缶詰だけど、それが何か?

缶詰、レシピ、散歩、食べ歩き、いろんなものがあります

DoaU237日目_Part4_チェダーチーズのポモドーロ

2009-10-23 23:34:22 | レシピ
嫁さんはうどんを1玉ぺろりと喰い、
そして魚肉ソーセージを1本喰いきり、
とどめにハーゲンダッツのアップルカルバドスもあっさり完食した。

とても、そんなには喰えないので、量が調整できるもの・・・
昨日に引き続きパスタだよ、しかもフェデリーニ。
冷凍してあったラムを3切れ解凍する。
5mm各ぐらいに切って、白コショウとナツメグをふる。
フライパンにオリーブオイルをひいて、乾燥ニンニクを。
香りが出たらラムを放り込み、これまた解凍したトマトソースを。

これだけだとほぼ昨日の昼ごはんと同じなので、
昨日、嫁さんがもらってきたチェダーチーズを大量に放り込む。



あとは余分な水分を飛ばすだけなので、とろ火に落とす。

フェデリーニはきっちり6分で茹で上がる。
フライパンに放り込んだら、強火にして、ソースと絡める。
ホントはチーズが焦げるぐらいの方がうまいと思うけれど、
パスタまで焦げそうなのでやめておく。



トマトの香りなんて居留守を使っているとしか思えない。
どこをどう食べてもチェダーである。
どこをどう食べてもラム風味である。

明日、嫁さんと一緒に病院か?
ホントは東工大のニコニコ技術部に行きたかったんだけど・・・。

DoaU237日目_Part3_ワカメ玉子うどん

2009-10-23 23:18:07 | レシピ
逆は必ずしも真ならず

これはかなり正しいことで、
偶然性が入り込まない数学でも言えること。

2+2=4 コレ以外の解はないけれど、
しかし、4=となると2+2でなくても、2×2でもいい訳だし、
1+3でもいい、10-6でも成立する。

オレの風邪は嫁さんには伝染らない、それがインフルエンザであっても、だ。
しかし、嫁さんの風邪はオレに伝染する。
こんな不条理はない。
こんな不都合はない。
こんな不整合はない。

もう2週間ぐらい、嫁さんの調子がよくない。
病院に行け、そう言っても、
気付いてない、だから大丈夫!
と、いつも通り不合理なことを口にする。

しかし、今週に入ってからどうにも鼻声だし、咳もする、
熱っぽくてカラダがダルい、そう言う。

そして、今朝、起きるのに時間がかかったオレ。
イヤな感じだな、そう思いながら蒲田まで散歩する。
途中でアタマが痛くなる、イヤな咳が出る。
やっちまったかもしれないな、そう思いながら家に帰る。

うんがぅおー
嫁さんが妙な音声を発する。
ダルいのだあ、しんどいのだあ
午後の部、間に合うんじゃない?そう言ってみるけれど、
寝れば治る
そう断言して、ベッドに向かう。
ベッドに向かいたいのはオレだ、そう思う。

そして19時過ぎ、起きてきた嫁さんが言う。
うどん作って

いや、もう何か作ることが面倒くさいんですけど・・・。

麺を茹でるために鍋に湯を沸かす。
同時に別の鍋に水300ccを入れて、こちらも火にかける。
和風だしの素を加えて、沸騰しないようにしたら、
日本酒、みりん、醤油をそれぞれ中さじ1加え、塩を小さじ1。
ふつふついったら、玉子1個を割りほぐしたものを流し込む。
乾燥ワカメを水で戻しておく。

麺は3分ぐらいでいい感じに茹で上がる。
丼に移し、ワカメとおぼろ昆布をのせ、玉子を中央に出汁をかける。



最後に青ネギをふる。
緑うどんというモノがあればこんな感じ?てなものに成り下がる。
ただ、イヤな醤油臭さも塩辛さもない、
海の香りはいっぱいで、それが出汁になっている。

夜なのに嫁さんが1人でぺろりと平らげる。
ホントに風邪か?
いや、オレの不調ぶりは確実に嫁さんからのプレゼント、
ヤツが風邪を引いているのは間違いない。
オレのウィルスもヤツにプレゼントしたいもんだ、
逆は必ずしも真ならず、その反証として。

DoaU237日目_Part2_らあめん しんか(ラーメン/蒲田)

2009-10-23 18:40:51 | 食べ歩き
素敵なミス日本を通り過ぎると、ごはん屋さんがけっこうある。
JRの蒲田から京急蒲田へと進める道に出る。
左手、JR蒲田駅方向には日高屋やリンガーハット。
食指が動かないので、右手に進んでみる。
ケンタの向こう側、あれ?ラーメン屋?



なにやら蘊蓄がてんこ盛り。
そして、営業中の看板の上には佐野実が「心して食えよ!」

12時半前、混んでるか?そう思ったけれど、
カウンターがほぼいっぱいぐらいでテーブル席には誰もいない。

入って右手にすぐ食券機。
初めてだから、王道の選択、左上を押す。

5分ぐらいでらあめん(こってり)が出てくる。



スープは見事に白濁、ただし、単なる豚骨ではなさそう。
なんだろ?
ちょっと煮干しが香ったような気がするけれど、気のせいかも。
獣臭さはほとんどなくて、スープとしてはうまい。
けれど、ちょっと塩がキツいかもしれない。

麺は中太ぐらいで、やや縮れ。
佐野実が「心して」というだけのことはある。
しっかりとした、そしてノド越しのいい麺。
スープがよく絡む、いや、絡みすぎるので麺の味まではわからないけれど、
この麺、かなり好きです、ハイ。

