私の住んでいるところは東京23区内ですが、小中学校時は就学援助金をもらう手続きが非常に簡易であるということがいえると思います。要するに自治体が親切であり、学校もそういう人のことを考えて、誰にもわからないように拾い上げてくれるやり方をしてくれます。
申し込み書類は生徒全員に配り、全員から回収する形をとる。
内側に希望するかしないかを記入して提出するために、外からは誰にもわからない。
住所・名前などを書くだけで複雑な事項の記入は不要で、収入の調査などは、役所のほうでしてくれる。
支給対象であれば、自動的に銀行や郵便局に入金してくれるので、他人には知られずに受け取ることができる。
義務教育で援助を受けていた我が家は、都立高校でも減免が受けられるくらいの低収入であったかもしれませんが、高校では自ら申し出て手続きをするシステムであったため、学費が払えないような状況でもないので、長女は3年間普通に払って卒業しました。
下の子が高校になってから夫がリストラに合い、失業したため、都立高校の学費を半額免除してもらいました。このときは、さすがに家計に不安を感じました。
高校では、小中学校より手続きがたいへんでした。
まず、希望者は自分で高校まで行って用紙をもらわなければならないことです。子供は毎日通っているので、子供がもらいに行くことはできるのですが、同級生などにそんなことを知られたくはないはずです。ですから、私がパートの合間に時間を作ってとりに行きました。
それから、収入を証明できる書類を家族全員分そろえました。
夫は失業給付を受けているという証明。
私は1月から転職していたので、2~4月分の給料証明を会社に書いてもらうようにとのことでしたが、これには困りました。前年の11月頃試験を受けて入った会社ですが、そこの雰囲気としては、夫がちゃんとした仕事をしていて夫の収入で食べていける素性のあやしくない主婦を雇いたいという感じだったのです。
試用期間3ヶ月が終わってすぐに、夫が失業中で子どもの学費を免除してもらうための書類を書いてくれなどとはとても頼めないと思いました。その書類には「都立高校授業料減免願い」とかいう書類名がついていて、そこに会社で記入してもらう形になっています。用途を隠して書いてもらうことはできないのです。
そのことを高校に伝えると給料明細書のコピーでもいいということでそれで済ませました。
つぎの問題は大学生の長女の収入でした。18歳を過ぎている場合、大人と同様に収入額を証明しなければいけないそうなのです。
長女はバイトをしていますが、学校の授業がない期間は収入が多くなり、試験期間中などはほとんど収入がなくなります。また、数ヶ月置きにバイト先を変わったり掛け持ちしたりで、決まった職場で安定した収入を得ているわけではありません。
3月でやめたところから給料証明をもらったりするのも大変だし、そのような証明で今後の収入予測をするのはほとんど意味がないといえます。
学生バイトの雇い方の特徴としては、店などは余剰人員を抱えておく方針が多いです。だから希望者がいればどんどん新人を入れて行き、一人当たりの勤務時間数を減らします。そのようにして人数を確保しておくわけです。だから、バイトは一定金額の収入が保証されないのです。週に3日入っていたバイトが、新人が増えて月に2日しか入れなかったなどということになり、新たに別の仕事を探すなどということをしているわけです。
そんな状況でどう考えても長女のバイト収入が次女の学費に関係するような額ではないことは明らかなのですが、働いている限りは証明が必要なのだそうです。
逆に働いていなければ妻であろうと18歳以上の兄弟であろうと、なんら証明する必要はないのだそうです。たしかに職場がないんだから証明のしようはないわけですが、これでは怠け者のほうが簡単に援助してもらえるということになります。
でも、普通、夫が失業して家族が働かないなどということがあるわけがないではありませんか。
そして、微々たる収入の証明をするための苦労がはじまりました。
結局、長女のバイトの状況を話したところ、非課税証明書でいいということになりました。ところで、それが5月のはじめころだったのですが、非課税証明書は6月にならないと前年度のものができないので、結局提出するのは前々年度のもので、長女が高校のときのものとなりました。なんか変ですね。
まあ、それでいいというわけですからいいでしょう。
非課税証明書を役所にとりに行くと、我が子のものながら個人情報保護のために本人か又は本人の委任状がないと取れないのだそうです。
もう容易じゃありません。
でも、なんとか収入証明をそろえて提出し、めでたく?学費の減免を受けました。
私は給料明細書をコンビニでコピーして、現物をコピー機にはさんだまま忘れて来てしまい、後で取りに行ったのですがなかったです。店の人にも聞いたのですが、わからないそうです。誰かが持ち去ったということです。これこそ個人情報の流出だけど、どうなっちゃったんだろう・・・。
さまざまなことがありました。
書類を届けて、また不足書類を届けて何度か高校に足を運びました。
手続きだけでも楽じゃありません。
だから、親によってはそんな面倒なことをしないであきらめる人もいます。
学校に鉛筆を持ってこない子供、いつも上履きを履いていない子供など、小学校のとき、子供の同級生にいました。
それは、お金があるかないかじゃないと思います。
親の意識の問題です。
そんな子が、アタマを茶髪にしていたりします。
親が一日パチンコをするお金があっても、幼稚園の子供にメロンパンひとつの弁当しか持たせられない家庭があるのです。
就学援助を受けている子と、見た目が貧乏な子が意外に一致していない場合も多いんじゃないんでしょうか?
