DoaU225日目_Part2_豆腐のうま煮

例えば、向こう3軒両隣が組関係に囲まれたとしよう。
そして、裏は旧オウム真理教、現アレフだったとしよう。
もしくは貴志祐介が「黒い家」で描いた林眞須美みたいな人間が住んでいたとしよう。

組関係の人たちは見た目通りおっかない。
しかし住む家は必要だし、不必要な問題を起こして警察沙汰は勘弁だ。
むやみなトラブルは起こさないはずだから、むしろ優しくしてくれるだろう。
しかし、旧オウム真理教はどうだ？何をしでかすかわからんし、
林眞須美だったらヒ素の危険がてんこ盛りだ。
見た目の恐怖はないけれど、不気味すぎる。

家の向こう3軒両隣は会えば挨拶するし、時間があれば話もする。
しかし、裏の家は全く知らない。
そして、なにやら大量のゴミを廃棄しはじめている、裏の道を塞ぐほど。
中には障子まである。どういうことだ？さっぱりわからん。
てか、かなり怖い。

見える敵と見えない敵、怖いのはやはり見えない敵だろう。
病原性ウィルスの恐怖だって生半可でじゃない。

味噌がない家ってどういうこと？
切れそうな乾燥ニンニク、唐辛子も補充しよう。
幕張から帰ってきて、キミサワまで歩く、ポイント10倍なのだ。

しかし、乾燥ニンニクも唐辛子もない。
すごいもんだ、本日2度目の空振り。
その帰り道、晩ごはんの相談をする、動物性たんぱく質はもういらん。
答えを見つけ損なった「波乗りジョニー」だよね？
嫁さんはそのまま食べると言う。
オレは加工するよ、そう言うと、
ノッタ！

耐熱ガラスに干し貝柱2個を砕いて入れて、さらに鶏ガラスープの素を小さじ5。
熱湯を入れて干し貝柱のうまみを出す。
波乗りジョニーを賽の目に切って、余分な水分を出しておく。

ごま油に唐辛子1/2本、乾燥ニンニクを砕いて入れて、しっかり火を通す。
昨日、茹でたブロッコリー、インゲンを入れてざっと火を通す。



干し貝柱のスープをフライパンにざっと入れて強火に。



沸騰したら豆腐をざっと入れて、また沸騰させる。



溶き卵を流し入れて、さにら水溶き片栗粉を。
ざっと火を入れたら完成。



ホントはカニを入れて、さらに風味をアップさせたいけれど、
これ以上の動物性たんぱく質は無理。
しかも全卵じゃなくて白身だけの方がいいんだけれど、
卵黄だけって使いづらいので全卵に。

おいしいんだけどさ、なんかピリピリくるよ！
もちろん唐辛子は煮込み前に取り除いてある。
赤い悪魔の姿はこれっぽっちも見えない。
だから、見えない敵は怖いんだって。

DoaU225日目_Part1_ジェリーズ・ウノ（ロティサリーチキン／幕張）

10／11（日）

人がウソをつく場合、態度に著しい変化が起きたりする。
目だけで左上を見る、とか、明らかに挙どる、とか。

嫁さんが8時前に起きてきた。
明らかにヘボい。
嫁さんにはのんびりしているように言って、一人でヒルマ参りへ。
いい感じの風が、雲を吹き飛ばし、素晴らしい青空。
東工大から富士山でも眺めましょう。

しかし、だ。
丹沢までは見えるんだけれど、その奥は積乱雲が発生している。
帰りにはひょっとして、そう思って、帰りは目黒線沿いに坂を下る。



あれ・・・積乱雲はさらに成長して、丹沢まで隠れそう。
まあ、これから冬だ。見られる日も近い。

家に帰ったのは11時過ぎ。
おとなしくしてなさい、そう言ったよね？オレ。
しかし、嫁さんはワンピースにピンクのニット姿。
ファッションチェックに行くのだぁ！

あのさ、顔、そうとうヘボいよ、そう言っても、
いや気付いていない、気付かないうちに行っちゃおう！

嫁さんがウソをつくときは強行に言い張る。
そして、自分すらダマそうと頑張る、アホです。

で、どこに行きたい？
やはり渋谷にはこだわっているけれど、
渋谷は極端に若いか年寄か、両極端なので無理じゃね？
二子玉川の方がよくね？そう言うと、
どっちも定価だからなあ
へっ？買うの？チェックだけじゃなかったっけ？

11時半に黄色いマーチが出発する。
何だかなあ、ホントに。
環七をひたすら走って、大井南から首都高へ。

そして首都高に入った途端に、
やばい、熱が・・・いやいや、熱じゃない、気のせいだ
あのなあ、ホントに。

まったく渋滞もなく、1時間かからずに駐車場に。

12時過ぎなので、まずはごはん。
迷わずジェリーズ・ウノに入って、迷わずコンボセット（900円）。



嫁さんはロコモコ（750円）を頼むけれど、すぐに飽きたらしい。
ロティサリーチキンをつまみ、タコスを頬張りはじめる。
あの、オレ、ロコモコ丼なんて喰いたくないんですけど・・・。

さすがに多いので、1時間弱かかって、何とか完食。

セオリーに行ったりBCストックをうろつく。
しかし、嫁さんが欲しがっていたワンピやスカートは見つからず・・・。

結局、手ぶらで駐車場へ。
昼ごはんを食べに往復1,800円に駐車料金1,000円。
どんな金持ちだ？このアホ夫婦。

まあドライブだ、そう考えよう。
いや、オレの目は左上を見つめている。