Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

持続可能なフェアーな態度

2013-09-16 | アウトドーア・環境
雨がちだ。クライミングに行けないので時間が余るかと思うと走りに出かけたり、フランスに写真を送ったりでなかなか時間が余らない。今週は四回ぐらい走ったか。距離は、雨の合間なので結局伸びなかったのだが、毎日続けて走ると腰に堪えてきて、疲れ方が異なるのが分かる。さて月曜の朝はどうなるか。

兎に角、眠くなる。スーパーで安売りコーヒーにあまり良いのが無かったので、ダルマイールのエチィオピアと言う高いものを試してみた。今回の提供品と1€差である。いつものプロドーモと比較してみたくて購入してみた。

香りは、真空パックを開けた時から明らかに異なるが、それでもブルーマウンテンのそれとは異なり、喫茶店のあのアラビカ種の匂いである。実際飲んでみるとブルーマウンテンなどよりもマイルドで、人によっては物足りないかも知らない。ミルクなしでブラックで飲めるほどの柔らかさなのだが、最後まで満足して楽しめるだろうか。

面白いのは、一パックに五本づつの樹林に相当する25セントの売り上げが含まれていて、往年の指揮者カール・ベームの子息である俳優カールハインツの財団から寄付されるようである。持続性ある資源の利用と言うことで、それによってエティオピアの砂漠化が避けられて、環境と生活が守られるというものである。

IWJで札幌で開かれた小出氏の講演会の模様を観た。目新しいところではアフリカの飢餓とエネルギー飢餓地獄が比較されていたが、その視点は最も重要なものである。日本の原発の都市部と地方圏の不公平な環境格差を最大の問題としていたのだが、そこから外に視界を更に広げると南北問題となる。当然のことなのだ。

しかしそこでそれ以上に重要なことは、ありとあらゆる主義主張を超えて、公平でフェアーであることが何よりも最重要視される視点なのである。革命家であれ、テロリストであれ、なんらの力を持てば、不公平に扱われている者が決死の思いで、ありとあらゆる力を用いて不公平に抵抗するのは自然の理なのである。

つまり、如何に強者に対しても弱者に対してもフェアーな態度で対することが出来るかどうか、それ以上に守るべきものは無いのである。そうなればパシフィズムなどは、フェアーな対応と言うことで、最終的には止揚される思想なのである。



参照:
二晩続けの寝不足で昼寝 2013-02-10 | 生活
酸の量感と質が決め手 2011-11-07 | 料理
スーパーで新鮮な出会い 2008-07-29 | 料理
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Yのモデュールコンセプト

2013-09-15 | マスメディア批評
日本のイプシロンロケットの成功は世界の大ニュースだろう。少なくともその価値を吟味する人々にとっては見逃せない。詳細についてはよく知らないが、本格的な商業的宇宙開発に拍車が掛かるようなコストの削減と、なによりもその商業性は注目される。

偶々、朝起きして、ネットに入ると中継をするということで一部始終を固唾をのんでみた。そのモデュールの製造コンセプトや、簡易な管制システムなどについては見聞きしていたが、あそこまで見事に推移したのには驚いた。

それどころか将来的な有人飛行の可能性を見て音響テストまでを寄付金で行っていると聞いて、このようなものが商業ベースで頻繁に打ち上げられるとなると、そうしたノウハウの積み重ねとともに、大きな技術的な進展に繋がることは想像できる。

挫折したスペースシャトル計画も当時は大きな期待があったのだが、結局軍事的な目的は果たしたのかもしれないが商業的な成功とはならなかった。その意味で世界の注目と関心を集めるのは当然なのである。

全ての工程を軍事的な技術としてみていくと、可也恐ろしい技術の寄り集めで、北鮮がの原発再稼動などのニュースよりも衝撃がある。小出氏の見解ではないが、北鮮がやっていることと安倍内閣がやろうとしていることは全く変わらないとしても、原発ではなく宇宙開発に関しては素晴らしい大義名分や経済的な価値がそこにあるとすると、三菱であろうがそれらの企業体が経済活動として、学術的な活動にも寄与する意味は大きい。

もちろん東京オリムピック開催などとは異質の成功ではあるが、与党内でもなかなか苦労のある安倍政権が残り三年の安定政権を継続するとして、世界からの期待は小泉元首相時代の転換を再来する新たな構造改革とされている。そのためには軍事的な強化や整備ではなくて、開かれた議論と情報の日本の開放であるとする期待である。もちろんそのFAZ記者はそれが安倍政権では不可能だと知っていての希望的な観測である。

IOCの会長が金権体質を引き継いだ前会長からバッハ氏に変わって、コマーシャリズムでスポンサーに引きずられるオリムピックから選手主体のそれへの改革を謳っているが、現在のように有り余る金銭は必要なくとも、スポンサーとの関係や必要な経済的な裏づけが欠かせないとするのは正しい。更にオリムピックの政治的な利用や政治的な干渉を出来る限り排除して、選手村で政治的な諍いが起こるようなことのないようにしたいと言うのだが、反面こうした世界的な催しが政治的な意義をも持つことを自覚していると言うことである。

