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フィルムカメラの楽しみ

古いカメラの使い方を覚えて、使う楽しみができた。

手にくる思いもかけない重量感は、その商品の作りこみの強さを感じる。

電池を必要としない古いカメラは、言うなればセルのついていないオートバイのようにも感じる。

カメラの世界では進歩が早い、それに比べてオートバイはいまだにそれほど変わらない。性能は随分良くなったけど、操作そのものは変わっていない。

カメラの世界は日本は出遅れていたが今となっては日本が主流にまでなった。

オートバイの世界でも、日本は遅れていたが今となっては日本車が世界中を走る。カメラもオートバイも日本のものが人気であり主流となっている。

僕は10代の頃からオートバイに親しんできた。

最初は原動機付き自転車と言われるもので、エンジンをかけなければ自転車として乗れていた。その当時はヘルメットの規則も無かった時代です。最初は排気量50ccから乗り出す。そして少しずつ大きなオートバイに慣れていった。そんな少しずつという進歩があったから楽しめたのかもしれない。

カメラとなるとフィルムカメラは今まで買ったことは無かった。写真の趣味は無くて、興味もなかった。僕がお店を始めてから、自分でホームページを作るようになり写真を活用したいと考え初めてコンパクトデジカメを買った。そして、今年になってデジタル一眼レフをはじめて買う。すでに販売終了が近づいていたメーカーの値引き商品である。電池を充電して使い始めだれでもきれいに写真が撮れる事にびっくりしたが、使い出して1ヶ月で使い心地の心地よさは生まれてこなかった。かえって使う気にならなくなってしまった。使う楽しみとしては僕には生まれてこなかった。

その後は、フィルムカメラに興味の目が行き急速にはまってしまった。

カメラの世界では有名な「ライカ」と言うメーカーではフィルムカメラの販売を終了することになったそうだ。

日本もそのうち無くなるだろうと予想はできる。

でも、今までに生まれてきたすばらしいカメラが今は本当に手軽な値段になり売買されている。日本のカメラがどんどん売れていき海外のカメラメーカーが苦しくなりつぶれてしまったりしたものがある。

手の中に納まるカメラは、その重さがたまらない。

もう病んでいる。

昨日撮ったフィルムを現像に出しに行きお店の人には、CDに焼いておく方が良いと言われた。いつでも大きな画面で見れるから良いと、手で画面の大きさを表現していた。きっとその人の家には大きなテレビがあるんだろうなぁ~。家はいまだに14型のテレビ・・・・余り見ないし。

僕はいつも現像だけでプリントはしていない。現像にはインデックスと言う小さな見本になるプリントがつく。そのインデックスを店員さんが見て、ここまできれいに撮れたらCDに焼いておきましょうよなどと言われた。きれいに撮れていると言うがスキャンしてモニターで見るまでわからない・・・・自分が撮った物をいまだに信用できていない。

夜はフィルム1本36枚のネガをスキャンするのに1時間は掛かり、自分が見てよい物をパソコンに取り込むのだが、その数2枚となる。

ピントが合っていなかったり、露出が良く無かったりで確率1割にも満たない。

いつもながらがっくり落ち込む。

ひよこまめの豆腐を作ろうと水に浸していたが、二日そのままにして置いたら腐らせてしまった・・・・もったいないことをしてしまい、これにも落ち込む。


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