プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

鳥谷元

2014-11-27 23:14:03 | 日記
1965年

中日ドラゴンズは十三日午後二時から、名古屋市中区南外堀町の球団事務所で、福岡県立築上中部高校の鳥谷元投手(18)=1㍍78、75㌔、右投げ右打ち=の入団を正式に発表した。背番号は未定。同投手は、甲子園出場の経験はないが、本格派投手でコントロールがよく、スピードは抜群。早くから注目されていた。打っても四番で、本塁打3本を記録している。百㍍を12秒で走り、脚力もある。

鳥谷投手の話 中日は郷土の先輩が多いので心強い。とくに柿本さんはうちの家の近くだったので、小さいときからファンだった。阪急にトレードが決まったそうですが、柿本さんを目標にがんばりたい。高校のときはストレート一本だったが、これからは多くの変化球をおぼえたい。

柴田スカウトの話 大きな大会には出なかったが、将来性のあるいい素質を持っている。オーバースローで、どちらかといえば村山のような力投型だ。外角低めに決まる速球に伸びがあり、実にいいものを持っている。
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田上一秀

2014-11-27 22:29:13 | 日記
1965年

田上一秀投手(18)…都城農、1㍍85、75㌔、左投げ左打ち、背番号48。

高校時代は投手よりも打力を生かすために一塁で四番を打っていた。通算打率は三割五分。しかし、南海では投手をやっていきたい。目標は巨人の金田さんのような投手になることだが、一生懸命に力を発揮したい。
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栗崎日出男

2014-11-27 22:24:57 | 日記
1965年

栗崎日出男外野手(18)…柳川商、1㍍78、78㌔、右投げ右打ち、背番号43。

栗崎外野手の話 高校時代の通算打率は三割六分台でホームランは9本打っている。足には自信があるだけに一日も早く南海のムードに慣れ、広瀬さんのような俊足、強打の選手になりたい。
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下村栄二

2014-11-27 22:17:58 | 日記
1965年

平山コーチ、小坂、佐々木有ら八人が退団したが、さらに坪井猛投手、横田斉夫内野手が球団事務所に呼び出され、自由契約選手にするむねを申し渡された。また鈴木宇成外野手も進退について話し合ったが、先日テストをうけていた下村栄二投手(名商大中退)の合否の結果がはっきりするまで待機することになった。

すでに名古屋で契約を終えている下村はテスト生で、十七日東京で開かれた臨時選択会議の結果、無競争で広島入りが決まっていた。左でカーブがよい。
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田中辰次

2014-11-27 22:13:02 | 日記
1965年

午前十一時三十分、東京・丸ノ内の西鉄東京事務所で、宇高スカウトが立ち会い、東京・鷲宮製作所の田中辰次遊撃手(21)=1㍍73、75㌔、右投げ右打ち、興国商出=の入団を発表した。西鉄では、小室遊撃手(松江商)の入団も内定しているが、正式契約は田中が第1号。田中はノンプロ鷲宮製作所の一、二番打者として好打好守を誇り、ことしの都市対抗野球では、立正佼成会に補強され、優秀選手に選ばれている。遊撃手の補強に力を入れていた西鉄は、宇高スカウトが田中の根性のあるところを買い、選抜会議でも西鉄だけがリストに載せていた。鷲宮製作所が同選手のプロ転出をしぶり、交渉が難航していたが、本人のプロ入りの意思も強く、同製作所もついに同意した。二十二日、大阪・堺市の田中の実家で契約をすませた。

田中選手の話 中学、高校時代東映の尾崎らと試合したこともある。野球をする以上、いつかは僕もプロでやりたいと思っていた。
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高岡英司

2014-11-27 21:43:51 | 日記
1965年

中日ドラゴンズは十五日、先に入団が決まった富士鉄広畑の高岡英司投手(26)=福岡・東筑高出=と正式に契約したと発表した。同投手は三十三年東筑高卒後、ノンプロ日鉄嘉穂、富士鉄広畑などで活躍、ことしの都市対抗野球では松下電器に補強され、優秀選手に選ばれた。元大毎荒巻投手によく似たフォームで、左腕投手特有の内角低めをつく速球が武器。1㍍72、66㌔、左投げ左打ち。

高岡投手の話 中日には江藤さんはじめ知った人が多いので心強い。プロでやれる自信はあるが、何勝できるなどとはいまいえない。とにかく一日も早くプロに水に慣れることが大切だと思う。

近藤ピッチングコーチの話 貴重な左投手だ。すぐ使えるので来シーズンが楽しみだ。カーブ、シュート、ストレートしか投げられないといっているが、キャンプで多くの球種をマスターしてもらう。先発か救援にするかはキャンプで適性をみてから決める。年齢的にもこれからの選手だから大いに期待している。
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白石静生

2014-11-27 21:23:52 | 日記
1966年

四国球界一の本格派左腕、白石静生投手(19)=1㍍77、70㌔、左投げ左打ち、四国鉄道=の広島入りが確実となった。広島はすでに野崎スカウトを実家へ派遣し、交渉をかさねていたが、あす一日、野崎スカウトが実家を訪れ、二度目の交渉をする。しかし本人は強くプロ入りを希望しているので条件さえ折り合えばただちに正式契約の運びとなろう。同投手は早くからプロ関係者にマークされていた左の本格派投手で、阪急もねらっていたが、ウエーバー制の差で広島が交渉権を得たもの。一見きゃしゃな感じはするが、オーバーハンドからの速球、カーブには威力があり、ノンプロでは一級。広島は即戦力として期待している。

野崎スカウトの話 これまでの交渉では条件など切り出していないが、話はまとまると思う。
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