プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

小林英幸

2016-05-30 21:51:12 | 日記
1958年

中日ドラゴンズでは二十七日午前十時半から球団事務所で帝京高の小林英幸一塁兼外野手(18)と正式契約した。同選手は在学中の通算打率が3割3分、本塁打10本放っており、大島信雄氏(野球評論家)が「バッティングにみるべきところがある」とほれこんだ逸材。走塁(ベース・ランニング15秒3)と左投手に対するバッティングが今後の課題で、あらけずりだが長打者の素質はある。平岩代表も「いますぐというのは無理かも知れないが、ほとんどコーチらしいものを受けたことがないそうだから、一、二年仕込めば頭角を現してくるだろう」と期待を寄せている。身長1㍍79、体重75㌔、左投左打、背番号は未定。
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中条博

2016-05-30 21:26:18 | 日記
1966年

南海ホークスは、第一次ドラフト会議で交渉権を得た愛知県愛知高校三年の中条博投手(18)=1㍍75、75㌔、右投げ右打ち=と入団交渉を進めていたが、このほど交渉がまとまり、四日午後二時から名古屋駅前の都ホテルで球団側から伊藤スカウト、中条側から同投手、母親一枝さん(53)実兄功さん(32)=名古屋市東区赤萩町北西交通営業部長=らが立ち会い契約調印した。同投手は右腕から投げおろす本格派で今夏の高校野球愛知県予選では中京商を苦しめる活躍をした。なお入団発表は五日、大阪・難波の球団事務所で行う。
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愛甲徹

2016-05-30 20:48:14 | 日記
1964年

愛甲(あいこう)徹投手(19)=PL学園卒=の入団発表が二十五日午後三時から東京・南千住の球団事務所で行われた。同投手はPL学園時代長身から投げおろす速球とシュートに威力を持ち本格派として注目され、三十八年の甲子園大会にも出場している。1㍍78、76㌔、右投げ右打ち。
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水谷実智郎・日置司

2016-05-30 20:41:34 | 日記
1965年

中日ドラゴンズは、一日中日球場内プレス・ルームで、名古屋・昭和高の水谷実智郎投手(18)=右投げ、右打ち、1㍍82、67㌔=と岐阜短大付属高の日置司投手(18)=右投げ、右打ち、1㍍81、78㌔=の入団を発表した。水谷はオーバーハンドからの速球を武器とする本格派、ことしの投手成績は13勝5敗、一試合平均12、3個の三振を奪っている。今夏の甲子園大会予選では三回戦で一宮商に1-0で惜敗、打撃もよく、この一年間の通算打率は3割1分2厘。日置は速球とカーブが得意。ことしの成績は8勝1敗、打撃の素質もよく今季の通算打率は5割、野球一家で、兄弟の一人良一さんは中京商時代中山投手(中日)とバッテリーを組み甲子園で優勝したことがある。その下の伸兵さんも、中京商のとき甲子園に出場し現在ノンプロ西濃運輸の主力選手として活躍している。

吉江代表の話 二人ともいい体格をしている。それに足もはやい。これらの新鋭投手が順調にのびたら、投手王国を再現できると思う。
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日置司

2016-05-30 20:33:57 | 日記
1965年

日置司投手。身長1㍍82。右投げ。七男坊。兄ふたりは中京商野球部の好打者として甲子園で活躍した。日置は同期生で昨夏の予選後、中途退学で阪神入りした交告投手にかくれ、ヒノキ舞台は踏まなかった。速いタマを投げるが、試合になると日ごろの力が発揮できない。この欠点も、中日の秋季練習に参加してから目に見えて直った。それとともにサイド気味投法からオーバーハンドの投法にかえた。「プロのコーチはやはりアマチュアとちがいますね」日置はおもしろいぐらいタマがよく走る自分のピッチングにすっかり自信をつけた。いまでも高校の宿舎で生活。友人を相手にキャッチボール、ランニングに懸命だ。松本同校長が常に激励してくれる。「プロ選手になった以上は歯を食いしばってやれ。なにごとも努力を惜しんではならない」と。新人選手にはお正月は返上ですとはりきっている。

・得意はカーブ、それにスピードを加え、早く一勝したい。

・岐阜大和中学、岐阜短大付属高とも投手だった。打順は四番、昭和二十一年七月十四日生まれ、18歳、七男。
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フォイタック

2016-05-30 20:12:23 | 日記
元中日のフォイタック投手を知ってますか?

