山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

親から受け継ぐもの

2006-01-07 18:20:39 | 未分類過去
私は、学歴や美貌というものは、ある程度お金で買えるものだと思っている。

学歴に関しては、よほどのバカでないかぎり、小さいときからそれなりの教育をしておけば、ある程度の大学には行けると思う。
むしろ、たとえば一流大学に行くのは当然であるというような意識を小さいときから持たせるという洗脳教育こそが、その人間の進む道を決めるような気がする。
それで、代々のお金持ちや様々なことに優れた家庭を見ていると、物事の最低基準が高いわけである。
そういう家庭では、子供がスキー教室に行った時には、すでにある程度滑れなければまともな人間ではないとか、書初めを書くとなれば、最低銅賞はとらなければいけないという意識になっている。だから塾には行かせるし、英会話や習字やピアノなども習わせている。そうやっていろいろなことを身につけている。
そういう子供が結婚すると、当然相手は様々な点で基準を満たしていなければいけないし、新居はあらかじめまともな家や家具を準備しなければいけないということになっている。
多くは、そうやって高い水準を維持しつつ代々続いていくことになる。

美貌については、私はよく姉から服のセンスが悪いと言われる。そのバッグは服に合わないとか、そのスカートは足が太く見えるなどと文句をつけるのである。そんなことは判っているよ。しかし、それしかないんだから合うも合わないもないわけである。
店などを見ていると、それはそれはセンスのいい服や小物がたくさん売っている。お金があれば、この服にはこのバッグ、これにはこの靴というように、よりどりみどりの選択ができるわけである。いろいろ買って着てみて研究するうちに自分に似合うものを見つけることもでき、さらにセンスを磨くことができる。化粧品だって質のいいものが買えるはずだし、エステなんかにもいけるはずだ。お金と時間があれば、美容院にもこまめに行くことができるだろう。お金さえあればいくらでも美しくなれると思う。そういう家庭に育てば、そういうことが自由にできて美しくなれるわけである。

残念ながら、そのような富と意識を私は親から引き継がなかった。親自体が貧乏な農家の生まれであり、家を建てられただけでもマシなほうだ。

もちろん教養もないし、それだけでなく作法や家の中の整え方さえ引き継ぐものさえない。

私と姉はどうも片づけが下手なのであるが、たしかに掃除の手順とか片付けの仕方を親から教わったことはない。家族の中では母の家が一番きれいには片付いているが、よそのお宅で比べ物にならないくらいセンスよくきれいな家がいくらでもあるのは知っている。

母の話によると、母が子供の頃は家の中にはものが何もなかったから、今のように片付ける必要もないくらいすっきりしていたのだそうだ。今はとにかく物が多すぎる。かたづけられない人間が増えたといっても、昔の人間が片付け術が優れていたというわけではないだろうという。それで、母自体片づけを習ったことがないから教えもしなかったそうだ。

考えてみると、私は姑もいないので、その家のやり方というのを伝授されたこともないし、高校を卒業するまでしか、実の親の教えも受けていないのである。そのまま20数年も自己流のいい加減なやり方で暮らしてきたから、子供に伝えるべきものもない。
そして、私の母は家のローンを払うために私が小学校のときから働いていたので、子供に接する時間はあまりなかった。母の主な仕事は娯楽施設で経理のようなことをしていたので、土日の勤務が多かったため、子供の休日に家にいないということが多く、すれ違いになっていたといえる。

物的にも精神的にも、自分には先祖からの土台がないということを私はよく感じる。

母は主な仕事のほかに物の配達や公共料金の集金などもしていた。そういうところは私はそのまま受け継いでいるようだ。体が丈夫でまじめに働くということだけは先祖から受け継いでいる。子供たちも無遅刻無欠席でまじめに学校に通うところだけは先祖から受け継いだ基準を維持しているようである。

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離婚に至ったいとこたち

2006-01-07 01:22:03 | 未分類過去
前回、離婚したいとこが多いと書きましたが、その理由を考えてみました。

ある従兄弟は、妻が出産し、退院の日に何かの理由で迎えに行かなかったとか行けなかったとかいうことなんですけど、妻は怒ってそのまま赤ちゃんをつれて実家に帰ったまま2度と戻らず、そのまま離婚したのだそうです。妻の親が怒ってそうなったという印象も多分に受けました。

ある従姉妹は、自営業の家に嫁いで、経理など担当しよく働き頼りにされていたのですが、夫が働かず女を作ったとかで、いくらなんでも労働力のために嫁いだわけではないので、実家に戻ったのだとのことです。夫婦のことはわかりませんが、夫の親との同居も大変だったのではないかと思います。

ある従兄弟は、共稼ぎで暮らしており、妻の実家の近くに家を買ったところ、毎日のように妻の親がやってきて子供の面倒などを見て、塾や習い事の送り迎えまですべてやっていたのだそうです。そのうち、妻と子供は、妻の実家に寝泊りすることが多くなり、新しい家には戻らなくなったそうです。妻の収入はかなりあり、親がいれば夫はいらないと思ったのでしょう。結局新しい家に従兄弟が一人で暮らしているような状態が続き、ついにバカらしくなって従兄弟は自分の母親が離れて一人暮らしをしていたので、実家で自分の母親と暮らすことにしたそうです。

