ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

春のワイン入門講座~ナインハッツ

2017年04月18日 | ワインの話

アメリカ・ワシントン州は全米第2位の生産高を誇る、一大ワイン産地。
フランスの銘醸地であるボルドー地方とブルゴーニュ地方の中間と同じ北緯46~48度に位置し、日照時間は1日平均17.4時間と長く、カリフォルニアよりも2時間も日照時間が長い。
そのおかげでブドウの完熟度が増します。
しかも昼夜の温度差が20度近くで、夜間の涼しさで酸味が高まると言われています。
こうして、ワシントンワインの豊かな果実味と酸味の見事なバランスが形づくられ、暑いだけの土地で育ったブドウにはない、エレガントで洗練されたワインが生まれます。
土壌は、氷河時代に繰り返し起こったといわれる大洪水の恵みにより形成された独特なもの。
また、海岸線にはカスケード山脈があり内陸部では雨が少なくブドウ作りには適した気候になります。
クアトロにこのワシントン州ならではの素晴らしい赤ワイン“ナインハッツ・レッド”が入荷した。
このワインは、ロングシャドウズと云う作り手のもの。
ワシントン州コロンビア・ヴァレーでワイン造りに成功した一人の人物が、このコロンビア・ヴァレーのワイン造りの可能性を世界に示すために、世界中からワイン造りのプロを集める。
選ばれた9人のワイン造りのプロを象徴したボトルがこのナインハッツだ。
社名のロングシャドウズも彼らの功績をたたえる意味合いのもの。
アメリカらしいサクセスストーリーを持つワイナリーである。
コロンビア・ヴァレーとワシントン州ワインの可能性を実感するこの一本をクアトロで味わってみよう。
今回は、特別価格グラスワイン¥900、ボトル¥5400で販売。

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