キャベツと海苔、チャーシュー、メンマがトッピング。
メンマはちょいと甘みが強い味付け。
ちょっと塩気の強いスープにはいいのかもしれないけれど、
甘い漬け物はあんまり好きではない。
チャーシューというか、ほぼ肉の塊というぐらいの厚み。
しっかりと肉の味を楽しるのはいいかも。

これで700円。
かなり凝っていそうな作りだから、平均的な値付けかも。
魚介系のあっさりも喰ってみたい・・・
それは前日にカレーを食っていないこと、
そして、蒲田にくることがあれば、という前提が2つ重なった場合の話。
これを食べるためにわざわざ蒲田には来ない、そういうことです。

DoaU237日目_Part1_呑川散歩ーボラとオヤジと蒲田の関係

2009-10-23 18:03:54 | 散歩
10/23(金)

魚屋でボラという魚を見たことはない。
というか、ボラは卵でしか認識したことがない。
そう、カラスミ以外に用がない、それがボラである。
考えてみれば哀れな生き物で、人間に卵を食べられてしまう生き物は、
たいていの場合、その肉まで食べられるてしまう。
鮭だって、タラだって、鶏だって肉まで喰われる。
喰われること自体が哀れだと言えば、そうだけれども、
卵だけとったら、後はいらん!そう言われる方が哀れだ。
そんなことを言われるのはボラとチョウザメぐらいのもんだ。
小遣いをあげる時だけいい顔を見せられて、それ以外の時は
「クサい!」と近寄ってももらえないオヤジ並の悲哀が漂う。

9時45分に家を出る。
てけてけと呑川まで歩く。川の両側はサクラなので紅葉とは無縁。
そのまま歩くと、中原街道に出る。



清流の復活
そう書かれた石碑がある。
1995年から清流復活事業を行った、そう書いてある。
確かにキレイなのだ、この辺りの呑川は。

中原街道を渡ると一ノ橋。



東急池上線が頭上を走る。左に行けば石川台、右に行けば雪が谷大塚。
池上線沿いを歩くか?一瞬、考えるけれど、そのまま呑川沿いをふらふら進む。
呑川沿いには小さな橋がちょこちょこかかっている。
山下橋の近くでは亀が甲羅干し。そこへ鳩が舞い降りる。
呑川をよく見ると、体長5cmぐらいの小さな魚。
上から見ると茶色っぽく見える。何だ?鯉の稚魚?

谷中橋ぐらいまで来ると、時々轟音が聞こえてくる。



150m先ぐらいを新幹線が駆け抜ける。
新幹線の下は境橋。
南雪谷から久が原に町名が変わる、その境目という意味なのかな。

それまではマンションか住宅しかなかったのに、
この辺りから町工場のようなものが両岸を埋めて行く。
ノドが乾いてくるけれど、しかし、両岸にコンビニはない。

境橋から1kmぐらいで国道1号線、第二京浜にぶつかる。



コンビニぐらい・・・と思ったけれど、ファミレスと日産。
そしてコジマ・・・安値世界一に挑戦って言われても、
その安値の中にお茶はない。
左手に池上梅園の緑がもっさり見えるけれど、そのまま進んでみる。
500mぐらい進むと、池上本門寺への参道にぶつかる。



霊山橋を渡れば、車も通れる道。
しかし、蒲田に向かって右岸は歩行者のみ、楽に進める。
呑川を見ると、なにやらキラキラ光る。
なんだろ?
どうやら茶色く見えていた魚、時々横になって腹を見せる。
その時にきらっと光る。
ひょっとして・・・ボラでした。

この辺りのボラは体長が10cm以上あるヤツもけっこういる。
そして、5cmぐらいのヤツは、ハクセキレイが頭上をかすめると、
集団でさぁーっと逃げて行く。
ただ、ハクセキレイが喰える大きさではないんだけれど。

そこからまた500mぐらい歩くと池上通りにぶつかる。
その手前で、六郷用水との合流点がある。
もちろん六郷用水は今はないので、その説明だけがある。

池上通りを越えて、600mほど進むと呑川は急に南下する。



町名は西蒲田。
CMでもOAしている東京工学院の新校舎はまだクレーンが増床中。
蒲田駅までは1km弱。
かなり年季の入ったアパートや1軒家が多い。
ドアなんて簡単に蹴破れそう。強盗に親切な街だ、ココは。

東京工学院の手前から、また電車の騒音。
京浜東北線と東海道線がけっこな本数が走り抜ける。
蒲田到着は11時45分。ちょうど2時間、予定通り。

ただ、困ったことに、昼ごはんを食べるには早いし、
銀行だって12時過ぎじゃないとイヤだ。

銀行はどこだっけ?
ああ、西口にあったよね、そう思ってグランデュオを抜ける。
まだ、早いので、環八方面に向かう。
3/21に行った歓迎(ホアンヨン)は12時前なのに満席。
環八には素敵な歩道橋がある。つらつらと上る。

東側を見る。



JRの京浜東北線と東海道線を跨ぐ跨線橋、素敵だよなあ。
東側は京急の高架工事が進行中。
たらたら下りて、また駅方面へ。
12時は過ぎているので、そのまま銀行へ。

世田谷区の住民税をなぜに大田区で払うんだ?意味がわからん。

さて、どこで食べるか?
毎度インディアンじゃあねえ、それに昨日もカレーだったし。
なんか気になっていた店、あったんだけどなあ。
西口に裏道をつらつら歩く。



パーフェクトサルーンっていったい・・・
ミス日本という店名も素敵すぎる。
蒲田っていいよなあ、ホントに。