プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

貝塚博次

2016-05-07 22:27:13 | 日記
1974年

中日がドラフト四位に指名した兵庫・三田学園高の貝塚博次投手(18)の入団が十七日決まった。法元スカウトはさる十六日夜、神戸市北区有馬町一三七七の五の同投手の自宅を訪れ、両親の弘明さん(49)よね子さん(42)そして、本人に初めて条件提示、四度目の入団交渉を行った。その際「一晩考えさせてほしい」と申し出た父弘明さんが、家族会議でこの条件をのむことに決め、十七日午後、名古屋市中区栄、中日ビル内の球団事務所へ中日入りの内諾を電話で伝えてきた。貝塚投手は1㍍79、70㌔、右投げ右打ち。甲子園出場の経験はないが、安定感のある下手投げとして三田学園のエースになった昨秋から通算28勝6敗、防御率1・02の成績を残している。

中日は二十三日午後三時から名古屋市中区栄の中日ビル内、球団事務所でドラフト四位で指名した兵庫・三田学園高校の貝塚博次投手(18)=1㍍79、70㌔、右投げ右打ち=の入団を発表した。両親の弘明さん(49)米子さん(42)と発表の席に並んだ同投手は、中川球団担当の紹介に緊張そのもの。しかし報道陣の質問にははっきり次のように答えた。

ー得意の球は。
「スライダーとシュート。コントロールには自信があります」
ー自分をどんなタイプだと思うか。
「中日の三沢さんに似ていると思います」
ープロのことはよく知っているのか。
「阪神ファンだったのでテレビでよく見ました。中日はチームワークのいいチームという印象が残っています」
ー下手投げ投手は左に弱いがどうか。
「好きな方ではありません。でも、こっぴどくやられたことはありません。早く王さんと対決できるようになりたい」
担当の法元スカウトは貝塚投手について「非常に安定している。ピッチングの組み立てがうまく、打たして取る技巧派で、簡単に点を取られないタイプ。下手投げという点でも先が楽しめる」と将来性を高く買っていた。高校三年間の通算成績は28勝8敗1分け、防御率1・08。
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良川昌美

2016-05-07 20:57:05 | 日記
1977年

クラウンがドラフト5位に指名した淀商高・良川昌美投手(18)の入団が二十八日決定した。クラウンでは第一号。浦田チーフスカウトは午後七時、大阪市浪速区浪速町の自宅を訪れ、本人と両親の昌弘さん(56)鈴枝さん(52)と岡田野球部長、池田監督を交えて約二時間、三回目の入団交渉を行った。すでに良川自身がプロでやりたい気持ちが強く、周囲の理解もあって、すんなりと仮契約の運びとなった。

良川投手の話 プロでやれるならどこの球団でもいいと思っていた。すでにトレーニングを開始しているので、早くクラウンの選手と一緒にやりたい。いまはカーブが武器だが、ストレートももう少し速くなると思います。ヤクルトの松岡投手が目標です。
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松井満

2016-05-07 19:36:07 | 日記
1974年

阪急ブレーブスがドラフト二位に指名していた松井満外野手(18)=1㍍76、70㌔、右投げ右打ち=の入団が七日決まった。阪急・三輪田スカウトは七日午後三時から下関ステーション・ホテルに松井本人・母トメ子さん(52)を招き、菊永下関商野球部長も立ち会って、八回目の入団交渉をした。この結果「大学だけは卒業させたい。母一人子一人の家庭で、プロに手放すにしのびない」と最後まで渋ったトメ子さんが入団を了承、条件面の詰めも終わって、入団が決定した。阪急球団は年内に正式発表の予定。松井は高校三年間の通算打率・437(120試合)の好打者で「走攻守そろった選手。将来はクリーンアップを打てる打者への成長を期待する」と三輪田スカウトは言っている。

松井選手の話 自分としては初めからプロ入りしたかった。母もわかってくれてうれしい。早く一人前の打者になりたい。
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村上義則

2016-05-07 19:23:46 | 日記
1970年

中日ドラゴンズは三日午後三時、東京・内幸町の同球団東京事務所で、ドラフト第四位指名の村上義則投手(20)=左投げ左打ち、1㍍78、75㌔、小豆島高、ノンプロ大倉工業=の入団を発表した。これより先、小山球団社長、村上投手の実父荒太郎氏(53)=佐伯建設勤務=が立ち会って契約を完了した。中日では入団選手の第1号。村上投手は四国のノンプロ界きっての好投手。左腕特有の鋭いカーブがよく、今夏の都市対抗野球大会では四国電力の補強選手として出場している。一昨年から西村スカウト部長(現ヘッドコーチ)が注目していた。昨年は渋谷投手(中日)とライバル同士。西村ヘッドコーチの話によると、「毎年伸びつつある選手だ。プラスアルファがどれだけ加わるかによって、来季は貴重な即戦力になるだろう。左投手では今のノンプロ界の第一人者」と太鼓判。小山社長に「ファンに期待してもらえるような好投手になってほしい」と激励をされていた。

村上投手の話 チームに貢献できる選手になりたい。カーブには自信があるし、渋谷さんという目標がある。とにかくがんばってみたい。
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