1963年
中日ドラゴンズは、日大の千原、八女高の矢野両投手をはじめ、大学、高校球界の好選手の補強を着々と進めているが、このほど九州高校界で大型捕手として各球団から注目されていた、八代一高の浜田総国(ふさくに)選手(17)=熊本県八代郡鏡町下有佐158=の入団が決定した。同選手は身長1㍍81、体重71㌔の大型な体格にめぐまれ、九州高校球界では評判の好捕手だった。今夏の甲子園大会熊本県予選では二回戦で優勝候補の鎮西学院に延長十二回のすえ3-4と惜敗したが、四番打者としてひとりで打ちまくり、今シーズンの公式戦で12試合、打数66、安打25、打率3割7分9厘の好成績をあげた。地元の西鉄は打てる捕手、それに浜田の大柄なからだにほれ込み、熱心に入団を誘っていた。だが中日は九州担当の柴田スカウトが、早くから浜田選手のめんどうをみていたことから争奪戦を有利に展開、翌日、同選手といっしょに来名し、中日球場でテストした結果、入団が決定したもの。
父国男さんの話 好きな野球をやりたいというので、中日にお世話になることになりました。むすこがプロでやれるかどうか、私はあまり野球は知らないのでわかりませんが、とにかく、みなさんの期待に答えるようなりっぱな選手になってほしいものです。
浜田選手の話 大学を志望していたが、どうせ野球をやるならプロでやってみたいと思った。中日に入団できてうれしい。一生懸命にがんばります。
中日ドラゴンズは、日大の千原、八女高の矢野両投手をはじめ、大学、高校球界の好選手の補強を着々と進めているが、このほど九州高校界で大型捕手として各球団から注目されていた、八代一高の浜田総国(ふさくに)選手(17)=熊本県八代郡鏡町下有佐158=の入団が決定した。同選手は身長1㍍81、体重71㌔の大型な体格にめぐまれ、九州高校球界では評判の好捕手だった。今夏の甲子園大会熊本県予選では二回戦で優勝候補の鎮西学院に延長十二回のすえ3-4と惜敗したが、四番打者としてひとりで打ちまくり、今シーズンの公式戦で12試合、打数66、安打25、打率3割7分9厘の好成績をあげた。地元の西鉄は打てる捕手、それに浜田の大柄なからだにほれ込み、熱心に入団を誘っていた。だが中日は九州担当の柴田スカウトが、早くから浜田選手のめんどうをみていたことから争奪戦を有利に展開、翌日、同選手といっしょに来名し、中日球場でテストした結果、入団が決定したもの。
父国男さんの話 好きな野球をやりたいというので、中日にお世話になることになりました。むすこがプロでやれるかどうか、私はあまり野球は知らないのでわかりませんが、とにかく、みなさんの期待に答えるようなりっぱな選手になってほしいものです。
浜田選手の話 大学を志望していたが、どうせ野球をやるならプロでやってみたいと思った。中日に入団できてうれしい。一生懸命にがんばります。