東京に開催が決まった背景には、同じ時間帯にTV受信機の前に齧りつく視聴者の数が計算されて、それ相応の放送権料が転がり込むと言うことがなによりもの決断であったようだ。つまり中国市場の大きさこそがスポーツ用品メーカーなどにとってもなによりも重要であって、今回の東京開催にもそうした裏事情があるからこそ極東の国々は一緒になったと言うことのようである。そもそもロンドンのそれで経験したことであるが、TVを一度も点けることなく、動画や新聞のスポーツ欄もみることがないと、初めてそうしたコマーシャリズムから解放されるのである。少なくとも私の周りの人間で、オリムピック中継を熱心に観ている者はいないので、明らかにああしたエンターティメントはアメリカ大陸や極東のものであると認識するのである ― ドイツについて付け加えるならば、あのサッカーのワールドカップでさえ、欧州大会やその他と比較して、連邦共和国民は殆ど強い関心を持たなくなってきたように思われる。

誰も自分のことで忙しくて、人が高額な金儲けをしたりすることよりも、自分が最大限楽しむことの方が重要であるからだろう。小雨が降ったり止んだりする中を、打ち上げ放送を見終えてから、パン屋で並んだ後、走った。取水口までの沢沿いの道を往復してみる。その往復を今まで殆どしていなかったのは、平地的な要素が強いので、最終的には三千メートルなどの中距離系の走り方になるのを恐れて控えていたのである。それでも参考記録としてジョギングペースで走ってみたくなったのだ。山登りは道が濡れていて断念したからでもある。

往路は、体調がもう一つで軽く流したがそれでも一キロも走ると足も重く、息苦しかった。それでも往復するのが目的なので焦らずに走り続けると、ゆっくりと勾配が上向きになる頃には汗も浮かんでそれなりに走れるようになった。往路のタイムは予想よりも良くて、1955歩12分であるから、木曜日の夕方の八キロコースの走りと最初の導入の流しが違っただけであろう。復路は、流石に半分ほどになると結構心肺系に負担が掛かってきたが、なんとか頑張って3973歩25分で戻った。興味深いのは歩数で、僅かに復路の登りが長いだけなのであまり変わらないということだろうか。しかしこのペースならばハーフマラソンを走れば二時間は掛かってしまいそうである。日曜日は天候にもよるがまた楽しみである。新しいコース取りと参考記録がこれで出来たので、かなり苦しい高速コースとなりそうだが、時々試金石として使えるのではないだろうか。



参照:
2009年産の過熟成速報 2013-08-29 | ワイン
モデュール構成の二百年 [ 文化一般 ] / 2008-01-19
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トレーニングでEQ向上?

2013-09-14 | 雑感
オーバーハング登攀練習が中止になったので夕方から走りに出かけた。足元が悪くて考えたが、予定していた運動量に匹敵するのは長い距離と山登りしかないだろうと思って、久しぶりに八キロコースを選んだ。どうも四月以来のコース取りのようである。二回目となる短い更に新しい日本から取り寄せたパタゴニアのショーツで走った。

沢沿いの道は特に後半の僅かな登り勾配が飛ばせるようになったのは最近のことであり、走り出しもショーツが快調であった。なるほど米国人が書いていたように五インチであると太ももに付き纏うような感じが否めないが、三インチであるとそれがまったく消える。要するにスピードだけを目指すならば短い方がよい。

その成果もあったのか、1844歩11分の記録は悪くはない。山登りで歩いて5988歩31分、降りてきて6860歩、51分も足元の条件からすれば十分だ。腰に張りがあるので注意しなければいけないが、週末に掛けてもう少し走行距離を伸ばしたい。走りこみは、近々天気が良くなって来た暁には必ず活きてくると信じている。

夕方のラディオ番組で、高IQの人達が社会不適合で悩んでいる話題が特集されていた。所謂エリート教育の社会問題にも関わるのだが、それ以上に中には生活保護を受けているような人も少なくないようで、論理や洞察力以上に社会適合性が必要とされる場合が多いと自らが語っているのである。こうした問題は、画一的な教育や平均化された日本の社会では当然のことであるが、連邦共和国においても問題となっているのには少々驚いた。

最近は、IQに対してエモーショナルクオォテEQと言う言葉も使われているようだが、感情的に共感できたりする能力を指すとされていて、なるほどIQの場合は他者の思考に関しては関係していさる。それを十分に察知して認識する能力は有するとしても、他者の深層心理に属したり未分化な感情などに共感できないことを指すだろうか。当然自身にも走した未分化な感情があるわけで、それを如何に察知できるかと言う能力がEQとなるのだろうか。



参照:
一時間ほどのことだけど 2013-04-22 | 生活
IQの低い移民とその社会 2010-09-03 | 歴史・時事
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一杯引っ掛け風邪予防

2013-09-13 | 試飲百景
昨晩から一段と寒くなった。薄手のガウンでは暖房が無いと厳しかった。しかしここで入れてしまうともう離せなくなる。本格的な冬籠り体制にはまだ早く、移行期をつくっているのだが、風邪をひかないうちに体勢を整えなければいけない。

更に雨が続いて陽射しが良くないので、葡萄の発育にも明らかにマイナスだろう。来週位は晴れてくれるかと思うと決して予想は芳しくない。十分に果皮が暑いとは感じなかったのが、水曜日にダイデスハイムのホーヘンモルゲンからキーゼルベルク、モイズヘーレ周辺を散策した印象である。

