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自車線の前方を走っている自転車を追い越して行くべきか、
その後ろを追従して行くべきか、
迷ってしまうことがありますよね。
でも、迷うことはありません。
自転車の速度(速くても時速20km程度)と車の速度とを考量すれば、
「追い越して行く」のを原則と考えて構わないですよ。
でも、追い越すべきでない場面というのも、
いくつかあります。
まず、「はみ出し禁止」のラインを越えてしまう場合ですね。
オレンジの中央線は「追い越しのためのはみ出し禁止」ですから、
自車線内で追い越しが完了するなら(その場合は「追い抜き」になりそうですけど)
問題ないですが、
車線をはみ出しての追い越しはできません。
ちなみに、「追越禁止」(道路交通法第30条)については、
相手が軽車両(自転車を含む)の場合は対象外とされていますが、
それと混同しないようにしましょう。
それから、
“追い越すと危険な場合”も、追い越さないでください。
対向車が近づいている時はもちろんですが、
見通しの悪いカーブとか坂の頂上付近とかも危険です。
また、
“追い越す意味が無い場合”にも、追い越さないようにしましょう。
「前方の信号が赤なのが分かっているとき」なんてのが典型例でしょう。
自転車より前に出たのにすぐ停まるのなら、
お互いに危険な思いをして追い越す意味がありません。
でも、逆に言えば、
こういった状況でなければ、遠慮なく追い越しましょう。
そして、追い越すと決めたなら、ぐずぐずせず、
自転車と並走する時間をできるだけ短くするように、
さっさと追い越してしまってください。
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