ドアの向こう

日々のメモ書き 

聞きながら

2006-01-25 | こころ模様

乾いた冷気のなかで  突然きこえた
  赤いペンのさきに滴る  ロイヤルブルー

清澄なかおりは  脳髄をくすぐる
    浮かんだばかりのリフレーン  どうか褪せないうちに
軌跡は  息を吐いて
        … やがて 手紙になった


 野鳥の影が窓をよこぎっていく午後
     インクの匂いを  ゆっくり漂わせ
            思いの丈を  手紙にしよう 
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