大好きな万城目学、久々の新作。しかもこんなのも分厚い本(上下巻で1000ページに及ぶ)を読めるなんてとても幸せ。今回もどんな破天荒な冒険を見せてくれるのかと、ドキドキしながら本をめくる。3兄弟のとんでもない冒険が始まり、どこに行きつくのやら、わけのわからない怒濤の展開にふむふむとうなづきながら、ページをどんどこめくることになる。彼らの不思議な能力がどういうふうに発揮されお話が展開していくのか、興味 . . . 本文を読む
この夏一番の話題の超大作。この映画もまたご多分に漏れず何度となく公開が延期されようやく上映することになった作品だ。すごいお金をかけた作品だからヒットしてもらわなくては困るのだろうけど、このコロナ禍で、タイミングを失すると大失敗するだろうから、配給会社は大変だと思う。何度も宣伝の仕切り直しをするたびに、本来なら不要なお金がかかり、鮮度は下がり色褪せていくだろうし。(とりあえず無事ヒットしてよかったで . . . 本文を読む
久々の佐藤正午の映画化である。原作は1000ページに及ぶ長編らしい。それを2時間にまとめるのは至難の業だろう。だからか、映画はすごいスピードで話が展開していく。あれよあれよという間にあちらこちらへと話はしっちゃかめっちゃかで、振り落とされそうだ。何がどうしてどうなっているのやら、ちゃんと見ているはずなのに、わからない。きっと最後まで見ていたらすべてがうまく収まるところにおさまってどんどん深まる謎だ . . . 本文を読む