山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

離婚を思うとき

2006-01-12 14:25:04 | 未分類過去
こんな夫とは暮らしたくないなどということは、妻なら誰でも思うことがあるでしょう。夫もそうでしょう。
どんな夫婦でも、子供が成人するくらいまでには、離婚したいなどと思うような出来事もあると思います。

うちの場合、夫がパソコンでチャットに凝っていた頃がそうでした。
暇さえあれば、パソコンに向って誰かとやり取りしているわけです。
その相手が「女」だっだりして、どういう女なんだこの暇人はと思いますね。
何しろ、私が洗濯をしたり、夕飯を作ったり、片付けたりしている時間もずっと文字で会話をしているのです。いつも夫とその人が2人でというわけではなく、そこに集まる仲間がいるようですが、その女性はいつも参加していて、夫はかなり気に入っているようなのです。なんか、いろいろな相談を聞いたり、励ましたりしてくれるんでしょうね。今も時々していますが、以前ほどではなくなりました。

夫がチャットをしていると、夕飯を出しても食べません。食卓に背を向けて、ずっとず~っと夢中になっているわけです。夫の近くに座っている子供がパソコンを覗き込んで、「あっ、お父さんまた○子さんとやってるんだ」などと言うと「うるさい!人のものを覗くんじゃない!」などといって、一瞬画面を閉じて隠したりするのですが、また直ぐに戻して続けています。このチャットの相手のことは子供からの情報でした。
そのうち、その女の住んでいる地域のガイドブックなんか買ってきたりして、なんか計画してるんじゃないかと思ったりもしました。

その女は、あまりにも暇だから、実はおばあさんなんじゃない?とか、娘と言ってやりました。まあ、一日中パソコンに向っていられる人なんて普通じゃないことは確かですよ。

最初のうち、作った食事を夫がなかなか食べないと、冷めちゃう、まずくなっちゃう、干からびちゃうなどと気をもんでいたのですが、そのうちもうそのまま放置するようになりました。真夏でも刺身とかをそのままわざと放置しておくわけです。暖かい料理の場合も、できたとも言わず黙って置いとくわけです。みんなで取り分けて食べるようなものは夫のために残さず、子供と全部食べてしまうわけです。後で怒ったら、自分がチャットに熱中しているからいけないのだと言います。
ご飯だと言わなかったじゃないかと言われたら、「いや、ちゃんと知らせたのに、熱中してるから聞こえなかったんじゃない?」などと嘘を言うのです。冷めてまずくなっても絶対に温めたりはしないで、こちらはさっさと自分の活動に移行します。夫が食べた後も夫の皿だけはそのまま片付けず翌日までテーブルの上に放置しておきます。

夫がチャットを始めた頃は、チャットで友達になった人に連絡先などを知らせたりすることもあったようです。そうすると、アクセサリーなんかを封筒に入れて送って来る女性などもいました。うちの夫はペンダントなんかするような男じゃありませんから、笑っちゃいます。
夫も過度な近寄りには面食らったようですね。遠いところから来たついでに会いたいなどと言われると、相手が男でも面倒になり、なんとか口実をつけて断ったりし、そのうち携帯の番号なんかは明かさないことにしたようです。

夫が変なのは、私にデジカメで自分の顔ばかり撮らせることです。その中から一番若々しく映っているのを、40歳くらいにみえるかなあなどと言って選んでいます。年齢を詐称して相手に自分の画像を送っているんじゃないんでしょうか?それは無理でしょう。どう見たって50代のおやじです。生え際が後退していますからね。
普通、景色のいいところなどに出かけたら妻や子供を撮ると思うんですが、おっさんが自分ばかり写してもらいたがるなんて、その理由にもうんざりするばかりですよ。

チャットに没頭することについて文句を言うと、やきもちを焼いているというような受け取り方をして、実際に交際が発展するような相手ではないなどと言うのですが、私がいらだつのはそういうことではないのです。そんなことに毎日没頭している人間があまりにもくだらないのではないかと思うからいらだつのです。

