の成果が出ているのだろう。足さえ普通に使えれば今までにないペースで登れる可能性があることすら感じたぐらいだ。
通常ならば、苦労して登って、後はお楽しみだけで素早く滑ってしまうだけなのだが、どうにもならなかった。林道を下るのさえ厳しく、直滑降も真っ直ぐ走れないのである。こんな思いは、スキーを始めて最初の一週間ぐらいにしか感じたことが無い辛さであった。歩く方が早いぐらいだった。
スキー靴の中でどうしても捩じる動きが働いていて、それどころかどちらのターンも引っかかるようになってきて、左足どころではなくなって来たのだった。息が上がる、登りではない様に息が上がるのだ。全く苦行でしかなかった。流石に最終日はお休みにした。二日目はリーダーの数学屋の兄貴が難しい雪面で右足を挫いて、丁度足を左右入れ替えようとなったが、どちらがどちらの足をもらうかが問題だった。
参照:
怪我後初めてのジョギング 2016-02-19 | 生活
塚原サルト崩れの謝肉祭 2016-02-10 | 暦