雪よ 青ざめた夜のめまいよ… (ルイ・アラゴン)
…… 。
眠るまえカーテン越しに見あげると しきりと降っていたけれど、
起きてみれば積雪 2,3㎝。 たったこれだけでも 記念に写した。
うちのロウバイは咲き忘れている。
蝋燭のうすき匂ひや窓の雪 惟然
はっきりと ことばにはできないけれど イメージはなつかしく浮かんだ。
鼻先に、 ロウソクの匂いは残っている。 雪あかりや炎の色も。
雪の下短かき歌をくり返す 綾子
閉ざされてドラマがうまれた 卒業式の雪の思い出
春遠し… まだ幾度か降るのでしょう
メトロポチャーン美術館で 雪持松 展示中です