そうやって、毎日妻と子供に背を向けてパソコンに夢中になり、ご飯も一緒に食べないような夫は不要なわけです。ゴミですよ。

そういえば、3年位前、中国に旅行に行ったときも、飛行機の待ち時間のうちに空港で消えてしまうわけです。空港内の有料のパソコンルームに入ったまま、なかなか出てきませんでした。中国に行ってからホテルで朝ごはんを7時半に食べようとしているのに、8時くらいまでまたどこかに行って戻ってこないわけです。また、パソコンをするところに行っているのです。きっといつものチャットの相手に、今北京に来ているなどと連絡しているのでしょう。それで、夫が戻ってから朝ごはんのバイキングを食べに行くと、時間が遅くてもう食べ物なんかなくなってしまっていました。何よりもどこに行ったのかと夫を待つ時間が無駄ですし、いい加減にしてもらいたいです。

はっきり言って、そういうことで、夫婦の関係は急激に冷めきったと言えます。金さえ入れてくれればいいし、相手がすることには干渉しないで、普段は別行動をするのが一番無難だという割り切りが生まれました。

その後、家では、私もパソコンを買ってもらい、楽しんでいるんで、夫が誰とチャットをしようとどうでもいいです。

かわいそうなのは、子供かもしれません。親がそれぞれパソコンに向っているので、高校生の子供はテレビか携帯に持ちきりです。


コメント

熟年離婚

2006-01-12 09:36:54 | 未分類過去
もうすぐ団塊の世代が定年を迎えるとか、2007年になれば離婚したサラリーマンの妻も年金をもらえるようになるとかで、熟年離婚の増加が予測されているそうです。

夫が退職するのを待っての離婚なんて、それは裕福な人にしかありえないと私は思っています。
昨日の朝だったかテレビ「特ダネ」でやっていましたが、司会の小倉さんが言っていました。
「別れたら生活費も倍かかるでしょう、20万の年金で夫婦が暮らしていたのを、離婚して10万ずつで暮らせるんですか?」
私も全くそのとおりだと思います。
夫婦で財産を半分ずつ分けて、安定した老後の生活をしていける人というのは、かなりの退職金がもらえるような人、莫大な貯蓄のある人に限るでしょう。
テレビドラマでやっていた渡哲也と松坂慶子の「熟年離婚」なんかでも、かなり恵まれた家庭環境といえます。

うちなんか、実質問題、別居したらお金の問題で夫婦ともに生きていけません。
公営住宅から出てひとりが民間賃貸住宅を借りるなんて、金銭的にも無理ですが、様々な手続きや手間を考えても大変だと思います。

共同生活ならば新たに家財道具を買ったり、家賃や光熱費を別々に払ったりすることもなく、経費が節減できます。だから愛情なんかよりも、生きていくための必要手段という感じになっていて、貧乏人には選択の余地がありません。

まあ、お金持ちの人が考えるのは自由ですけどね。

それにしても、夫と一緒に家にいるだけでストレスがたまり、妻が病気になってしまうような状況も多いらしいです。多くは亭主関白型のようです。
仕事一筋で生きてきた稼ぎの多い夫をもつ妻にそういうケースが多いようですから、妻が熟年離婚を考える家庭というのは、夫の収入がたくさんある場合が多いのかもしれません。

うちの場合も、夫がいるとストレスがたまります。家にいるといちいちうるさいんです。どうでもいいことを聞いてきたり話しかけてきたりするわけで、夫がいると何も手につかない状況となります。うちの夫の場合、単に口数が多いのですね。
でも、私がすることにいちいち干渉はしないからまだいいです。

うちはたぶん数年後は半分別居状態となります。私の田舎の母が一人暮らしをしているから、私はそっちに行くことになるでしょう。夫は私の実家には行かないでしょう。田舎には仕事ないので、体だけころがり込むわけにはいかないんです。

これからの老後は、夫婦以外に、年老いた親子とか、兄弟姉妹、友人同士が同居することが多い時代になるのかもしれませんね。
経費の合理化ではそれでひとつの解決ができるかもしれませんが、また今までになかった様々な問題も起こるかもしれません。

コメント