Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

jk, ポストメルケルの中庸

2016-03-03 | 
先日パン屋に行くと、その前で折からの地方選挙のキャムペーンのスタンドが立っていた。いるのはプラカードで見ていたロルフ・ラングという候補で、見るからに自由党から右の戦力と思っていた。無理やり車の頭を突っ込んで邪魔をしたのだが、向こうから挨拶した。流石に現職の議員らしく物腰は悪くはなかった。目的を達して急いで辞去した。後で調べてみると、そのプラカードの右下には赤くSPDと見えないぐらいに小さく書かれていた。

代々のパン屋の事であるからてっきり右寄りと思っていたが、旦那もパン工場で働いているのだろう。それならば社会民主党だっておかしくはない。道の反対側には、プェフィンゲン醸造所のオーナーのエルマールの黄色い自由党のプラカードが掲げられている。

とはいっても警察の前を中心に大きなプラカードは「経験豊かな」トライヤー女性首相の大きな写真である。ここラインラントプファルツはSPD王国でもあるが、ヘルムート・コールをはじめとする有力政治家の宝庫でもある。

そして何よりも目立つのは元ワイン女王のユリア・クロックナーのプラカートで、ポストメルケルの次期首相候補に最も近い政治家として、難民対策を機に急浮上してきた。なによりも、現実的な対応を持ち味とするように、選挙資料には「全てを変えようとは思わないが、多くを更によくしたい」と書いてある。極端なことを言わなくても既に国政水準で注目されているために余裕で現実的にアピールできるのが強い。なによりもワイン女王は、地元にとっては身近な存在であり、なんだかんだと間接的に知己があるのだ。

なるほどチラシを見ると選挙には強そうだ。文字が少なくとも関心を持って一つ一つの写真を逐一説明まで見てしまう。外見は、好き嫌いはあるだろうが、特別に僻まれるようなものでも疎まれるものでもなく、その経歴もマインツのグーテンべルク大でカトリックの神学に政治学、教育課程も取っていて、マスターまで取っていれば、博士号疑惑で問題になることも無く丁度良いのだ。CDUの青年部にもワイン女王になってから加入していて、中庸さを上手に生きている。昨今の世界の政治指導者の中ではとても珍しいタイプだろう。

実家のグルデンタールは、バートクロイツナッハの反対側の谷筋でそれほど良いワイン地所はなさそうだが、学校などはバート・クロイツナッハに通っていて、ワイン女王になってからヴァインヴェルトの記者やワイン街道のノイシュタットで編集者として仕事していて、その辺りの職歴も政治家としての色合いを上手く染めていて、中々お膳立てが整っている。

今回の地方選挙は、SPDの地盤での戦いであり、代表の彼女だけの人気では勝てないのは当然であろうが、ニュルブルクリングでの写真があるようにSPDの問題が山積みされているのでそれらを敵失として、全ては有利に進むのだろう。



参照:
Dreyer gegen Klöckner, Keine eindeutige Gewinnerin im TV-Duell, SWR
Dreyer gibt gegen Klöckner die Landesmutter, FAZ
怪我後初めてのジョギング 2016-02-19 | 生活
福島から明日が変ってくる 2011-03-27 | 歴史・時事
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ハードカジュアルの靴直し

2016-03-02 | 生活
スーパーに行く序に、そこのミスターミニッツの靴直しに立ち寄った。三年近く前に購入した靴の底が剥がれだしたからである。その前に購入したジーンズも三年になる。靴は三年ぐらい履いていても問題はないのだが、そこ以外は殆ど傷んでおらず新調するには惜しいと思った。そこでその靴を見せると、5ユーロ60で直せるということで、間違いなく価値があるということになった。

どのように綺麗に直せるかは分からないが、綺麗に直ればあと二年ほどはこの靴を使えることになる。最近はジーンズでオペラ劇場などにも出かけるようになっているので、その時の靴としても重宝している。時々靴クリームを塗り込んで手入れしておけば中々味のある革がなかなか良いのである。価格は80ユーロ以上したのだが、これだけどこにでも使えるととても価値がある。出来ればもう少し細身のジーンズを買いたいところである。

他所行のシャツを洗濯屋に持って行った。次のお出かけはバーデン・バーデンなので、そのシャツは当分は要らない。数回着てから洗濯屋に出しているうちはお出かけ用に使える。紳士靴もミュンヘンに履いて行ってから手入れをしていないので、クリームをつけて磨いておかないといけない。