酸がまだまだ強く熟成させなければいけないのは当然だとしても、木によって生育状況は大分異なった。意外に感じたのはブリュクリン・ヴォルフの木は少し老化している感じで、その割には十分に太さが無く、ホーヘンモルゲンの葡萄はそれほど抜きに出ているとは感じなかった。隣のキーゼルベルクのフォン・ヴィニンゲンの手入れは散々足るもので、この醸造所のワインを試飲する意欲はまだ当分起こらないだろう。

それでもミュラー・カトワール醸造所の試飲会で久しぶりに出会ったメッケンハイムのモイズヘーレファンの親仁はヴィンニンゲンで購入しているようだっだ。それなりの地所を保有しているので、それはそれでよいのだろう。

2010年産カルクオーフェンをフォン・バッサーマンのコレクションから開けたが、流石に酸は効いていたものの比較的早く残糖感を感じさせたことからその醸造法の限界を明らかにした。あの酸の質と量感が取り柄ではあるのだが、なるほど土壌感は出ているものの2010年に期待される偉大なワインからは程遠かった。

フォン・ブール醸造所で試飲した。静まった移行期の醸造所の雰囲気は変わらないのだが、次から次へと個人客が試飲に押しかけてきているのは時期柄とはいいながら、場所の利などがありそうだ。近所の新たな客やコペンハーゲンからのドイツ在住のデンマーク人などが訪れるのもそうした事情がある。

要約すれば、2012年の酸の弱さから、糖を3Gほどまで極力落として、アルコールが13.5%と高くなっているのは、ミュラーカトワールの生き方と似ているが、ブュルガーガルテンと名うてのフォルストの地所のテロワールの違いは甚だしい。なるほど口が慣れていないうちは薄っぺらく酸とアルコールの苦味でちっとも面白くないのだが、途中でゼクトで口を濯いでからやっと判断できるようになった。

矢張りミネラル豊かで飲ませるのはキルヘンシュトュックであることに間違いなく、その価格は仕方なく、レープホルツ醸造所のカスタニアンブッシュなどとの競合となる。但し、ああした味つくりをしている訳ではなく、丁寧で真面目な作り方をしているだけなので、開いてくるのを待つしかないが、2012年にはそれほどの瓶熟成が期待できるわけでなく比較的早めに開けれそうだ。

その意味からは、ウンゲホイヤーの酸などもある程度熟成すれば開けてしまえる気安さがある。初めから香りが楽しめるペッヒシュタインも最初に開いてきたときが楽しみではないか。イェズイーテンガルテンは、その点ミネラル風味として物足りなく、更に糖が少ないので存在感がないのだが、安定感があり熟成には心配はいらない。その傾向から、大抵は重くて仕方がないライタープファードの赤い砂岩のような独特の味質が素直に楽しめるようになっている。

全体の印象としては、毎年同じような糖と酸のバランスの合わせ方と丁寧な造りは変わらず、投槍で固執したような主張を感じさせないのが好感を持てた。なるほど偉大なグランクリュを期待している向きには物足りないのは当然で、ややもするとうすべったい感じになるそのリースリングであるが、それなりのエレガントさと誠実さは感じられるので、食事に上手に合わせてやるととても楽しいワインとなる。

序に口直しに飲んだペッヒシュタインの2009年物のゼクトと、グランクリュの次に優れているモイズヘーレのリースリングを購入した。どちらも機会があれば年内に楽しめる訳で、その価格も現在の水準からすると決して高くはないのである。但しペッヒシュタインのゼクトは愛好者向きの海産物向きのゼクトであり、誰にも勧められるものでないことは既に学んでいる。



参照:
ドイツ最高価格地所のワイン 2013-09-07 | ワイン
完全に終わったその伝統 2013-08-20 | 試飲百景
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大洋を臨む福一の神話

2013-09-12 | 文化一般
文化欄の第一面に日本の展示会の紹介が出ている。確か二回目だと思うが、日本では大きく取り上げられることの少ない展示会なのだろうか、少なくともネットでは気が付かなかった。そもそも日本には三面記事の連なる一般大衆紙しかなく高級新聞と言うものが存在しなくて、本当に文化的な文化欄なども存在しない。

名古屋の名古屋市美術館で十月二十七日まで開かれているAWAKENINGと題する展覧会である。そこで注目を集めているのが1996年にヴェニス建築展でも話題となった宮本佳明の設計による「福一神社」の展示である。

第一面大きくカラーで載っているそれを観て、心打たれない者はいないだろう。一号機から四号機までが、綺麗に建てられた神社の社の木造建築の石棺に納められているモニュメンタルの模型なのである。

そこで創造されているのは決してキッチュでポップなパロディー化した現代アートではなくて、まさしく日本人の神道精神を揺さぶる負の文化遺産としての千年の永久を語る造形なのである。これほどに造形物として、フクシマを表現した芸術があったろうか?

入母屋造の二号機から四号機に対して、41メートル四方の小さな一号機は宝形造が採用されて美しい木組みが太平洋を臨む。最も高い屋根が88メートルにも及び、世界中に御馴染みとなったあの明るいブルーと白の壁の建屋がこうして生まれ変わるのである。それは米沢の上杉博物館の武将のように大洋に向かって死者を護るかのように聳えるというのである。

当然の事ながら、神社であるから屋根を樹皮によって葺き替えてと、絶えず手を加えて永久の時の流れの中で護り続けなければいけないのである。そして御社の周りにはその吹き替えのための樹林された林が立ち囲むのだ。

フクシマはもはや神話そのものなのだ。広島や長崎が忘れ去られた永くその後もである。



参照:
Fukushima bleibt nur die Totenwache, Ulf Meyer, FAZ vom 6.9.2013
君が代はおろかしく厚顔 2008-08-15 | 雑感
空虚な文化行政の体験 2006-06-06 | 文化一般
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'12年グローセゲヴェックセ?

