いつか、そう言いつづけている限り、そのいつかは永遠に来ない
誰の言葉だったか、思い出せないけれど、至言である。
デスクが紙ゴミの山になっている男に、捨てろよ、そう言った。
しかし、彼は言うのである。
いつか必要になるかもしれないじゃないですか!
でもさ、今まで必要になったこと、ある?
答えはわかっている、けれど、そう聞いてみた。
当然、答えはNOである。
だから捨てさせた。役に立たないものはゴミでしかない。
人間の器官にはゴミがほぼない。
その例外が虫垂と扁桃である。
虫垂は動物では必須だけれど、人間には今や不要のもの。
切除しても何ら問題はない。
同様に扁桃も何のためにあるのかわからん器官である。
一度、感染してしまうと、最悪である。
40度ぐらいの熱が年に何度も出る。ホントに死ねる。
しかし、切除しても、これまた問題はない。
夕方ぐらいから、今イチおかしい。
唾液を飲み込むのにも、ちょっと痛い。悪しき前兆である。
明日、病院に行ってセフゾンを処方してもらわないと、
暗黒の週末を送ることになる、ゴミのくせに、ったく。
昼のこうやのダメージを引きづり、さらにノドが痛い。
晩ごはんなど作る気なんて、起きる訳がない。
しかし、白菜がオレのノド以上に死にかけている。
しょうがないのでスープを作ることにする。
タマネギ半分を薄切りにする。白菜を縦に切り分ける。
ベーコン1枚を細切りにする。
鍋にサラダ油をひいて、タマネギを中火で炒める。
ニンニクのスライスを加えて、さらにベーコンも入れて炒める。
多少、焦げようともかまわずに火を入れる。
白菜の芯の分をまず入れて油を回す。
葉の部分も入れて、白ワイン・・・ああ、昨日、使い切ってしまった。
しょうがないので、水をちょいと加えて、鍋の焦げ付きをこそぐ。
さらに水を400cc加えて沸騰させる。
灰汁をひいたら、固形ブイヨン1個を加えて、中火で煮込む。
冷凍させた椎茸2枚を3mm幅ぐらいに切って鍋へ。
ナツメグ、ローズマリー、オレガノを加えて、煮込みつづける。
水分がとんだら、お湯を足しながら。
30分ぐらい煮込むと、白菜が煮とろけてくる。
考える、どうするか?
このままドロドロのスープとするか?
それとも、主食をちょっと入れるか?
主食を選択する。
鍋にクローブ、チリパウダー、カレー粉を加える。
フェデリーニを茹でる。6分でいい感じになる。
パルメザンをふりかければ出来上がり。
白菜のカレーなんて見たことも聞いたこともない。
しかし、うまいんじゃない?
てか、ノドの通りがいいだけかもしれないけれど。
ただ、白菜を扁桃以上の価値にしただけのこと、
でも、それはスゴいと自画自賛してみよう。
誰の言葉だったか、思い出せないけれど、至言である。
デスクが紙ゴミの山になっている男に、捨てろよ、そう言った。
しかし、彼は言うのである。
いつか必要になるかもしれないじゃないですか!
でもさ、今まで必要になったこと、ある?
答えはわかっている、けれど、そう聞いてみた。
当然、答えはNOである。
だから捨てさせた。役に立たないものはゴミでしかない。
人間の器官にはゴミがほぼない。
その例外が虫垂と扁桃である。
虫垂は動物では必須だけれど、人間には今や不要のもの。
切除しても何ら問題はない。
同様に扁桃も何のためにあるのかわからん器官である。
一度、感染してしまうと、最悪である。
40度ぐらいの熱が年に何度も出る。ホントに死ねる。
しかし、切除しても、これまた問題はない。
夕方ぐらいから、今イチおかしい。
唾液を飲み込むのにも、ちょっと痛い。悪しき前兆である。
明日、病院に行ってセフゾンを処方してもらわないと、
暗黒の週末を送ることになる、ゴミのくせに、ったく。
昼のこうやのダメージを引きづり、さらにノドが痛い。
晩ごはんなど作る気なんて、起きる訳がない。
しかし、白菜がオレのノド以上に死にかけている。
しょうがないのでスープを作ることにする。
タマネギ半分を薄切りにする。白菜を縦に切り分ける。
ベーコン1枚を細切りにする。
鍋にサラダ油をひいて、タマネギを中火で炒める。
ニンニクのスライスを加えて、さらにベーコンも入れて炒める。
多少、焦げようともかまわずに火を入れる。
白菜の芯の分をまず入れて油を回す。
葉の部分も入れて、白ワイン・・・ああ、昨日、使い切ってしまった。
しょうがないので、水をちょいと加えて、鍋の焦げ付きをこそぐ。
さらに水を400cc加えて沸騰させる。
灰汁をひいたら、固形ブイヨン1個を加えて、中火で煮込む。
冷凍させた椎茸2枚を3mm幅ぐらいに切って鍋へ。
ナツメグ、ローズマリー、オレガノを加えて、煮込みつづける。
水分がとんだら、お湯を足しながら。
30分ぐらい煮込むと、白菜が煮とろけてくる。
考える、どうするか?
このままドロドロのスープとするか?
それとも、主食をちょっと入れるか?
主食を選択する。
鍋にクローブ、チリパウダー、カレー粉を加える。
フェデリーニを茹でる。6分でいい感じになる。
パルメザンをふりかければ出来上がり。
白菜のカレーなんて見たことも聞いたこともない。
しかし、うまいんじゃない?
てか、ノドの通りがいいだけかもしれないけれど。
ただ、白菜を扁桃以上の価値にしただけのこと、
でも、それはスゴいと自画自賛してみよう。