ここのところずっと、そう、ずっと真剣に来る日も来る日も調べていたことがあるんです。
ミシンを使い始めて、ほぼ10年ちょっと前に。。。といっても毎日使うわけではなく
主人に頼まれて、ボートのウインドウカバーなどを作ることが発端となり、やむなく買い求めたというのが始まりなんです。
それから幾年かが過ぎ、今までに作ったものは数知れず(もちろん直線縫いが殆どのもの)
去年あたりには初めてエプロンやら、ノースリーブのブラウス。。。
それはバイアステープなるものを、やっとこさ作れたからこぎつけられたというか。。。
そんな感じで、私のまだまだ浅いソーイング歴が今日に至っているのです。
話はもとに戻り、何をそんなに調べていたかというと実はずっと避けてきたやつ
ワンピースや、スカート、ダーツが入っているブラウスなんかには必ず避けて通れないやつ
ファスナー(英語ではジッパーですね)。。。
洋裁超初心者の私にとって、このファスナーってほんと見て見ぬふりしたいほど難しそうで
だけどここ最近トライしてみたいパターンには必ずと言っていいほどファスナーがついていて
あ〜〜〜、この際どうしてもやるしかない!!というそんな局地に立たされてしまいました。
そんな重い腰を上げ、先週は初めてファスナーで開け閉めするポーチで練習〜!!
ごくごく普通のファスナー付けに挑戦してみたところ
それが思っていたほど難しくなくて、ちょっと〜!!私も結構出来るじゃんって
長年の関門を突破したという、そんな気持ちになれてこんなに簡単ならもっと早く怖がらずやってみるんだったと
調子を良くした私が次なる難関、”コンシールファスナー”にも挑戦したくてしたくて
でも、普通のファスナーとちょっと、。。。いや付け方がぜんぜん違う〜!!
それに、私の使っているターゲットで買ったシンプルすぎるSINGERのミシンでは無理そうだし
コンシールファスナーをつけるための専用FOOTがついてなくて、それなしでは出来ないらしい。。。
全く無知なまま、調べに調べオーダーして其のフットを取り寄せましたが
それでもどうやってそのファスナーをつけていいのか全くちんぷんかんぷん状態でした。
いつもの如くインターネットで”コンシールファスナーの縫い方”というサイトを
日本語、そして英語を問わず時間がある限り調べまくり
頭の中で、かなり理解したという状態まで(慎重すぎて先に進めなくて。。。)
で、昨夜夕食も終えシャワーも何もかも終えてから挑みましたよ!!
緊張して汗だくになりながら一つずつ丁寧に解説にしたがって進みました。
多分、慣れている人なら10分ぐらいで簡単に出来ることなんでしょうけれど
1時間半かかって私が終えた結果です。。。
これはあくまで練習なので,端切れでやってみました。
バッテンしてある、開き止まりのところと、トップは悲しいけど上手く出来なかったんです。
(ココをしっかり勉強して次に活かせるよう頑張ります)
このファスナー付け、簡単なようで私のような初心者にとっては大変な作業でした。
それはとにかく”ちょっとした大切なコツ”、それが満載過ぎて、緊張しすぎて
でも、この2つのバッテン以外は思っていたよりも上手に出来たと自分の中ではかなりな高得点です。
専用フットを取り付けても、前もってアイロンでファスナーの歯を平らにしておく加減とか
しつけをきちんとしておくとか、指より繊細な目打ちを使ったほうが縫いやすいとか。。。
とにかくとにかくちっこいブレインが爆発しそうなほどの作業でした。(大げさそうですが本当です。)
このコンシールファスナーがスイスイと上手につけられるようになったら
もう何年も前に買っておいたヴィンテージVOGUEのパターンで、オードリーヘップバーンが着ていたようなスカートとか
そんなのもやっと挑戦してみようという気になってきたんですよ。
すっかりシニアでそんなお洋服も少々、いえかなり似合わなくなっているのですが
好きなものはいくつになっても好きだというのが変わらないので。。。着て歩きますよ〜
ここサウスは蒸し暑いしアメリカ女性の70%がPLUS SIZEという土地柄
みんなショートパンツにタンクトップ、おまけにビーサンというファッションがほとんどなんですが
どーしてもどーしても自分自身には許せないそのファッションなので。。。
ここでたった一人でも貫きますよ〜、ボタンやファスナーのあるお洋服で!!
先日オーダーしてあったリネンの生地も届き、水通しも終えあとは取り掛かるのみなんです。。。が
まだやっぱりもうちょっと練習が必要かなと。。。
自信がついたら始めます。。。(かなり慎重すぎますが、性格なので仕方ないですね。)
P.S.
色々と生地を探しているときに”リネン”(麻)専門のショップを見つけました。
色々とリネン生地を見ているだけでもすごく楽しい♪
そして今まで知らなかったリネン生地に、HEAVY からLIGHTまで
ブリーチしてあるのから、柔らかくしてあるのまでほんとに様々な種類と色があって
そういうことを知るだけでもすごく勉強になります。。。
すでに2種類をオーダーしているところ。。。楽しみはつきません