わたしの冬のたのしみの一つに
麦でつくるヒンメリ製作があります。
じっくりと落ち着いて
立体幾何学模様に取り組みます。
なかでも新しいデザインに出会う時は
一層ときめき
完成の喜びはひとしおです。
ところで、先日
ある映画を観ていましたら
天才数学者の部屋に
ヒンメリが飾られていました。
昭和初期の日本にもあったのかな?
と思いながらも、うれしくなり
なんだかワクワク💕
すぐに同じ雰囲気のものを
作ってみました。
↑
八面体の雫型を入れ子にしたものです。
美しさと寸法は密接な関係にあり
映画の主役である数学者は
数字の織りなす美に魅了されている
そういうことなのかと。
映画のストーリーとヒンメリは
とくに関係はなかったのですが。
私がいつもブログを書いている
丸テーブルの上は いま
こんな感じです。
今年になって製作した80面体は
五角形と六角形で織りなす立体で
宇宙の本質を感じさせてくれる
美しい球・・。
上の写真は母(86歳)の作品です。
極小 小 中 大 極大
五種類の大きさで作ってみたよ‼
と、言っていましたので
そのなかの一つで多分サイズは大。
ごく最近の私の作品は
モビール感がちょっとすてきな
こちらです。
↓
ヒンメリ作品は
作ること以上に、どこに飾るのかを
いつも思案いたします。
もちろんそれも楽しいのですが。
それぞれの作品には似合う空間
というのがありまして
そのポイントを見つけるまで
あちこち吊るしてみては
ながめてみては
ここかな? ここだな‼
という場所を探します。
そして「ここ」と決まったら
やっと作品が完成した気持ちに
なります。
次回は母の作品の中から
麻模様の壁掛けを
お届けしたいと思います。
お楽しみに。
maymi.yagi 岡山