ある従兄弟は、妻が男を作って出て行ったそうです。
この妻って、日曜日9時にやっていたテレビドラマ「恋する時間」の妹みたいなことだと思うんですけど、本人にはそれなりの事情があったのかもしれませんが、外から見ると、夫に何の落ち度もないのに男と不倫して子供も捨てて出て行った最低の女としか言いようがないんですよね。だから、私はあのドラマの妹の生き方には同感できず、複雑な気持ちで見ていましたが・・・。私は、従兄弟の妻がひどい女だったという噂を従兄弟の親=私の叔母から聞いているので、必然的に従兄弟の味方になります。

私と姉は全然理想の夫婦ではありませんが、離婚の危機までは行ったことがありません。なぜかと考えると、お互いの親が遠くに住んでいて、夫婦のことに口出ししたり、どちらかの肩をもつというようなことがなかったからではないかと思います。
どちらかの親が、よけいな口出ししてくるような環境では、絶対にうまく行かないと思います。


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真冬の結婚式

2006-01-07 00:23:18 | 未分類過去
いとこが今月結婚するそうです。
とはいってもこのいとこ、一度も会ったことがありません。
この結婚する子は、長女である私の母より20歳近くも年の離れた一番下の弟の末子なので、私が短大のころに生まれたんじゃないかと思います。
私はもう東京に出てきていたので、その子を見たことがないのです。

その子が東京で結婚式をあげるとのことで、母が招待されているのですが、最近母は膝が痛いといって、遠出するのを嫌います。特に階段を下りるのが辛いので、電車に乗って東京に出てくるのがいやなのだそうです。
確かに、お正月に帰ったとき、立ったり座ったりするたびに大変な様子でした。膝を曲げるのがかなり辛いようです。暖かくなれば治るというものでもないかもしれませんが、冷えると余計に悪化する感じがするようで、寒い中はなおさら出歩きたくないようです。

それで、母は代わりに姉に出席を頼んだとのことです。
その姉から先日電話がかかってきて、私に代わりに出ないかと言ってきました。
招待状を見たら、午前中の集合で、朝早く家を出るのが大変だとかで、
御祝儀は母から預かっているし、ただでおいしいものが食べられるから、行くといいよ、と私に勧めてきました。
私は行きたくないので断りました。

面倒くさいです。
週末くらい家でゆっくりしたい。
放送大学の試験も迫っているしさ。

それで、「着ていくものもないし・・・」と適当な理由をつけると、
服はいくらでもあるからどれでも貸してあげるよ、みたいなことを言います。
貸すってったって、
それじゃあ、私はそれを借りに行くのかい?
いつ行くんだい? 
と思います。
姉の家までは2時間はかかりますからね。
そんな暇あるわけないだろ、ばかやろう!

この姉が私の家まで服を見繕ってもってくるわけじゃなし。
だいたい、雨が降ったら傘をさすのが面倒だから外出はしないというような
いつも車に乗って移動している人間が
駐車禁止の我が家に来るわけがありません。
まあ、こんな汚い家に来られるのもまっぴらなんですが。

うちに来るより、結婚式場に行くほうがどんなに楽か知れません。

行く気がないなら初めから安請け合いしなければいいのにと思います。
母も代理を探すくらいなら、欠席で出せばよかったじゃないかと思います。

結婚式が真冬になってしまったのは、
この結婚式場は結構有名で、多くの人の憧れの結婚式場なのだそうです。
それで、秋の大安吉日をとろうとしたら、ずっと満員でとれなかったのだそうです。
じゃあ、春にすればいいじゃんと思ったら、
花嫁さんが花粉症なんだそうです。
そりゃあ、鼻水だらだら、顔ぐちゃぐちゃの花嫁さんってわけには行かないでしょう。

普通の招待客にとっては、真冬に出かけるのは確かに寒いけど、会場に入っちゃえば関係ないから、どうということはないですけどね。
母も年をとったなあと思います。

そんなわけで、私は結婚式には行きませんが、
今日、冬のバーゲンをしている駅ビルの中をたまたま歩きながら、
ふと、もし結婚式なんかに出るとしたら何着るんだろう?と思いました。
確かに、家には結婚式に出られるようなフォーマルな服は一着もないなと思いました。
買うとしたら、いくらかかるんだろう?
靴もバッグもないし、コートもないし・・・

適当に、服がないし・・なんていってみたんですが、
本当に仮にそんなところに行くとしたら
困るなあと思いました。

なっさけねえ~

ところで、私のいとこたちは父方母方あわせて40人くらいいるんですが、
離婚率がすごく高いんですよ。
中には2人の子供が2人とも離婚して孫にも会えない叔父叔母がいます。
そこにいくと、私と姉は離婚もしないで一応円満な家庭を築いている点で、上出来といえます。

会ったことのないいとこへ
真冬に親戚をかりだして、有名結婚式場で式揚げて、離婚なんかするなよ!
とにかくおめでとう!
子供が成長するまでは円満な家庭を築いてくださいね~!

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