ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

春のワイン入門講座~赤ワインの効能

2017年04月11日 | ワインの話

夏の薄着を考え始める春になるとダイエットが気になる。
パスタも不思議とオリーブベースのものが出始める。
そこで、昨日は白ワインにもダイエット効果があると云う話だったが、赤ワインにもダイエット効果があった。
健康に良いとされ一時期ブームになった赤ワイン特有の成分ポリフェノール。
赤ワインの綺麗なワインレッドを生み出すのはポリフェノールの色素がワインに溶け込んでいるから。
このポリフェノールが、ダイエットには有効なようです。
タンニンには脂質を分解し、脂肪を吸収しにくくする働きがあるとされています。
また、脂肪代謝を促すホルモンが活性化されることが最近の研究で解明されています。
脂肪に対して素晴らしい働きをしてくれるタンニン、一般的に赤ワインには緑茶の3~4倍のタンニン量が含まれていると言われている。
烏龍茶を食事中に飲むとダイエット効果があると云うのもやはりタンニンの効能。
烏龍茶と緑茶のタンニン量は実はあまり変わらないので赤ワインの脂質を分解する力には大いに期待して良さそうです。
合わせて、ピセアタンノールの肥満抑制効果が最近の研究で分かりました。
これは若い脂肪細胞の生成を遅らせ、脂肪細胞の成長を防ぐ効果があるとされています。
ピセアタンノールはフェノール化合物の一種。
ブドウが収穫時期を迎えたとき、ワインメーカーが最も気にするデータの1つにこのフェノールの成熟度があります。
この成熟度合いがそのまま、ワインの香りのボリュームや複雑性に繋がるのでとても重要。
完熟したブドウを用いた赤ワインには肥満抑制効果があると云うことになります。
こうしてみると、タンニンがあって香りの複雑性のある赤ワインがダイエットには向いているようです。
そこで、今日は山形牛のステーキを食べながら、クアトロの赤ワインでダイエット?

コメント
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