ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

春のワイン入門講座~サクラのスプリッツアー

2017年04月13日 | ワインの話

ミステリー作家ジェフリー・アーサーによるとワインをタンサンで割ったカクテル“スプリッツァー”は、シャンパン好きのジェームス・ボンドが貧乏人になったらシャンパンの代わりにこれを飲むだろうと云うことで、スプリッツァーを貧乏人のジェームス・ボンドと呼ぶらしい。

クアトロのサクラのスプリッツァーに使うワインは、自然派のワイン造りで評価の高い“シュブロ”がピノ・ノアールをロゼに仕立てたもので、素晴らしい芳香とすっきりとした酸に豊かな果実味が特色だ。
この“サクラ”というロゼ・ワインは、日本の桜の開花時期に合わせて造られる。
日本の満開の桜を眺めながら飲んでもらいたいという趣向らしい。
このワイナリーには、日本人の若奥様がいる。
日本人のサクラを介して表現する自然への愛情と刹那さを見事に表現したワインである。
クアトロは、その“サクラ”と云うこだわりのロゼ・ワインをカクテルにしたのだから、ジェームス・ボンドが貧乏人でなくとも飲みたいものだ。

豊四季界隈のサクラも満開。
ジェームス・ボンドもどきが飛び込んできそうな今日のクアトロである。

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