1977年
野崎(千葉商)。晴れてプロ入りー。ヤクルトは十九日、ドラフト指名外の野崎進投手(18)の入団を発表した。同投手は、今夏の千葉大会で見事、千葉商を九年ぶり七度目の甲子園へ出場させる立役者として大活躍。甲子園では1回戦で惜しくも敗れたものの、178㌢、85㌔から投げおろす速球、カーブにはかなりの威力があり将来が楽しみな選手といわれた。甲子園大会終了後、千葉日報社記者にも出来ればプロでやりたいーともらしていたことなどから、さる十一日、野崎を一年から育てていた鈴木監督のもとに、ヤクルト側から話があり、話し合いはスムーズに進み、この日、約六百万円(推定)で入団が正式に決った。
千葉商・鈴木監督の話 野崎の技術などはまだまだだが、野崎が好きだし体力もあるので後輩のためにも一生懸命やって早く第一線に出場出来るようになってもらいたい。
父親・弘さん(45)の話=うちの商売である肉屋のあとを継がせようと思っていたが、本人がどうしてもやりたいというので仕方がない。あきらめました。プロに入った以上はがんばってもらいたい。
野崎(千葉商)。晴れてプロ入りー。ヤクルトは十九日、ドラフト指名外の野崎進投手(18)の入団を発表した。同投手は、今夏の千葉大会で見事、千葉商を九年ぶり七度目の甲子園へ出場させる立役者として大活躍。甲子園では1回戦で惜しくも敗れたものの、178㌢、85㌔から投げおろす速球、カーブにはかなりの威力があり将来が楽しみな選手といわれた。甲子園大会終了後、千葉日報社記者にも出来ればプロでやりたいーともらしていたことなどから、さる十一日、野崎を一年から育てていた鈴木監督のもとに、ヤクルト側から話があり、話し合いはスムーズに進み、この日、約六百万円(推定)で入団が正式に決った。
千葉商・鈴木監督の話 野崎の技術などはまだまだだが、野崎が好きだし体力もあるので後輩のためにも一生懸命やって早く第一線に出場出来るようになってもらいたい。
父親・弘さん(45)の話=うちの商売である肉屋のあとを継がせようと思っていたが、本人がどうしてもやりたいというので仕方がない。あきらめました。プロに入った以上はがんばってもらいたい。