重症筋無力症に負けてたまるか!

写真の無断転載禁止です カメラ抱えてスタコラサッサ
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興味を持ったものを写真とともに

ウニ食いてぇ~

2008-08-07 23:36:46 | ノンジャンル

北海道ならではの食事といえば。

カニやジンギスカン、スープカレーに味噌ラーメン。
他にも色々あるのですが、
この時期は誰がなんと言おうとも、
『ウニ』なのです。
しかもウニ丼。

小樽から西へちょいと車を走らせると、
積丹町というところがあり、
神威岬からの景色が絶景なのであります。
北海道の海とは思えないほどの、
エメラルドグリーン色をした海岸を眼下に控え、
遠く見渡すは、
どこまでも遮ることのない水平線。

その積丹、夏はウニの漁で大賑わい。
ウニの聖地なのです。

7月から8月下旬くらいまでがウニ漁の期間中なのですが、
その時期の積丹産ウニは絶品。

北海道に住んでいる自分でも、
あまり食べる機会がないのが残念。
近所のスーパーでは、
なかなか積丹産のウニは売っていないのです。
ロシア産だったり、北朝鮮産だったり。
そしてミョウバンに漬かっているものだから、
ミョウバン臭さが気になっちゃう。

積丹の食堂や寿司屋で出されるウニは
塩水ウニ!!
これがウマいのです。

一度塩水ウニをちょちょいと食べてみると、
ミョウバンウニには戻れなくなるほどの
芳醇な味わい。
まさにマジックオブ塩水ウニ!

毎年今くらいの時期のローカル雑誌を読むと、
『積丹に行ってウニ食おうぜい~』的な記事が載ってます。
もちろん、
それを読んでしまうと、
『お兄さん、ちょっくら積丹行ってくるわ』
と麦藁帽子をかぶり、
サングラスをかけて車に乗り込みたくなります。

でもね、
ウチから積丹までが微妙に遠いのです。
3時間くらいかかるかも。
疲れたら下がりっぱなしなマブタを2つ所有するわたくしでは、
運転に自信がないのです。
あ、電車があったか。
電車イイね!
缶ビールを携え、
エンヤヤンヤと宴会しながら積丹に行くのっていいなぁ。
でも通勤時間帯は遠慮しておこう。

積丹のウニ丼の価格帯ですが、
3000円前後でしょうか。
札幌市内でもウニ丼を食べられるところはあるのですが、
もうちょっと高いです。
ウニ丼はやはり、
イソの香りを嗅ぎながら食べるのがイイのです。

そういや、
もう何年もウニ丼を食べてないなぁ。

積丹のウニ丼もよいのですが、
留萌で食べたウニ丼の味も忘れられないよ。

留萌(るもい)に黄金岬っていうところがあって。
そこに民宿のような食堂があるのです。
そこでウニ丼を注文したところ、
なかなかウニ丼が出てこない。
どうしたのかなぁ?と厨房を覗いてみると、
おばちゃんが一生懸命に、
ウニの殻を割っていたのです。

1時間ほど待って食べたウニ丼の味ときたら、
感動モノだったなぁ。

ところで、
積丹の海水浴場の外れではウニが転がっております。
ゴロンゴロン、こっちにゴロンとね。
でも獲っちゃダメ!!
密漁になっちゃうのです。
もし積丹の海水浴場で、
スプーン(もしくは箸)と醤油の瓶をかかえた人達がいたら、
鉄板でウニを獲ろうとしてますので、
密漁だよと注意してあげてね。