2013-09-11 | 試飲百景
四回の試飲会をざっと振り返っておこう。どのワインが一番興味深かっただろうか?シェーンレーバー醸造所のフリューロングスプレッツヘン2012年は稀に見る出来だったに違いない。ブュルクリン・ヴォルフ醸造所のキルヘンシュテュックは月並みな出来であったが抜きに出ていた。ミュラー・カトワール醸造所のブリューヘル2011年は一年以内に楽しめそうでこれも安くてお買い得であった。そして、レープホルツ醸造所のガンツホルンは予想通り良かった。

フリューリングプレッツヘンのラーゲンヴァインは自宅で飲んだときと同じで眠りに入っているのは、生物学的熟成度がそもそも低い早摘みなので、二年ぐらいで綺麗に開くと想像して賭けてみた。丁度レープホルツのそれと同じように半分以下の価格でグランクリュと殆ど変わらない喜びが味わえる可能性もあり、少なくともパイロットワインとして明け頃を見極めるために役立つ。残念ながらヘーレンベルクのRは売り切れていたが、試飲だけさせてもらうと、15Gの残糖が2010年の酸に関わらず半甘口按配になっていた。これならばファン・フォルクセムのラーゲンヴァインの方が価値がある。

ブュルクリン・ヴォルフのグローセスゲヴェックスはとても安定していて、前任者の醸造責任者から現在の南ティロル人に変わって、透明性が増したように感じられる。仕事が丁寧になったのではないだろうか?その中にあってホーヘンモルゲンが寧ろ弱い感じが出ているのは、石灰の特徴が余計に表れて開くのに時間が掛かりそうである。カルクオーフェンが売り切れていたのには驚いたが、価格が他のものと同じになった現在興味はない。古い年度では、自宅にあるペッヒシュタインのドッペルマグナムが例のハーブ臭さが出ることもなく酸がまだまだ前面に出ていて流石に瓶熟成のスピードの違いを感じさせた。同じ年のレッヒベッヒャルも見事であったが、流石にフィルン臭さを感じさせる。意外であったのは1999年のゴルトベッヒャエルが現在感じるのと同じミネラル成分が感じられたことで、その特徴を当時は気がつかなかっただけなのだ。2003年のカルクオーフェンがトーストのような香味をかもし出していたのは石灰の影響でもあるかもしれない。ウンゲホイヤーも素晴らしく、ペッヒシュタインもケチのつけようがないが、ワインになるには時間が掛かる。

ミュラーカトワールのブロイメル2012年はアルコールが13.5%と高過ぎて、酸が追い付かない分それが苦味となって出ていた。反対に2011年の売れ残りは殆どシャムパーニュを楽しむようにナッツの香りが美しく出てきているので完熟が楽しみなリースリングである。ハールトは黄土のようなラインヘッセンを思い起こさせ、ギメルデリンゲンは酸が効いているが魅力に乏しい。ブリュガーガルテンのラーゲンヴァインは悪くはないが、16ユーロなら対抗馬が多過ぎて厳しい。

その点、レープホルツ醸造所のラーゲンヴァインには期待が大きい。とは言いながらも結局はいつものラインしか購入出来なくて、ビルクヴァイラーもロートリーゲンデも買えなかった。同じ価格であれば2012年の場合はシェーンレーバーのフリューリングスプレッツヘンに手が伸びたからである。ロートリーゲンデが21ユーロに対してシェーンレーバーのフリューリングスプレッツヘンは16ユーロであり、ビルクヴァイラーの13ユーロよりも少し高いだけである。これで二年後までに開いてくれば大収穫なのだ。シェーンレーバーに割安感があるとすれば、レーブホルツには割高感は付き纏うが、その独自の流儀は見事であり、ピノーなどに見せる酸の美しさは感動ものなのだ。すると一般的に高価と思われているビュルクリン・ヴォルフのPCやGCは、早く飲めて何時までも殆ど永遠に飲めるということではとてもお得なのである。

2012年のグローセスゲヴェックスは決して偉大ではないが、ビュルクリン・ヴォルフのように五年ほど寝かしてからその先を予測しなければいけない程度には良年である。それ以前に二年時点で大きな喜びを与えてくれるのが間違いない安全な年でもある。その意味からはレープホルツも大成功しているが、五年後は分らない。ミュラーカトワールは酸が効いていないのであまり期待出来ない。シェーンレーバーはめったにない良年であり、大化けを期待が出来る年度であった。



参照:
グランクリュ試飲会週末 2012-09-13 | 試飲百景
トロピカルかパッションか 2011-09-23 | 試飲百景
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初めての仏製眼鏡枠

2013-09-10 | 生活
眼鏡を注文した。マイスターが休暇から帰ってくるのを待って、検眼をさせたのだ。流石に二年前からの変化はそれほど大きくはなかったようだが、右目の近視が進んでいた。

