やっと夏時間が終わった。朝白み始めて目が醒めると八時前だった。これでよいのだ。前日までは九時前だ。気持ち良く目が醒めたのは何週間ぶりだろう。朝が辛くて仕方が無かった。寒くても気持ちが良い。パン屋に出掛けるのにも初めての長袖のフリースである。寒いとはいっても気温摂氏5度ほどなのだが、風が強く、体感気温は零度に近い。ショーツ、Tシャツの限度に近づいている。
就寝時にも起床時にも軽い頭痛のようなものがあって殆ど風邪のひき口に居るのだが、まだ体を動かせるうちに勝負である。駐車場には結構な車の数があったが、峠を上って帰ってくるまで声は聞いたのだが誰の姿も見なかった。これも珍しい。パン屋も日曜日には休みに入ると来年までは日曜日にここを走る機会はほとんどなくなる。土曜日に走るぐらいで、日曜日は更に長く辛い山登りコースになる。下りてくると汗が滲んでいたが何時ものように拭うほどでもなかった。
帰りの車中で初めて気が付いた。車のナヴィの時計がそのまま夏時間のままだ。これは数か月前からだ。つまり、通常のGPS接続では日時情報が読み込めなくなっていたから、フランスの固定時刻に合わせて、手動で夏時間としていた。しかし、その季節が終わったので再びドイツへと戻して冬時間になった。そして不思議なことにGPS腕時計も夏時間のままだ。どうもGPS衛星の時計が狂っているのではないかと思うようになった。有り得ないことではないだろう。調べてみよう。壁掛け時計の方は問題が無い。
戻って来てシャワーを浴びて、コーヒーを飲んでもももう一つ温まらない。これはやはり寒くなって来た。道理で北シュヴァルツヴァルトでは降雪な筈だ。ヴィーンからの放送でジョンケージの4.33が放送となるので放送を掛け乍、夜間に試してみる録音のテストをしてみた。これが一時間以上掛かった。折角のAudacityで録音できないのだ。前々日に録画出来ることが分っていながら、画像どころか音だけが録れない。調整箇所を弄って試してみても埒が明かないので、ネットで検索した。現象はよく知られていて、解決策として、Alsamixer経由のものと、録画で使用したPulseAudio経由での解決策があって、前者を開いてみても必要そうなところでミュートされているところが無いので、後者のpavucontrolと称するコントロールパネルをインストールした。WIN8で使っているような内容で出力入力を選択するシムプルなミキサーのようなものだ。これでChromeから出ていたPulseAudioの管理が可能となった。
そしてAudacityにも自動的にプラグインが読み込まれてPulseAudioを使えるようになった。それで録音しようと思うとこれが直ぐに停止してしまって上手く行かない。そこでWIN8と同じ全く設定にして、効果やその他の不純な機能を全て切った。これで上手く行くようになった。過負荷とも考えたが動画などと比べると遥かに負荷が小さいので不思議に思ったからだ。これで今晩のアメリカからの放送をメインPCとは無関係に録音可能となった。夜中の放送も心安らかに自動録音が可能になる筈だ。
さて、ヴィーンからの4分33秒は期待していたような携帯電話の音も鳴らなかった。通常の公演では喧しいヴィーンの聴衆もこうしたヴィーン・モデルン週間となるとその質が変わるのだろうか。途中でおっさんが何か叫んでいたが聞き取れなかった。あまり英国人のようなウィットの効いたものではなかったようで笑い声も漏れなかった。あまり良い聴衆ではないということだ。
昨晩はAudacityで録音したカーネギーホールデビューの録音が上手く読め込めなかった。オリジナルの方からコピーし直したが、呼び出す小ノートブックの方でキャッシュに記録されていてそれを読み替えるのにフォルダの中を直接消さなければいけなかった。外部NASからの読み込みだから仕方が無いのかもしれないが、PCを再スタートしても変わらないのには驚いた。この辺りがWINと比較して不便な所だ。
そのチャイコフスキーのマンフレッド交響曲を聴くのも楽しみであり、久しぶりに悲愴交響曲も聴きたい。それにしても実演で体験以降、あまり良くなかったフィルハーモニーでの演奏は聴いていない。そろそろ次の段階であり、今夜のフィラデルフィアからの「悲愴」を是非と思うのは、第一楽章の展開部の鳴りが聞きたいからだ。昨年のバーデンバーデンでももう一息だったが、「ドンファン」でも明らかに卓越していたこの世界一の楽団の音響を確認してみたい。会場は悪いかもしれないが、楽しみだ。夏は19時始まりだったが、今は時差が縮まり18時始まりになる。
