Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

FR車はハンドルの切れる量が多い

2022-11-10 17:03:04 | Weblog

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パイロットアカデミーで練習に使っている車は「FF(前輪駆動)」です。
でも、試験場では「FR(後輪駆動)」の車に当たることもあります。

さて、このFFかFRかは、
駆動の仕組みが異なるだけでなく、ハンドルが回る量も異なります。
FF車のハンドルは概ね1回転半しか回らないのに、
FR車のハンドルは2回転近く回ります。

これは、
エンジンで得られた回転をタイヤに直結するFFは、
プロペラシャフトを介してタイヤに伝えるFRと
エンジンを置く向きが90°異なり、
それがタイヤの動く範囲を制限してしまうためです。

なので、
FFの車で練習していた人がFRの車で同じようにハンドルを回してしまうと、
思いのほかタイヤが曲がってしまい、
クランク等で縁石に載り上げることにもなりかねません。
特に「縁石がここまで来たらハンドルを回す」
というような目標を使って練習していた人は要注意です。

実を言うと、パイロットアカデミーでも、
教習の効率を考えて、また、教習生に自信を付けさせるために、
ハンドル回し始めの目標を教えることがあります。
でも、それは早い段階で卒業して、
車体の動きをイメージしながらハンドルを切る練習をしましょう。
その基本が身に付いていれば、
ハンドルが回ろうが回るまいが、失敗しないはずですから。


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確認は3秒“も”有効

2022-11-08 14:59:13 | Weblog

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進路変更等の前には、必ず安全確認をしてください。
特に「目視」での安全確認がきちんとできているかどうかが
試験の合否を決めると言ってもよいくらいです。

ところが、目視そのものはきちんとできているのに、
まだ横を見ているうちに進路変更を始めてしまう人がいますね。
その行為は、
「確認が完了していないのに動作を始めてしまった」ということであり、
すなわち「確認していない」と同義ですよ。
これを進路変更のたびに減点されていったら、
とても合格は覚束ないでしょう。

「確認は3秒間有効」と言われます。
「3秒もある」のですよ。
もしかして、「3秒しかない」と思って
慌てて動作を始めているのではありませんか。
確認が終わった後に無駄な時間を費やすのはいけませんが、
顔を前に向けるぐらいの時間は充分にあるはずです。

そして、前を向いたら、
「ハンドル」よりも「アクセル」を意識していきましょう。
そう。
「前見て加速!」でしたね。


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ベテランは先頭かアンカーか

2022-11-06 10:00:03 | Weblog

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行楽日和ですね。
特にドライブは、他人との接触が少なく、
コロナ禍向きのレジャーと言えるでしょう。

ところで、仲間と数台で連なってドライブに行く時、
運転経験の長いベテランドライバーは、
先頭を走りますか?
それとも、最後尾を走りますか?

こんな場面を想像してみてください。

片側2車線の道路で左車線を走行中に、
障害物を回避するために右車線へ移動しようとするとします。
そんな時、
隊列の1台1台が個々の動きで車線変更すると、
たまに右車線を走行してくる車のために車線変更できない車があって、
隊列が途切れてしまうなんて経験があるかと思います。

そんな場面では、
先頭車が車線変更するための右ウインカーを出したら、
まず、最後尾が右車線に移ってしまいましょう。
そして、仲間の車をその前に入れてあげれば、
隊列全体がスムーズに車線変更できます。
ちょっと「マナー違反」ではありますが、
3~4台くらいなら許されそうな気がします。

似たような場面で、
駐車場から本線に左折で出る時、
1台1台がバラバラに合流していくと、
その後、隊列がまとまって走れなくなってしまいます。
こんな場面でも、
最後尾の車がまず合流して後ろの車を止めておき、
自分の前に仲間の車を出してあげれば良いのです。
ツアーバスの隊列がこれをよくやっていますね。
これも、「マナー違反」には違いないですけど。

このように、最後尾は、
頭を使った運転を求められますし、
それなりの運転テクニックも必要です。
また、仲間とはぐれた時の適切な対処を考えても、
隊列を組んでドライブする際には、
最ベテランがアンカーを務めるのをお勧めします。


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進路変更が完了したらウインカーを消す

2022-11-04 08:59:11 | Weblog

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右折や左折の際に出したウインカー(方向指示器)は、
ハンドルを戻すと自然に切れるようになっています。
(二輪車はそういう機能の無いものが多いですが、普通車では)

ところが、右左折ほどハンドルをたくさん回さない時、
例えば「進路変更(障害物回避や車線変更を含む)」・「発進」・「停止」の時には、
出したウインカーは、ドライバーが自分で切らなければなりません。

特に「障害物回避」においては、
ウインカーが自然に切れてしまうことがある(ハンドル量が多い場合)ため、
却って、ドライバーが手動で切るという意識を忘れがちです。
しかし、本来は、
ウインカーが切れない程度のハンドル量で元の車線に戻るのが理想ですから、
“きちんと”練習していれば、切り忘れはある程度防げるはずです。

ちなみに、ウインカーを切るタイミングは、
元の車線に車体全部が入った時です。

それと、「停止」の際に、
いつウインカーを切ったら良いかを迷う人も多いですね。
でも、それも考え方は同じ。
「停止」のために左に寄せる合図を出しているのですから、
「それ以上は寄せない」という状態になったら切れば良いのです。

つまり、
「進路変更の合図は、進路変更が完了したときに消す」ということ。
文字で書くと当然すぎる感じもしますが、まさにこの通りなのです。


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合格おめでとうございます!

2022-11-02 08:59:05 | Weblog

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22101K様

本免技能試験合格のご連絡ありがとうございました。

お仕事の都合と当方の予約枠の関係で
受験までに路上教習5回を終わらせるのが
ギリギリになってしまいましたね。
方向変換等の所内教習はできませんでしたが、
もともと運転されていたこともあり、
問題なく1回で合格されました。

今度の免許は大事にして、
そしてご自身の健康のためにも、
“過労運転”は避けられるよう、ご注意ください。

おめでとうございました!


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