レンズはこの間若干の進歩があったようで、大分硬くなったようである。一番異なったのは二年前には考えなかったアイコード研磨が普通価格となっていて、僅かの超過料金で可能となったことだろう。それによって眼球の動きにあわせた研磨が行われて、レンズのよい部分を確りと使えるようになる。

勿論従来から眼鏡枠とレンズを合わせる為には眼球の位置を手動でマーキングしてという方法がとられていたのだが、それに加えて写真撮影でその眼球の動きを記録することで、レンズを研磨するときにそのまま自動的に行われる。

嘗ては、経験を積んだマイスターならば間違えはなかったのだが、往々にして中心線に近いところに画一的にレンズの中心が来るようならば全くよい眼鏡とはならなかった経験が日本である。ある意味の作業の自動化であるが、レンズを機械で研磨するときには更に重要なことであろう。

眼鏡枠は、現在使っているメーカーの更にヤグアーブランドの新しいものやもう一つのブランドのものを比較したが、後者はあまりにも無難すぎてモード性が無いと言うことで準決勝で除外した。それまでに対抗馬として、様々なセイコーなどを含むメーカーのものが出てきたが、結局決戦になったのはフランスのメーカーブランドのものであった。

未知のメーカーであり、品質などに不安があったが、昨今のトレンドである眼鏡枠を強調した中にあっては、軽やかさと運動性を備えているデザインであり、明らかに二年前に購入予定だったものとも現在のものとも全く異なった印象で、次のトレンドに移行する場合もそれほど古臭くなり難いであろうと読んだ。

但しツルの部分などが大分太くなるのでヘルメット着用時のときなどにどのようなるだろうかとの危惧もある。断然よいと感じた点は、鼻当てが小さく綺麗に乗り、短めのサムプルグラスが頬から十分に余裕があるので、2ミリほど長めにグラスを切らせることが出来る。これによってまた余分にグラス面積を使えるので、物を読むときの下への視線が大分広がってレンズ下部の違和感がなくなるのだ。

十日で出来上がるとなるとよいのだが、さてどうなるか?ここ一年以上は本当に使い難い思いをし続けている。幸い天気がよく、涼しい陽光が降り注いでいたので、検眼するにも眼が冴えて気持ちよかった。



参照:
どうやら収まりそうな頭 2013-04-30 | 雑感
長過ぎる買い物・出費リスト 2011-01-03 | 生活
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ナーへ渓谷の岩場を見学

2013-09-09 | アウトドーア・環境
秋の試飲会の序盤戦を終えた。いつも通り体力的にとても厳しかった。特に三日目の日曜日の朝は天気も悪かったが、走る体力も気力もなかったどころか、酸で歯がぼろぼろでパンを取りに行くこともなかった。それでもヌードルスープで腹を整えから、頑張って一件目ミュラー・カトワール醸造所を何とかこなして、二件目レーブホルツ醸造所に向かった。そこでも最初は厳しかったが、最後には赤ワインで、そしてまたまた自宅でグローセスゲヴェックスをあけるほど元気になった。

それはさておき金曜日の午後に試飲会にシェーンレーバー醸造所を訪れる前に、ナーへ渓谷の岩場を見学に行った。下からは車窓からは見上げたことがあるが上に上がるのは初めてである。アルプス以外ではドイツ最大の壁と言われ200メートル以上の高度差があるので、穂高の屏風岩などに近いものが線路脇にあるのだ。なるほど頂上から下を望むとローレライよりも遥かに高い。真下が見えないだけ恐ろしい。

岩壁は流紋岩で花崗岩に近い。だから登るには面白い筈だ。しかし、岩壁がペルム期で古いことでもあり脆いのが大問題なのである。そのような理由で通常のスポーツクライマーは、その規模もあり敬遠するのだが、海千山千のアルプスでの経験がある者にとっては興味深いとされる。要するに一寸したビックウォールなのである。

登ってみなければ分らないが、日本アルプスの岩場のような登りが体験できるのではないかと思われる。南が雨で濡れていれば、北に行き乾いたところでこれを登りたい。先ずは駐車場からの下降路が厄介で、順調に登り口まで到達しなければ、陽のあるうちに登りきれるかどうかで、スピードクライミングの良い試金石になる。



参照:
筋力よりも脳を鍛えろ 2013-09-06 | アウトドーア・環境
スピード即ち安全の登山 2013-08-06 | アウトドーア・環境
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東電解体への五輪開催

2013-09-08 | 雑感
東京オリムピックが決まった。真に驚いた。余程の金が動いたのだろう。昨年に開かれたらしいロンドンオリムピックでは何があったのかも知らない。そもそもシナ人が活躍するだけであるから興味もなく、TVも昨年は一度も点けることもなく、新聞もスポーツ欄など開く時間も余裕もなかった。

そもそも昨年は個人的に事故もあり、そこから立ち直るだけで、他人が何で金を儲けようがどうでも良いことだった。自分が日頃やっていることの方が本当のアマチュアー精神であり、毎週三回ほどのトレーニングと本番の真剣さは、彼らの金儲けのコマーシャリズムとは全く異なるものだと感じていたからだろう。

実際に彼ら世界の頂点でやっていることと、我々のやっていることの違いは、スキーの滑降などでいやというほどわかっているのだが、それでもアマチュアリズムというのはとても得難いと思っているのだ。

