Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

録音の準備の週末

2016-11-13 | 生活
久しぶりに走る。月曜日に頑張って以降、天候も悪く時間も無く、休んでいた。間隔があいて外気温が摂氏一度となると億劫以外の何物でもない。思い切ってパンツだけは脱いで、走り始める。沢沿い往復も落ち葉が濡れていてあまり気持ちはよくないが、十分な初速でそのまま何処まで行くかに関心が向かった。結局最初の登りまでは時速10㎞を守った。それからが辛かった。折り返しから反対方向に若干の下り勾配が飛ばせなかった。前回は少しは飛ばせた区間である。そのあとは我慢我慢で23分23秒なので、そろそろ記録の連鎖もこれで終わりかなとも思う。気温が下がり過ぎる。それでも汗を掻くと体調が好転して11月の憂鬱を吹き飛ばせる。

日曜日午前中のORFの録音準備をした。ノートブックの状況だけでなく、キャストも含めて大分環境が変わっていて、何をどのようにすれば最も良い結果が得られるかは試してみなければ分からない。先ずはインストールしたばかりのクロームブラウザを開くがサイトのメニューをクリックすると直ぐにおかしなものが開いてくる。そのアドレスにRUがあったので何処から紛れ込んできたかと心配になった。結局消去して再稼働させてから違うグーグルのアドレスからDLしたものでインストールすると綺麗に使えるようになった。決しておかしな場所から落としていた訳ではなく検査済みのサイトからのものだったが、どうも今はサーヴァー自体が感染しているようだ。念のために再三に亘ってディフェンダーを回しておく。

録音のためのドイツ製ソフトはDSと呼ぶDDコンヴァーターから録音するものであるが、キャストの整備をしてあるので、録音しながらキャストが流せるか、またクロームの排他独占がどのように働くかなどのテストをする。先ずは排他がどのように働くかを確認する。

先ずはキャストをしながら録音可能かどうかを確かめる。結論からすると、クロームキャストの場合は自動的にスピーカーへの出力が切れるために録音が出来なかった。メモリが動いていたのは挙動の不審なダイナミクスからマイクロフォンを録音していたと分かった。そのような形がPCのデフォルトとなっていてこれも驚かされる。そこで特別にインストールした「PCスピーカー前段からのキャスト」を使って、それが録音可能かどうかを先ず確認した。そして録音可能なので、要するにその録音ソフトはスピーカーの前段つまりDAの前あたりで録音入力しているのが分かる。逆に言うと、スピーカーの音を止めてもこうすることで、つまりキャストで送り出してしまうことで初めて録音可能となるので、丁度キャスト前で録音入力していることが分かる。今まではスピーカーの音をミュートにすると録音不可だったのがキャストすることで、同じようにミュートしても録音可能となったからである。

その次にクロームの排他性を審査する。録音可能となったのは排他コマンドを与えないで、スピーカー前の音をキャストする時だけであった。その時に時間差で早くなるPCのスピーカーをミュートにしても全く問題がなかった。しかしクロームキャストとするとPCスピーカーと同時に録音入力も止まる。また排他にすると録音は可能だが、スピーカー前のキャストは不可能となる。それをクロームキャストに切り替えると今度は録音が出来なくなる。つまり入力は上流から下流に、クロームキャスト、録音ソフト、キャストの順序となっているのが確認出来た。

序ながら音楽プレーヤーフーバー2000をインストールし直してよりよく理解するようになった。それどころか懸案のISOファイルを再生して同時にキャストする方法が見つかった。今までは所謂ネーティヴDSD再生というそのままUSB経由でDACにDSD信号を送っていたので、当然のことながらWASAPI排他となっていたのでキャスティングの入力が不可能だった。しかし今回はWASAPIを使わずにそのままPCスピーカーで流す方法で、つまりPCM化するDSDプロセッサープラグインで再生が可能となった。それはタブレットでの再生と同じだが、ここではアップサムプリングを352.8kHzまで効かせることが可能となる。REALTEKの入出力もスタディオ規格の最大限に設定しておく。兎に角、ダウンサムプリングなどになっていたら直ぐに耳で気が付く。少なくとも私のDACにおいては議論の余地がないアップサムプリングHiFi効果である。これにてキャストの使い方としては全てを網羅した。



参照:
経験のトロイの馬 2016-10-27 | 雑感
一皮剥けるキャストオーディオ 2016-10-21 | テクニック
コメント
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