60代の後半に差し掛かった男が、昔の恋人の母親の死によってその遺書にあった遺品のことで弁護士から連絡を受けることから始まる物語。昔の恋人、ではなく、その母親。しかも、遺品というのが日記。謎が謎を呼ぶ展開なのだが、穏やかに老後を送っていたはずの彼の日常に波風が立つ。今の彼の生活が何なのか。ミステリ仕立てでひとりの男の人生が立ち上がる。
ここまでの人生を振り返り、自分を見つめなおすことになる。なぜ、 . . . 本文を読む
内容的に昨年のコナンは子供には難しいのではないか、と思わせる作品だったが、今年のコナンはなんと字幕が3割くらい入るというまた別の意味で子供には困難な映画になっている。大人から子供まで楽しませる映画としてはこういう冒険もまた必要なのか。映画はまるで媚びない。だからといって独りよがりになるわけではない。驕り高ぶるわけでもない。毎回の大ヒットで、常に次回作が期待される国民的映画にすら成長し、ハードルはど . . . 本文を読む