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持ち込みスポングミルのメンテナンスの仕上がり

前回上げました記事は持ち込みになられたスポングミルの分解状況でした。本来であれば店頭にて分解した状況のご説明をさせていただきたいところですが、この時期滞在時間を長くするべきではないと考えてブログでご説明をさせていただきたいと考えました。今回のメンテナンスは内部だけと言う限定的なメンテナンスとなっています。

分解し汚れを取りましたので状況をご覧下さい。

















組み上げた状態をご覧下さい。外装のメンテナンスはしていません。
















お客様からのお話で50年お使いになってこられたということで、内部の状態がとても気になりましたし大変参考になりました。はっきりと購入時期が分かっていますので、造られていた時期の状態が把握できます。僕がコレクションしているスポングミルの中では後期となることが分かります。微妙に本体の形の違いを確認できました。僕のコレクションは1960年以前のものが中心となります。

スポングミルの消耗する部位としては歯になりますが、それでも今回の内部の状態を見ましても随分と丈夫であると感じます。やはり、保管されていた状態が外装の程度を左右します。普通に家庭で使っているのであれば錆はほとんど発生しませんね。そう考えると、僕の持っている中の1割から2割のスポングミルは置かれていた環境を連想されます。

今回は内部のメンテナンスをさせていただきました。今後また50年は十分お使いになれるわけです。子の代、孫の代に手渡しすることが出来るもの、そのようなものの復活、継承のお手伝いが出来ることに喜びを感じます。



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