うちの子は就学援助を受けていましたが、そんなことは多くの人は知りません。
こつこつためたお金で海外旅行に行ったりしていたので、お金持ちだと思われていました。
申し込み書類は生徒全員に配り、全員から回収する形をとる。
内側に希望するかしないかを記入して提出するために、外からは誰にもわからない。
住所・名前などを書くだけで複雑な事項の記入は不要で、収入の調査などは、役所のほうでしてくれる。
支給対象であれば、自動的に銀行や郵便局に入金してくれるので、他人には知られずに受け取ることができる。
義務教育で援助を受けていた我が家は、都立高校でも減免が受けられるくらいの低収入であったかもしれませんが、高校では自ら申し出て手続きをするシステムであったため、学費が払えないような状況でもないので、長女は3年間普通に払って卒業しました。
下の子が高校になってから夫がリストラに合い、失業したため、都立高校の学費を半額免除してもらいました。このときは、さすがに家計に不安を感じました。
高校では、小中学校より手続きがたいへんでした。
まず、希望者は自分で高校まで行って用紙をもらわなければならないことです。子供は毎日通っているので、子供がもらいに行くことはできるのですが、同級生などにそんなことを知られたくはないはずです。ですから、私がパートの合間に時間を作ってとりに行きました。
それから、収入を証明できる書類を家族全員分そろえました。
夫は失業給付を受けているという証明。
私は1月から転職していたので、2~4月分の給料証明を会社に書いてもらうようにとのことでしたが、これには困りました。前年の11月頃試験を受けて入った会社ですが、そこの雰囲気としては、夫がちゃんとした仕事をしていて夫の収入で食べていける素性のあやしくない主婦を雇いたいという感じだったのです。
試用期間3ヶ月が終わってすぐに、夫が失業中で子どもの学費を免除してもらうための書類を書いてくれなどとはとても頼めないと思いました。その書類には「都立高校授業料減免願い」とかいう書類名がついていて、そこに会社で記入してもらう形になっています。用途を隠して書いてもらうことはできないのです。
そのことを高校に伝えると給料明細書のコピーでもいいということでそれで済ませました。
つぎの問題は大学生の長女の収入でした。18歳を過ぎている場合、大人と同様に収入額を証明しなければいけないそうなのです。
長女はバイトをしていますが、学校の授業がない期間は収入が多くなり、試験期間中などはほとんど収入がなくなります。また、数ヶ月置きにバイト先を変わったり掛け持ちしたりで、決まった職場で安定した収入を得ているわけではありません。
3月でやめたところから給料証明をもらったりするのも大変だし、そのような証明で今後の収入予測をするのはほとんど意味がないといえます。
学生バイトの雇い方の特徴としては、店などは余剰人員を抱えておく方針が多いです。だから希望者がいればどんどん新人を入れて行き、一人当たりの勤務時間数を減らします。そのようにして人数を確保しておくわけです。だから、バイトは一定金額の収入が保証されないのです。週に3日入っていたバイトが、新人が増えて月に2日しか入れなかったなどということになり、新たに別の仕事を探すなどということをしているわけです。
そんな状況でどう考えても長女のバイト収入が次女の学費に関係するような額ではないことは明らかなのですが、働いている限りは証明が必要なのだそうです。
逆に働いていなければ妻であろうと18歳以上の兄弟であろうと、なんら証明する必要はないのだそうです。たしかに職場がないんだから証明のしようはないわけですが、これでは怠け者のほうが簡単に援助してもらえるということになります。
でも、普通、夫が失業して家族が働かないなどということがあるわけがないではありませんか。
そして、微々たる収入の証明をするための苦労がはじまりました。
結局、長女のバイトの状況を話したところ、非課税証明書でいいということになりました。ところで、それが5月のはじめころだったのですが、非課税証明書は6月にならないと前年度のものができないので、結局提出するのは前々年度のもので、長女が高校のときのものとなりました。なんか変ですね。
まあ、それでいいというわけですからいいでしょう。
非課税証明書を役所にとりに行くと、我が子のものながら個人情報保護のために本人か又は本人の委任状がないと取れないのだそうです。
もう容易じゃありません。
でも、なんとか収入証明をそろえて提出し、めでたく?学費の減免を受けました。
私は給料明細書をコンビニでコピーして、現物をコピー機にはさんだまま忘れて来てしまい、後で取りに行ったのですがなかったです。店の人にも聞いたのですが、わからないそうです。誰かが持ち去ったということです。これこそ個人情報の流出だけど、どうなっちゃったんだろう・・・。
さまざまなことがありました。
書類を届けて、また不足書類を届けて何度か高校に足を運びました。
手続きだけでも楽じゃありません。
だから、親によってはそんな面倒なことをしないであきらめる人もいます。
学校に鉛筆を持ってこない子供、いつも上履きを履いていない子供など、小学校のとき、子供の同級生にいました。
それは、お金があるかないかじゃないと思います。
親の意識の問題です。
そんな子が、アタマを茶髪にしていたりします。
親が一日パチンコをするお金があっても、幼稚園の子供にメロンパンひとつの弁当しか持たせられない家庭があるのです。
就学援助を受けている子と、見た目が貧乏な子が意外に一致していない場合も多いんじゃないんでしょうか?
うちの子は就学援助を受けていましたが、そんなことは多くの人は知りません。
こつこつためたお金で海外旅行に行ったりしていたので、お金持ちだと思われていました。