日本の味が恋しい日々、今度は讃岐うどんにトライです。

以前、私よりも年配のお客様から、しょっちゅう聞いていたお話。

"歳とるにつれて和食が食べたくなるのよ～"

ご主人が日本人以外、特に戦後アメリカ人と結婚されている方たち

ご主人が和食好きならまだしも、そうじゃない方たちなんて

ご自分が白いご飯に納豆とかお漬け物、ご主人はステーキ。。。という

そんな晩御飯と聞き、ちょっと面白いなぁと

それが結構な割合で、たくさんの方から面白おかしく聞いていたのものです。

私たち夫婦は、アメリカンに加えイタリアンやメキシカンなど

バターやチーズも大好きなので、歳をとったら和食が恋しくなるってのが

いまいちピンとこず、つい最近まで何とも思わずに過ごして来ました。

(今までもモチロン普通に、手に入る食材で和食は作ってきましたよ。)

きっと懐かしいんだろうなくらいの気持ちだろうと思っていたんです。

。。。。が！！！

実はこのところ、特に私も60代になった頃から

自然に、ほんとにいつのまにか炊飯器に頼る回数も日増しに増え

お醤油やお味噌の消費も増えてきて、一日のうち一度はご飯で食事をしている感じになっています。

こんな具合にやっと、皆さんから聞いていた言葉が理解できて来たような気がします。

バターたっぷりにベーコンの朝御飯もモチロン好きですが

残りご飯を暖めて、卵を入れた雑炊なんか、何時の間にか我が家の朝の定番になっているし

納豆を食べるときは、どうしてもお味噌汁が欲しいしと言う組み合わせ

食後の満足感と言うか、やっぱり芯から落ち着けるような気分になれるんですね。

日本で生まれて育った人間なんだなと、改めて思えることの大切さがあふれます。

最近はこんなテキサスの田舎でも、近所のマーケットでお豆腐の種類が充実してきていたり

アジア系の食料品も、たくさん並ぶようになっているけれど

時間もあることだし、出来れば自家製で楽しみたいのが正直なところ。

(モチロンたまにはマーケットの物もおせわになっていますよ！)

途中経過の変化を見たりが好きなので、今ではお豆腐作りは好きなことのひとつになりました。



お味噌汁の具にしたり、お豆腐サラダにしたりと、一度に少ししか出来ないので大事に使っています。

1時間弱で行ける大きな街Corpus Christi には、アジア食材を扱うマーケットが2件もあるのですが

コロナ騒ぎになって以来、もう2年近く行っていないので

ちょっとした乾物やお米もアマゾンで買っていますが(便利な世の中になってうれしい)

ただどうしても買えないものも多々ありまして～

でもこれは仕方ない事だし、日本人のいないアメリカの片田舎に住んでいるのだからね、文句は言っちゃいけない！と、甘えないように気を付けてます。

私がここのところむしょうに食べたくなったのが、実はカレーうどんだったので



先日のランチに、出汁からとって主人が作ってくれました。(私より和食が上手でウルサイ！)

残り物カレーじゃない作り方だったので難しかったと思いますが

久しぶりだったせいもあって、かなり美味しく満足できたカレーうどんでしたよ。

ただ、問題は"麺"、乾麺なのでどうしてもシコシコ讃岐うどんと言う訳にはいきませんから

それだけがちょっと残念だったけれど、本当に久しぶりだったので嬉しくて美味しかった。

で、これにちょっと野心？！が芽生えたのかどうかですが

主人、プロが使うような麺棒を、これまた早速アマゾンで買って(普通サイズはあるのですが、、、)

届き次第、麺作りを始めるとのこと。。。です。

さあ、我が家でも讃岐うどんが出来るのでしょうか、こうご期待！