ドアの向こう

日々のメモ書き 

一粒の見聞

2010-02-25 | 道すがら

  現地ガイドはこの国を巨大な西瓜に喩えた。 5日間の滞在で、 西瓜の種の、わずか一粒分ほどの領域、 文化をみたに過ぎないのだった。 肩の力も抜けてゆく。 知れば知るほどおもしろい国、 中国。 2時間半で上海に着いた。 気温21度、 蒸している。

 上海博物館  
 丸い天と四角い大地「天円地方」 前に唐獅子(白)の彫刻がある。 建物全体が鼎のよう。 所蔵品は百万点。うち13万点が重要文化財、 中国5千年の文化に触れる。 

 1階  ・中国古代青銅館  紀元前2千年前後から紀元前5世紀の春秋・戦国時代までの400点余を展示。  

 ・中国古代彫刻館 120点余の彫刻は戦国時代(前403-221)から明時代(1368-1644)まで、 仏教彫刻と中国伝統文化の融合する過程などわかる。


    

 

 

 

 

 


 

 

 ご紹介は むずかしい漢字ばかりで変換できません、 写真だけ。

 2階 新石器時代から清朝(1616-1912)までの中国古代陶磁器。
 ここをゆっくり重点的に見てきた。

 中国陶磁器8000年の多岐多様な歴史。 各名窯を代表する傑作が 美しくかがやく。 白釉  青釉  唐三彩 景徳鎮 琺瑯彩・・・  



 3階 中国歴代絵画館 唐時代(618-907)から清朝までの名作100点余。 詩を感じ桃源郷へ誘われる。
・中国歴代書蹟館 甲骨文、金石文、古文書や拓本など。王義之、王献子を含め70点余の佳作  ほか印章館

 4階…民族工芸 服飾 染色 刺繍など。
    精緻な古代玉器、 明や清時代の華麗な家具。 テーブル、椅子
    貨幣… 3000点余の古銭。 ほかシルクロード中央アジアの古銭室。

 乾隆帝の宝物や故宮でみてきた玉を思い出して楽しんだ。 家や暮らしが見える。時間が無くて兎に角かけ足で。 ここだけで何日も過ごしたい。 

 グランド ハイアット上海 の  88階から浦東のビル群を見渡す。
 高さ340m/毎秒9m 屋上までエレベーターで40秒。  眼下のビルは小雨に煙っている。  

 上海のソーホー 田子坊 (泰康路芸術街)
 200mほどの迷路のような短い路地に アートギャラリー 写真スタジオ、 服飾、雑貨店が軒を連ねる。 骨董品など。 センスのよい店。 



  

    ものがたりの始まり  不思議な路地裏…
  




  懐かしい小径…   胸がきゅんとなる。  

  詳しい情報は こちらへ


 

 

コメント (2)
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