1977年「広島時代」
・昨年、日ハムから移籍した左腕の鵜飼が11月20日付けで退団した。カープではたった1年だけとあって球団は、もう1シーズン状態をみたかったようだが、肝心の本人が「自信がまるでない」の一点張り。仕方なく任意引退にしたわけ。鵜飼は四国電力からドラフト1位で日ハム入り、左腕の本格派として期待されたが、腰痛に悩まされ芽が出ず、プロ生活4年間でわずか1勝4敗に終わった。今シーズンは、ハナから二軍暮らしで最後まで一軍のマウンドを踏めなかった。肩を痛めたのが原因とされており、しかもすでに30歳。「体が痛むと意欲まで希薄になってしまって。これからの人生は長いのだし、どこかで区切りをつけなくてはいけないのだから」と表向きはサバサバした感じだが、思い通りの活躍ができなかったのだから、やはり心のどこかに悔いはあるだろう。「これから先、なにかの縁で野球を指導できるようにでもなれば・・・」の言葉に断ちがたい気持ちの裏が読める。当面は徳島にある実家の家業を継ぐらしいが、さてこの鵜飼に二度目の「野球人生」が訪れるか。
・昨年、日ハムから移籍した左腕の鵜飼が11月20日付けで退団した。カープではたった1年だけとあって球団は、もう1シーズン状態をみたかったようだが、肝心の本人が「自信がまるでない」の一点張り。仕方なく任意引退にしたわけ。鵜飼は四国電力からドラフト1位で日ハム入り、左腕の本格派として期待されたが、腰痛に悩まされ芽が出ず、プロ生活4年間でわずか1勝4敗に終わった。今シーズンは、ハナから二軍暮らしで最後まで一軍のマウンドを踏めなかった。肩を痛めたのが原因とされており、しかもすでに30歳。「体が痛むと意欲まで希薄になってしまって。これからの人生は長いのだし、どこかで区切りをつけなくてはいけないのだから」と表向きはサバサバした感じだが、思い通りの活躍ができなかったのだから、やはり心のどこかに悔いはあるだろう。「これから先、なにかの縁で野球を指導できるようにでもなれば・・・」の言葉に断ちがたい気持ちの裏が読める。当面は徳島にある実家の家業を継ぐらしいが、さてこの鵜飼に二度目の「野球人生」が訪れるか。