デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



パレ・ロワイヤルの北側の入口(右上にコレットのプレートがある)

ルーヴル宮の北側にパレ・ロワイヤル(王宮)がある。
ガイドブックにある内容にさらに付け加えるならば、かつてシャルル5世の所領であった土地を、ルイ13世の宰相リシュリュー枢機卿が購入し、1624年から1629年にかけて広大な庭園を含む邸宅を建築家ルメルシエに建てさせたことが、パレ・ロワイヤルの前身である。その頃はパレ・カルディナル(枢機卿の宮殿)と呼ばれていた。リシュリューが1642年の死に際し、邸宅を王家に遺贈してから、パレ・ロワイヤルと呼ばれるようになった。


遠足で訪れていた子供たちが整列している横で鳥が飛び立った。



前進



作家のコレットがこの庭の端で最後の年を過ごした、所でもある。

以後、宮殿は王妃アンヌ・ドートリッシュとその二人の息子(ルイ14世とフィリップ・ドルレアン)の所有となる。ルイ14世がヴェルサイユ宮殿を建設し、完成と同時に首都も移したことで、パレ・ロワイヤルは弟のフィリップ1世(オルレアン公)が住むことになったが、この後のパレ・ロワイヤルについてはまた次回。

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