缶詰だけど、それが何か?

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DoaU236日目_Part2_シュリンプサラダ

2009-10-22 23:58:52 | レシピ
カレーとはそもそも「食事」という意味。
日本人が言うカレーとはイギリス料理であって、
インド料理ではない。

インドのカレーとは、野菜などを煮て、香辛料で調味したもので、
まあ、日本でいえば味噌汁みたいなもの。
日本人が味噌汁を作り置きしないように、
インド人も、外国人がいうカレーを作り置きはしない。

香辛料の尖った感じがまろやかになるからなのか?
日本人は2日目のカレーがなぜか好きなのだ。
そして、オレが作るカレーも当たり前のように2日目の方がうまい。
昨日は煮込みが足りなかったから、タマネギが今イチ。
まあ、今日の方がウマくてあたりまえ。
手羽元は骨から筋繊維がはがれてほろほろだし、
軟骨もすっかりとけこんでいる。
これでマズいはずがない。



ただ、これだけではあんまりなので、もう1品。

レタス4枚を刻んで軽く塩茹でし、軽くギャバンのスパイシーサルサを絡める。
大根は細めに切って、これまた塩茹でする。
両方とも冷蔵庫で冷やしておく。

海老4尾に日本酒をふって電子レンジで解凍。
背に包丁でざくっと切れ目を入れて、背わたをとりのぞく。
フライパンにごま油を少しひいて、海老を放り込む。
両面が赤くなったら、ニンニクを入れて、さらに日本酒。
水分が飛んだら、レタスと大根の上に。
スパイシーサルサをかければ完成。



レタスは生の方がウマいけれど、宅配で来てすでに1週間。
まだ生で喰えそうだけれど、念のため。

毎日、いろんなものを作っているけれど、
味噌汁、ホントに作ってない、オレ、日本人か?

DoaU236日目_Part1_トマトソース

2009-10-22 18:03:51 | レシピ
10/22(木)

仮言的三段論法という論理的な証明方法がある。
A→B
B→C
従ってA→C
記号論理学的に書けばこのなるものを、日本語で書くと、
AならばBである、という大前提が正しく、
BならばCである、という小前提が正しい場合
AならばCである、という結論は正しい(真という)
このように証明する手法である。

ただし、大前提と正前提のどちらかが正しくない場合、
結論は正しくない(偽という)。

風が吹けば桶屋が儲かる

もとは桶屋じゃなくて、箱屋だったらしいけれど、
どちらにしても、壮大なifの物語、五段論法とでもいうのだろうか。

大風で土ぼこりが立ったならば、それが目に入って盲人が増える。
盲人が増えたならば、三味線が売れる。
三味線が売れるならば、猫の皮が必要なので猫が殺される。
猫が減るならば、ネズミが増える。
増えたネズミは箱をかじるので、箱屋が儲かる。

という前提を積み重ねての、結論なのだけれど、
土ぼこりがたっても、盲人にはならないし、
目が見えなくなって按摩師になる人もいるだろうし、
猫がネズミを獲るとは限らないし、
ネズミだからといって、箱をかじるとは限らない。

つまり、ほとんどの前提が間違っている訳である。
これが全て間違った前提であれば、論理的には正しい(真)となる。
つまり、風が吹けば箱屋は儲かるという諺は正しくなるのだ。

しかし、唯一、三味線が売れれば、猫が殺される、という小前提のみ真なのである。
おしい。
実におしい。
もう少しで論理的に正しいと証明されたのに。

オレがカレーを作れば、翌日の昼はトマトソースのパスタを食べる

これを同様に分解してみよう。
オレがカレーを作れば、トマト缶詰が必要になる。
缶詰の半分残れば、保存がきかないので翌日にトマトソースを作る。
夜は前日の残りのカレーを食べるので、昼にトマトソースのパスタを食べる。

と、まあ、こうなる訳だけれど、
カレーを作るからといって、トマトそのものでもできる訳だし、
缶詰を使ったとしても、冷凍保存すれば問題ないし、
冷凍保存しなくても、パスタにする必要はない。

つまり全て偽。
論理的には正しいことになる。

という訳で、今日の昼にトマトソースのパスタを作ったことは
論理的に正しい帰結なのだ。
参ったか、箱屋め。

フライパンにオリーブオイルをひく。
乾燥ニンニクを入れて火を入れ、オレガノを振り入れる。
ニンニクの香りがたったら、細切りにした魚肉ソーセージを。
昨日の残りのトマトを放り込んで、赤ワインを入れる。
強火でアルコールを飛ばしたら、水、固形ブイヨンを加えて、
弱火で煮込む。



このままではコクがないので、フライドオニオンを放り込んでおく。

スパゲッティがようやく切れたので、スパゲッティーニを開けよう、
そう思ってたら、フェデリーニがやたらとあることに気付く。
しょうがねえなあ、フェデリーニにするか。

最近、タイマーの調子が悪いのか、ちょうど6分でアルデンテ。
後はフライパンに放り込んで、しっかり混ぜ合わせれば出来上がり。



トマトの味がかなり濃い。
魚肉ソーセージは白旗を振りまくり、
茹で過ぎのパスタみたいな食感を残すだけのモノに成り下がる。

あ~あ、コレなら魚肉ソーセージは別に食べればよかった。
これを論理的に説明すると・・・