さて、初めて東京やらのプレゼンテーションVIDEOをみるが、断然イスタンブールのそれは芸術的に優れていた。なんだ、あの東京のナチの宣伝のような映像は!ああした日本人の文化感覚などは下の下である。

今回の決定で少なくとも、日本の原発事故被害に世界の目が注がれることを期待して、それまでに少なくとも日本市場での食品の検疫検査が厳しくなることを期待しよう。そして、廃液対策でテプコが費用を返済できなければ、河野代議士が追及するように、東京電力解体が進められることを期待しよう。



参照:
麻薬である信仰-2008? 2008-03-18 | マスメディア批評
2009年産の過熟成速報 2013-08-29 | ワイン
岩登りの五輪競技化の可能性 2013-02-14 | 雑感
日本水産物の輸入禁止! (glimi)
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ドイツ最高価格地所のワイン

2013-09-07 | ワイン
フォルストのキルヘンシュテュックのリースリングを開けた。自宅で開けるのは初めてだ。なんと言ってもドイツのリースリングで最高価格をはじき出しているグローセスゲヴェックスを生み出している地所のリースリングである。その地所を所持していてグランクリュワインを排出している醸造所は三件であるが、最高価格の三分の一ほどで購入したワインである。

2008年産フォン・バッサーマンヨルダン醸造所のグローセスゲヴェックスである。本来ならば寝かしておきたいところであるが、この醸造所のリースリングの将来性や2008年産のそれを考えたときに、容易に開けた。置いておいて楽しみにあけることなどはもはや出来ない。どうしようもない歴史を終えた醸造所の商品は飲み尽くしてしまうのが精神衛生よい。その黄昏はムカつきこそすれ、懐かしむには1990年代初頭の甘口リースリングの古酒しかない。少なくとも今まで一度も完璧なグローセスゲヴェックスを排出していない。要するに現在のステンレス世代の親方の腕は前任者の域に達することはなかったのである。

さて開けてみるとなるほどこの地所特有の鉄錆のようなスモーキーな玄武岩の混じったそれが香り、味筋も隣の地所ウンゲホイヤーのスパイシーさもあり、更に丸みのある石灰感も楽しめる。正しく、その複合的な複雑さこそがこの地所をグローセスゲヴェックスの頂点としているのである。

しかし、吟味していくと、この醸造所が天然酵母を完璧に使いこなすことなく、残念なことに木樽の使い方にも熟練していないことをもの語っていて、翌日には残糖感とは言わないまでも甘みのあるリースリングになってしまっているのである。この地所のリースリングを描き出す腕がないのである。つまり、何年置いておこうが偉大な熟成などは期待しようもなく、グランクリュの価値がないのである。

今後更に醜態を曝すであろうこの落陽の醸造所のワインは、出来る限り早めに - 甘口の古酒を除いては ―、飲み干してしまおうのである。中のコルクだけは嘗ての注文品か家紋が入っているが、その家紋のないエティケットを見ているだけで不愉快になってくるのである。



参照:
完全に終わったその伝統 2013-08-20 | 試飲百景
大動揺する名門醸造所 2013-07-27 | ワイン
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筋力よりも脳を鍛えろ

2013-09-06 | アウトドーア・環境
眠い、帰ってきたのは夜十時半を過ぎていた。夕飯を奇岩地帯で摂って、帰ってくると、仕事のメールが入っていた。夜中に仕事をする心算はなかったが、あれやこれやしていて、じっくり寝込んだのは未明の四時過ぎだった。朝八時過ぎには待ち合わせがあるので、七時に目覚ましをセットして熟睡した。

ドロミテから帰ってきてから本格的に緊張するルートは登っていなかったので、そろそろと思って準備していたら、暑くなってしまったので、涼しい場所を選んで、夕方そこに着いた。始めは殆ど誰もいなかったが、身体慣らしのルートを登っているうちに徐々に人が増えてきて、登ろうと思っていたルートに待ちが出来た。

そこで思い切って未知の中ぐらいに難しいところに向かった。兎に角未知のルートであり、更に下から登り始めてもオヴァーハングなどに隠れて、見通しが利かなく、本格的な登攀となった。途中に三つほどリングボルトが打ち込まれているのだが、幾つかは中間支点を足さないと危険である。だから危険度一と評価されている。

乗り越しから割れ目へと一つ目のフレンズを挿して、二つ目のリングに到達する。そこで初めて、地面に墜落する危機から逃れる。第一の難所は越えた。最初からそのルート運びが分っていたなら、フレンズは必要なかったかもしれないが、落ちると地面に叩きつきかねられないので、中間支点は重要だ。そこから右上に5.10超えのルートが伸びているのが見えるが、その方向に行っても、左の小さな壁を登ってもどちらでもよいので思案した。結局、傾斜の強いがしかし中間支点を取れる可能性のある凹角を登った。

そこが第二の核心部であったが、途中で岩角に立てたので、岩頭にシュリンゲを掛けて中間支点とした。この辺りの臨機応変で、迅速な仕事振りがドリミテでの経験で磨きが掛かってきており、自信がなかった面で自信が出てきて、登る技術がそのまま登れる難易度に近づいてきて、安全度と尚且つ信頼度が高まっている分野である。そして思いの外、その上で左に横へとトラヴァースしていくので、これが後続を確保をする場合の重要な中間支点となったのである。ザイルの動きでシュリンゲが岩頭から滑り落ちるかとも危惧していたのだが、シュリンゲに二つぶら下がっていたミニカラビナが錘になって、落ち着いたようだ。

