私が美容師の道に進み始めた頃ぐらいから、同時にとても興味をもったお化粧のこと。。。
高校生の頃は、同級生でもおしゃれに関心があった子たちはポケットに忍ばせていた”あれ”
”キスミーのシャインリップ”、これとマスカラから始まったのかなぁ(懐かしい響きです!)
(お化粧なんて禁止な時代だったからこの程度でしたが楽しかったですよね。)
今のようにメイクアップのチュートリアルなんてのもなかったから
見よう見まね、もしくは似合っても似合わなくても好きな色を使ったメイク
そんな感じで、誰もが若い頃から今までを駆け抜けてきたわけですが
仕事から離れた今も、一応自分の身だしなみのために(実際メイクが好きだからですけれど)
毎朝散歩に出かける前にはサッサッと済ませるのが習慣になっています。
歳を重ねるに連れ、もちろん若い時とは違う悩みがいっぱい出てくるのは仕方のないことです。
でもきちんと”あるポイント”を抑えることですごくいい感じのメイクになるポイントを
今日は書き留めておきたいなと思います。
以前のブログ記事に”3つのライン”のことを書いたことがあるのですが
シニアになってくると、シミやシワを気にされてファンデーションをたっぷりと塗ってしまいがち
ファンデーションはあくまで薄く、はっきり言ってパウダー程度でもいいぐらい(透けて見えるぐらいが丁度いい)
その代わり、眉と、アイラインと、リップラインはきちんと引く(あくまでも自然にが基本ですよ!)
自分でも気づいてくると思いますがどうしても”ラインがぼやける”、なのでグロスなんてとんでもない。。と
(アメリカ人日本人を問わず年配でグロスを上手につけている方に出会うことがほとんど無いのが現状です。)
リップラインなんて本当に肌と同化しそうなほど薄くなってくる(色素がなくなってくる)
要するに”血色”(けっしょく)がなくなって、本当はとっても元気なのに元気に見えなくなるのですね。
そこにいきなりラインを引いたり濃い色味の口紅を塗ったりするなんてもってのほか(古臭いメイクになってしまいます。)
いかに自然に見えて、若々しさを取り入れたメイクにするか、そこが大きな課題でもあります。
今まで私もリップライナーとグロスだけでやってきましたが(どちらもヌードベージュ系です。)
まあこれが好きだからというのもありましたが、たまたまサンプルで頂いた”リップバーム”
を試した結果
これが思いの外すごくいい効果をもたらしてくれて、どうして今まで気が付かなかったのかと
後悔してしまうほど、チュルンとすごく素敵で美味しそうなリップが完成してしまって(自分でも驚きです。)
こんなちょっとしたことですが、お出かけしなくても鏡を見るたび嬉しくなってしまうのです。
リップバームって、唇の荒れ予防に使うものだと思っていた常識を覆されたって言う感じでしょうか。
ドラッグストアブランドにも各有名ブランドからも色々と出ていると思いますが
今回は大好きなブランドCHANELのLIPBALM(お値段は手頃な25ドルでDARKを選びました。)
ラインを描いてリップバームを塗って、それから仕上げにグロスをサラッと真ん中だけに
(リップグロスは全体には決して塗らないように!天ぷら丸かじりしたんですか〜!?になってしまいます。)
これで簡単なのに、自然で可愛い無敵リップの出来上がり🎵