1965年

中日ドラゴンズは、五日午後五時名古屋市中区南外堀町の球団事務所でポール・フォイタック投手(24)=右投げ右打ち、1㍍81、83㌔=の入団を発表した。二日いらい中日球場でテストしていたが、ウワサされていた肩、腰に故障はない。球力からみてじゅうぶん戦力になると西沢監督ら幹部が判断し、テスト四日目で結論をだし、採用を決定したもの。なお背番号は「16」に決まった。

同投手はこのまま引きつづき練習してシーズンに臨みたいという希望だったが、渡航続きの関係でいったん日本を離れ、改めて来日する。名古屋市に住む予定で、家族はキャサリン夫人(24)長男ポール・ジュニア君(14)長女スーザンちゃん(10)二女キャシーちゃん(7つ)三女バギーちゃん(四つ)の五人。1949年ペンシルバニア州のテクニック・ハイスクールからプロ入り。五五年大リーグ(タイガース)に進み、六四年エンゼルスに移籍、同年途中3Aのグラキュースに落ちた。大リーグ十年間の通算成績は86勝86敗。若いころは速球が得意だったが、最近は速球のほかにナックル、カーブ、スライダーを武器にしているという。ドイツ系の米人だけに、頭脳明せきで、明るい性格の持ち主。

吉江代表の話 肩の調子もよく、すぐ戦力になるという点でチーム幹部の意見が一致したので採用することに決めた。15勝ぐらいはやってくれるだろう。

西沢監督の話 予想していたよりもいいピッチャーだ。球速もじゅうぶんあるし、ナックルなど変化球がおもしろいのを持っている。五日の練習では捕手の中村がナックルをとりそこねて肩に当てたくらいだ。先発、救援両方でいけるのではないか。これで投手陣は万全とまではいかなくともかなり充実した。

ー中日の練習をみてどう思ったか。
大リーグのキャンプとあまり変わっていない。ただ練習時間が少し長いように感じた。
ー三十七年にタイガースの一員で来日し、4試合に登板して2勝(1敗)しているが、日本プロ野球の印象はどうか。
ーなかなかいい選手が多いし、強い。長島、王、近藤和、桑田などのフォームやクセもおぼえている。下関で大洋とのゲームに投げ、シャット・アウトにした。当時の大洋とはちがうだろうが、今シーズンもし大洋に投げる機会があったら、いいピッチングができるのではないかと思う。(フォイタックのことで吉江代表が大洋の森代表に話したさい、森代表はやっかいな投手がはいるといっていたそうだ)
ーどれぐらい活躍できると思うか。
ーわからないが、ベストを尽くして15勝ぐらいはしたい。
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フォイタック

2016-05-30 19:55:04 | 日記
1965年

アスプロモンテ選手の紹介で中日ドラゴンズのテストを受けることになった元大リーガー、P・フォイタック投手(23)=右投げ右打ち=は一日午後九時二十分、東京羽田空港着の日航機で来日した。ロビーで出迎えた中日の与那嶺コーチ、田村スカウトと堅い握手をかわしたあと「テストは必ず合格してみせる」と自信満々だった。同投手は一日ニュー・ジャパンに宿泊二日午前十時ひかりで名古屋にむかい、ただちに中日球場の練習に参加する。なおドラゴンズでは十日から二週間のうちに採否を決定する。

フォイタック選手の話 テストには必ず合格する。自信がなければ、高い金をはらってワザワザ日本までやってこない。何勝できるかなどとここではいえないが、登板できるチャンスがあれば、全部勝ちたい。ボクが肩を悪くして大リーグから、3Aに落ちたというウワサが日本であるらしいが、それはデマだ。ボクの肩はこの通り大じょうぶだ。(肩を動かしてみせる)大リーグにいたころのような確かさはないが、スピードボールも投げられる。得意なタマはナックルボールだ。これで大リーガーから随分三振をかせいだものだ。このほかスライダーも威力がある。
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