トラヴァースから確保地点へ、そこから更にトラヴァースで他のルートの確保地点へと抜けた。そこから頂上へと抜ける核心部を相棒に先行させたので、彼にとっても良い練習となった。後ろ向きに手でつっかえを掛ける場所もあり、肩関節周辺を痛め、首の後ろも張っている、長い距離を爪先で立ち尽くしたからか脹脛が疲れた。あれほど爪先で走りこんでいても、その時間も使い方も違うのでまだまだ鍛え方が足らない。

「脳を使え、筋力よりも」こそが、ビッグウォールを迅速に安全に登る最大の要素であり、頭脳プレーの面白さを少しづつ相棒も分ってきだしたようである。それにしても身体は疲れたが、頭脳の方は大分ルーティンになりだしてきている。



参照:
今夏シーズン前半の頂点 2013-07-08 | アウトドーア・環境
いよいよラストスパート 2013-09-01 | アウトドーア・環境
スピード即ち安全の登山 2013-08-06 | アウトドーア・環境
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違いが分るその出所の相違

2013-09-05 | 雑感
東京女子大学の制作した方言テストをやってみた。それに答えると幼少時代を過ごした地域が分るというものだ。全く聞いたことの無い方言から聞いたことがある方言まであったが、最終的には校区などの行政用語で判断するので全く方言とは言えない。そもそも自分自身標準語しか使わないので方言は知っていても使うことが無いと感じている。それでも幾つかの方言を使っていることにすると大阪府に着地した。大阪府は近くとも住んだことも無く、そこでの滞在時間も東京などよりも遥かに短い。それでも人の行き来は家庭内にあったのである意味正しいのか。地元の言葉はそもそも家庭内では使われなかったことにも関係しているのかもしれない。

スーパーでキッチン用のワインを購入した。予算はリットル2ユーロ以下であるが、残念ながらリースリング純正では見つからなかった。そこで、出所の分る南プファルツのハインツ・パッフマン醸造所という無名のものを2.99ユーロで購入した。前回の安売りヴァハテンブルク農協のラーゲンヴァイン「ケーニヒスヴィンゲルト」リースリング11.5%には及ばないのは当然だとしても、独特の苦味は葡萄の傷みと搾るときの方法によるに違いない。そもそも機械で収穫している限りありとあらゆるものが同時に絞られてしまう。勿論培養酵母も安物を使っているので話しにならない。それでも不思議なことに全く気泡が出ないのである。そして味わうと大樽のおおらかさがなんとなくする。

酸は酢酸のように荒いが間違いなくリースリングの風味がある。決して高級なワインではないのだがひなびた感じがよい。最近は少なくなってきたリッターヴァインの醍醐味で、アルコールも13%と高く、本格的な辛口である。加糖しているのだろう。飲む先から後頭部がずきずきしそうである。しかし、キッチンワインには中々よい。

VDP加盟の醸造所ではこうした荒っぽいワインは見かけなくなったが、これがこの価格であれば、まともな高級ワインはある程度の価格がしても仕方が無いのが納得できるだろう。喉が渇いてくるようなワインと、幾ら飲んでも気持ちよいワインではその中味も違えば、価格が違うのは当然である。



参照:
切れが良いSクラスのはなし 2011-11-24 | 試飲百景
グローセスゲヴェックスとは? 2013-04-18 | ワイン
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残暑が戻る今日此の頃

2013-09-04 | 生活
残暑が戻ってきた。ここ二三日は摂氏30度を窺がう勢いである。寝巻きも長袖から半袖へ、窓も締め切りから少し開け気味になる。水曜日は、昨年からの課題でもある張り出した南壁を登る予定にしていたが、暑すぎるので涼しい場所に向きを変える。いずれにしても備えたいので、あまり走りたくなかったので軽く流す心算で短い沢沿いの往復とした。

しかし、駐車場で靴紐を締めていると何度か見かけている親爺が無愛想な表情でその方向から戻ってきて、更に私の峠行きの道へとジョギングを続行させたのを見た。あの走り方で峠まで往復するならば、全体で一時間半ほど走っているのだろうと思い、新たなライヴァル出現かと感じた。牛歩でも長い距離の負荷に自分は耐えられるだろうかと感じた。しかし暫くすると戻ってきたので、次のカーヴまで行って往復しているのだろう。

それで合点が行った。いつもそのような変則的なルート取りをしていて、峠往復はあの歩調でしていないことを理解した。大変気になっていたのである。あの歩調で峠往復を頻繁にしているとすると、自分の練習方法が間違っていることにもなりかねないからである。

そのようなことを考えてから走り出すと、中距離走の速度で入ってしまって、道も半ばでテムポを落とした。流石に厳しい。折り返し点で1140歩ほどで7分であるから、前半の中距離走はそれほど反映していない。しかし駐車場に戻ると、2520歩、15分であったので、土曜日よりも早くなっているのだ。発汗量が、気温とその運動を示していた。

僅か15分の運動量はとても少ない。それでも心肺機能などへの負荷は大分増えている。足腰を疲労させたくないための軽い運動の筈であったが、それはそれなりの爽快感がある。時々、スピード走行を入れてみたくなった。少なくとも身体の調整力や早く動かす練習はスポーツクライミングでは活きて来る筈である。

ここ暫く睡眠が安定しないのでおかしな夢などを見る。特別深いものではないのだが、一種の不安のようなものがそこに反映されている。たんに季節的なものなのか、それともなんらかの心理的な不安を反映しているのか - 正直なところドロミテから帰ってきてから右の鼻の奥がぐずぐずするので不愉快なのである - 腰に張りがある、腰と言っても依然悪かった後ろではなくて足の付け根の上の後ろ横であるが?



