Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

C:ディレクトリーの清掃

2018-10-26 | 生活
毎年恒例の冬籠りの準備を進めている。長袖シャツへの移行も今年は進めたい。昨年までのシャツも破れて遺棄した一方少なくとも二着のシャツは準備出来ているからだ。この冬の為に古着を貯めたようなものだ。

既にNASストレージ導入の意向は言及した。それによるノートブックの一年延命の可能性を再度点検した。たとえD:ディレクトリーを掃除してもWIN8のシステムを入れてあるC:を整理しないことには延命が難しくなるからだ。D:が空けばそちらに移動も進めれるとしても限界がある。そこでC:ディレクトリーを掃除した。

結果、残り39Gほどだったのを53Gまで回復させた。主にTempファイルの消去だったが、この冬まで苦労していたAndoroid接続のADB関連プログラムを消去して更に5G以上稼いだ。これが大きかった。確かその作業をする前の一年前は60G以上空きスペースがあった筈だ。これでもう一年このノートブックを使い続ける前提条件の一つを満足させた。これだけ余裕があれば少々大きなプログラムでも動かせる。別けてあるDディレクトリーの方も80G程しか残っていない。こちらの方はストレージを買えば完全に清掃可能となるが、大きな動画を一つ二つ動かすだけでも余裕が出る。

音楽若しくはDAC専用にした小ノートブックの方は、ffmpeg変換を導入して無線でのハイサムプリング化つまりグラスファイバー水準に合した96kHz化にも成功した。またAudaciousによる32Bit化も組み合わせられる。但しそちらの方向での耳辺りの良さは奇しくもMP3などのエンコード効果にも似ていて原音再生方向とは異なることにも気が付いた。なるほど空気感が広がるとその音の発振の実態感が薄れる傾向にあるのも感じられた。嘗てのオーディオ用語で言いかえると、臨場感と定位感となるのだろうか?要するにリサムプリングでは高音域への伸びが全域でのバランスを崩させるような印象である。これで映像を除く音響は自由自在になった。録音も問題ないと思うが一度試してみて音質の相違を審査したい。録画を試みるかどうかはまた時間がある時に考えてみよう。

小澤征爾が初演した「アシジの聖フォランソワ」のファイルを流している。発売当時のシベリアレコードの全曲盤は持っているのだが、一部傷ついて四枚組の一枚が聞けなくなったので、ファイルでも保存している。デジタル初期の実況録音盤なのでそもそも大した録音ではないのだが、こうしてアップサムプリングもしないでDACでDSD化したものでも悪くは無く、そのままPCMで流すと更に角が立って来て新鮮に聞こえる。中々なまめかしい音で入っていて、演奏も決して悪くない。劇場の楽団なので一度失望した思いがあるが、指揮が良いとここまで弾けるという良い例ではなかろうか。
José van Dam - Saint François d'Assise (Les Laudes)

Messiaen: St. Francis of Assisi - Act II Scene 6

José van Dam - Saint François d'Assise (Les Stigmates)

Saint François d'Assise - La mort et la nouvelle vie Part I

Saint François d'Assise - La mort et la nouvelle vie Part II

Saint François d'Assise - La mort et la nouvelle vie Part III



夏頃から体調を心配されていた指揮者ヤンソンス氏がキャンセルすると知った。親父さんの時代から馴染みのある名前でありながら、一度もそのコンサートに足を運んだことが無い。心臓のペースメーカーを入れているという事は知っていたが、年齢の割には体調が良くないことで有名だ。調べてみるとリガの出身という事で指揮者ネルソンズの同郷の大先輩であるのは知らなかった。

上の小澤の指揮した演奏を聞き返すと、年齢も一世代異なるが、ヤンソンスの指揮がどんなに素晴らしいとしても、明らかに小澤の指揮のレヴェルとは違う。一世代上のあのポストカラヤン世代の指揮者たちの超一流ところとの差がそこにある。世代差を縮めてムーティ指揮とヤンソンス指揮を比べてどちらが文化的で素晴らしいかという事になるかもしれない。後者は本人も認める通りプロレタリア独裁の芸術の枠でしかはかれないのではなかろうか。



参照:
新たに分ったことなど 2018-10-25 | 雑感
ペテン師野郎の指揮 2018-08-11 | 文化一般
コメント
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