デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
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ひとりよがりな回想
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2012-12-21 00:07:14
ヤン・ファン・デル・ヘイデン「アムステルダムのヘレンフラハト」(1668年頃)、ルーヴル美術館
17世紀のアムステルダムは拡張に伴って相次いで同心円状に運河が掘られたが、ヘレンフラハトもその一つである。ヘレンフラハトとは裕福な名士の家が立ち並んでいたことから付いた名らしい。
描かれている建物は今もそのまま残されているという。
ヤン・ファン・デル・ヘイデンは、建築物の細部にわたる描写によってアムステルダムで名声を得た画家である。
絵の建物のほとんどは立ち並ぶ高木に隠れているため、見る者の視線は運河そのものと水面にゆらめく影や像、荷物を運ぶ人物たち移る。水面に反映した建物がゆっくりとゆらりと静かに動き感じ、人通りはそれなりにあるのに閑静である運河沿いの雰囲気まで感じられそうだ。
実のところ、この作品がルーヴルにあることは事前に知っていた。また、作品を見る前にアムステルダムに行っていて、現地を通りかかっていたのだ。
帰国の一ヵ月後ぐらいに、検索サイトの地図サービスでもってヘレンフラハトを見てみたのだが、旅行中にファン・デル・ヘイデンの作品の場所について執着しないままでよかったと思った。つまり、トラム(路面電車)でヘレンフラハトで降りて、現地の絵の場所を散策しないでよかった。絵で描かれている場所を訪ねる旅をしたがる者として矛盾しているようなことが書くが、この絵に関してはそう思うのだ。
二つの理由がある。一つの理由として、単にアムステルダムにおれる時間が限られていたこと。もう一つは、どっちにしろ描かれた建物を特定できたところで、絵の水面および画面右半分の運河の橋や川縁にはお目にかかれなかったろうこと。なぜなら後者はこの家並みをくりかえしとりあげたファン・デル・ヘイデン自身が画面の右半分にはいつも異なった架空の、もしくは別の場所の景観を描きこんでいるからである。もし行ってたらガッカリして時間を無駄にした、と肩を落として歩いていたかもしれない(笑)。
実際には無かったものが絵画では描きこまれていて、なお土地のイメージを喚起させる絵の不思議、いやそのまま描いたのでは絵としてのバランスが壊れるゆえ、絵としての美しさを追求した結果できあがったものなればこそ、鑑賞者を惹きつけるという妙。ものすごく恣意的なようだが、時にそういった絵としての美しさと、現地で得た様々な印象「個人の中で眠っている完璧な記憶」(ある意味「美」)とは共鳴するように今からすると思うのである。
ルーヴル美術館でこの都市風景画を見たとき、素直に「アムステルダムの運河沿いってこんな感じだよな」と思えたものだった。絵はやはり現地を思い起こさせるよすがの役割を果してこそ、さらなる価値が増すのではなかろうか。
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