参照:
ルーティンな生活と刺激 2013-08-30 | アウトドーア・環境
茶色のファッション靴 2013-06-25 | 生活
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屋根裏空間の解体と期待

2013-09-03 | ワイン
漸く、近所の家の櫓の解体が始まった。修理に失敗して、解体が始まって中休みが三ヶ月ほどあったろうか。人事であるからその間に何が起ころうが構わないのであるが、雨除けに被せていたシートが突風で音を立てるのだ。その音にも慣れてしまったが、精神衛生上こうして屋根が解体されたのはよかった。

どのような屋根が出来上がるかは分らないが、その経過を楽しみにしたい。自分の住んでいる屋根裏部屋も似たようなものであるが、最初に見学したときはまだ断熱材が張っていないどころか、床に節穴が開いていたのを覚えている。さぞかし現代的な構造の屋根裏空間が構築されるのだろう。

精神構造上といえば、2009年産のワインが気になって、第二段を開けた。前回と同じくラインガウのフォンジメルン醸造所のグランクリュ、マンベルクである。その地所の現地視察をしてその歴史的な名前の期待に反して、鉄道脇の高架の土手のようになっていたのには失望した。勿論土壌も重くて、石灰かなにかのネチョネチョ感も強かった。そもそもあの一体は石灰質で鋼鉄のような立派なリースリングには向かない。だから熟成するとどうしても丸く平板になってしまうのである。

予想通り完全に出来上がっていたが、この醸造所の別な長所はまさによれよれの熟れた感じのリースリングであって、これはこれで美味いと飛びつく人は少なくないに違いない。それだからこその名うての地所なのであるが、我々リースリング通からすると物足りない。適当な中華のような食事や円やかな食事には合うだろうが、素材を活かした旬の味などを楽しむにはどうも情けない。とはいっても、決して最後まで残糖感を感じさせることも無く、最小限の酸ながら決して重くもならず苦くもなんとも無く快適だったのは2009年の熟成が優れていたことを示す。

その一方、このワインをこれから寝かして更に楽しめるかといえば、全く期待は出来ない。そもそも始めから美味いリースリングなんて、大きく成熟する可能性も無く、美味いときに飲んでしまえば良いので、どうしても割高なのである。本当に価値があるリースリングとは、最初はバランスが悪くとも大化けして、末永く瓶の中で成長するリースリングである。少なくとも五年経過後から更に十年ほどは全く崩れないリースリングは偉大なのである。



参照:
2007年の初仕事 2007-01-03 | 生活
ビザンチン十字架のお守り 2010-06-22 | 文化一般
2009年産の過熟成速報 2013-08-29 | ワイン
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せっせっと我慢の毎日

2013-09-02 | アウトドーア・環境
前日の疲れは翌日には戻すがモットーである。若干の腰の張りなどがあるので軽く走った。殆ど登っていないのに足に疲れがあるのは、やはり登る距離が長いからだろう。峠往復は、テムポを考えて走り出したが、意外に足の調子などがよくて、前身力を重視してピッチ走行に切り替えた。流石飛ばしすぎたとみえて、徐々に苦しくなってきたので、徐々にピッチが短くなったようだ。通過地点の通過の仕方が早く、軽々と乗り越えたような感じで、峠の計測が20分、2910歩で今年の記録ではないだろうか? - 前回20分の記録を出しているのは昨年の五月である。そして歩数は今よりも多い。

上の記録からすると明らかにピッチが伸びている。ようやく、今年から使い出した靴とショーツの差が出てきているのだろうか。駐車場までの下りは我慢だけで、予想通り14分かけて降りてきた。〆て5670歩は仕方ないだろう。ピッチを長くするには腕の振りが重要になっていて、目的としている揺れの無い体幹育成に繋がるだろう。ここは我慢して続けていくしかない。少なくともいくらかの成果は出てきている。なによりも朝起きして走るまでに時間を空けるとそれなりの成果が出ることは経験で分ってきた。

土曜日に道すがら見つけた蟻塚は今まで見たものの中で最大規模だった。なぜ中欧の寒いところでこんなに大きな蟻塚があるのかは知らないが、寒い冬に備えて準備をしているということだろうか。モミの木林の日の当たり間に築かれていた。今もせっせと上部に向かって資材を運んでいるところを見るとまだ拡大する心算だろうか。殆どバビルの搭状態で上から資材などがしばしば下に転げ落ちている。いつか破局が来るのだろうか。考えてみるだけでも恐ろしい - 家の台所からなぜか蟻が消えた。気になっていたのである。



参照:
とてもちぐはぐな一週間 2012-05-19 | 生活
雑食砂岩で新しい靴を試す 2012-05-14 | アウトドーア・環境
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