参照:
課題を徹底的にやる? 2018-10-28 | 雑感
ずぶ濡れの野良犬の様 2018-09-03 | 音
就寝時にも起床時にも軽い頭痛のようなものがあって殆ど風邪のひき口に居るのだが、まだ体を動かせるうちに勝負である。駐車場には結構な車の数があったが、峠を上って帰ってくるまで声は聞いたのだが誰の姿も見なかった。これも珍しい。パン屋も日曜日には休みに入ると来年までは日曜日にここを走る機会はほとんどなくなる。土曜日に走るぐらいで、日曜日は更に長く辛い山登りコースになる。下りてくると汗が滲んでいたが何時ものように拭うほどでもなかった。
帰りの車中で初めて気が付いた。車のナヴィの時計がそのまま夏時間のままだ。これは数か月前からだ。つまり、通常のGPS接続では日時情報が読み込めなくなっていたから、フランスの固定時刻に合わせて、手動で夏時間としていた。しかし、その季節が終わったので再びドイツへと戻して冬時間になった。そして不思議なことにGPS腕時計も夏時間のままだ。どうもGPS衛星の時計が狂っているのではないかと思うようになった。有り得ないことではないだろう。調べてみよう。壁掛け時計の方は問題が無い。
戻って来てシャワーを浴びて、コーヒーを飲んでもももう一つ温まらない。これはやはり寒くなって来た。道理で北シュヴァルツヴァルトでは降雪な筈だ。ヴィーンからの放送でジョンケージの4.33が放送となるので放送を掛け乍、夜間に試してみる録音のテストをしてみた。これが一時間以上掛かった。折角のAudacityで録音できないのだ。前々日に録画出来ることが分っていながら、画像どころか音だけが録れない。調整箇所を弄って試してみても埒が明かないので、ネットで検索した。現象はよく知られていて、解決策として、Alsamixer経由のものと、録画で使用したPulseAudio経由での解決策があって、前者を開いてみても必要そうなところでミュートされているところが無いので、後者のpavucontrolと称するコントロールパネルをインストールした。WIN8で使っているような内容で出力入力を選択するシムプルなミキサーのようなものだ。これでChromeから出ていたPulseAudioの管理が可能となった。
そしてAudacityにも自動的にプラグインが読み込まれてPulseAudioを使えるようになった。それで録音しようと思うとこれが直ぐに停止してしまって上手く行かない。そこでWIN8と同じ全く設定にして、効果やその他の不純な機能を全て切った。これで上手く行くようになった。過負荷とも考えたが動画などと比べると遥かに負荷が小さいので不思議に思ったからだ。これで今晩のアメリカからの放送をメインPCとは無関係に録音可能となった。夜中の放送も心安らかに自動録音が可能になる筈だ。
さて、ヴィーンからの4分33秒は期待していたような携帯電話の音も鳴らなかった。通常の公演では喧しいヴィーンの聴衆もこうしたヴィーン・モデルン週間となるとその質が変わるのだろうか。途中でおっさんが何か叫んでいたが聞き取れなかった。あまり英国人のようなウィットの効いたものではなかったようで笑い声も漏れなかった。あまり良い聴衆ではないということだ。
昨晩はAudacityで録音したカーネギーホールデビューの録音が上手く読め込めなかった。オリジナルの方からコピーし直したが、呼び出す小ノートブックの方でキャッシュに記録されていてそれを読み替えるのにフォルダの中を直接消さなければいけなかった。外部NASからの読み込みだから仕方が無いのかもしれないが、PCを再スタートしても変わらないのには驚いた。この辺りがWINと比較して不便な所だ。
そのチャイコフスキーのマンフレッド交響曲を聴くのも楽しみであり、久しぶりに悲愴交響曲も聴きたい。それにしても実演で体験以降、あまり良くなかったフィルハーモニーでの演奏は聴いていない。そろそろ次の段階であり、今夜のフィラデルフィアからの「悲愴」を是非と思うのは、第一楽章の展開部の鳴りが聞きたいからだ。昨年のバーデンバーデンでももう一息だったが、「ドンファン」でも明らかに卓越していたこの世界一の楽団の音響を確認してみたい。会場は悪いかもしれないが、楽しみだ。夏は19時始まりだったが、今は時差が縮まり18時始まりになる。
参照:
課題を徹底的にやる? 2018-10-28 | 雑感
ずぶ濡れの野良犬の様 2018-09-03 | 音