最近は仕事着や普段着があまりにもカジュアルになったので、余所行き用は入念に手入れが出来るようになっている。替え靴が無いので、トレイルランニングシューズを履いて町に行ったが、ジーンズでも靴が違うと身動きが違う。特に今履いている靴がハードな靴なので余計にそれを感じる。

カジュアルの靴となるとどうしてもソフトな靴を考えがちだが、実際に使ってみると決して悪くはなかった。街歩きや他所での滞在なども通常は全く問題が無い。車の運転も長距離の時は履き替えるが、通常は問題ない。例えば日本へ飛行するなどになれば、やはりソフトなシューズが長時間飛行には欲しい。それ以外では全く問題が無いということである。そして今回の修理が上手く行けば長く新品同様に使えることになる。これはソフトシューズでは、たとえクラークスのシューズでも全く駄目である。



参照:
茶色のファッション靴 2013-06-25 | 生活
足を通してみてドキドキ 2013-03-12 | アウトドーア・環境
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まるでとても可愛い男の子

2016-03-01 | 
冬模様で寒い、なによりも体が冷える。久しぶりに美しい女性の話としよう。暫くご無沙汰していたのには理由があるのだが、そのハイデルベルクのブロンドの女学生の事はもう少し時間を置いて書こう。その代り、可成り良い感じの女性に出合ったのは昨年の秋だったろうか。それから大分経つが実際にお目に掛かったのは三回ぐらいしかないのである。

声を掛ける女性との年齢差がますます広がるのは致し方ないのだが、それに拘わらず所謂化学的親和性つまり相性の良さをお互いに感じるとなると、これはまた全く話が変わるのである。お互いに笑みが自然に溢れ出る感じはこれはどうしようも隠しようがないのである。なにも特別なことをしないでも関係が進んでいくのである。

よくよく彼女の表情などを観測するのだが、なにも今までのトップ美人のマドンナではない。外見を公平冷静に見て、その欠点のようなものも指摘出来、美人度としては精々同点二位ぐらいである。年齢としては中肉中背、茶系の髪と170CMほどと、ドイツ女性としては極平均的であるが、今までのマドンナの中では最も大きい方になるだろうか。それでも大きさをあまり感じさせないのはそれほど骨太な感じが無いからであろう。それらのマドンナに共通する傾向を見ると、どの女性も比較的眼窩がそれほど広く大きく無いような傾向があり、勿論それほど深いタイプはあまり親近感を感じないようである。口元も大きくないのも共通している。

彼女はどちらかというと若い女性にしてはマルティタスクにあまり優れていないような傾向があって、決して不器用ではないようだが、手が遅い感じが強い。しかし同時に長女などに特有の落ち着きがある訳ではなく、もしかするとこの傾向から一人っ子に近い可能性もある。

その意味からすれば結構自己中心的な雰囲気があるのだが、一般的なドイツ女性からするとその物腰や自己の出し方が可成り軽快で、押しの強さよりもフランス女性的な柔らかさがある。それでもフランス女性のコケットさよりも、健康さの方が強く出る。時々見せるその横顔を見て、表情筋などを観察すると、もう少し顎周りの肉付きが良くなるぐらいが美しいだろうと想像する。

その一方、以前に言及したことのある美人度トップの当時十代終わりごろだった女性とは大分異なり、明晰で理性的な対応が、その恐らく教養や教育程度の違いを示しているようだ。そのあたりも、実は前述のハイデルベルクのドイツ語学科の女学生に比較して最初からとても安心できるところなのである ― 彼女にそこまでの教養を感じることはなかった。だから決して過剰に即物的な態度にならないで、とても自然な対人をするところがとても魅力なのだ。そのように考えると家庭環境もある程度推測できる。

彼女の佇まいを想うとどことなく子供のころ最初に恋心を抱いた女の子のことを思い出した。なるほどどこか似ているのだ。なんとも自然で直截な表情が似ているのかもしれない。原体験的な恋心であり、今更とは思うのだが、いやに懐かしいような口の周りにこびり付いたようなキャンデーの甘みのようなものを感じるのである。

会う機会はあまりなくとも最小限必要な時間は経過しており、ある程度の馴染み関係が生じているのも悪くはない。何か彼女を前にすると、自分自身が幼稚園の男の子のようになってしまっているのを感じる。その時は、とても可愛い男の子に違いない。



参照:
自意識の有無の認識 2014-06-04 | 女
囀りましょうか? 2005-06-01 | 女
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