気がつけば マユハケオモト
葉に うぶ毛が輝いて
金木犀も
オクラの花も…
FAXつきの電話機がこわれ買い換えた。 行事や家事の合間、 本体を接続し、 取説を読みやることがいっぱい。 まず新しい機種に電話番号を登録、 これがいちいち面倒くさい。 音声ガイドも五月蠅くてまいった。 おなじことをくり返すのに、 いちいち同じ音声がながれる。 名前を入れろ、 ばんごうは数字で… 入力の間違いはないか見直していると 登録するの、しないのか! グループを選べ… と ますます焦った。
音声を消す方法を知ったのは半ば過ぎてから。
オマケにカメラも新しくして覚えることばかり、 近視眼的二日間でどっと疲れた。
文化祭の搬入をし
二回目となる句会があった。
まあ 兎に角いらっしゃい。 講師のお話も深くておもしろいし、 視野も広がると… 熱心に誘われ。 いまだ体験入学のつもり。 ハードルは高く、 まなび続けている人に混じって緊張の連続だった。 その日も、ほとほと疲れ、 帰宅後口を利くのも億劫なほど。
参加者はひとり二句ずつ提出、 一六句の中からそれぞれ四句を選ぶ。 たいてい秀句となるのは八人中五人が選んだ句であった。 当然ひとりからも選ばれない句もある。 蛙のは彼岸花や青ぶどうの句にそれぞれ三点。 その場で作った柿の句は一点も入らない。
感想や批評をうかがい、 直されると 句の焦点が定まってくる。 リズムもよくなる。
たくさん本をいただいた。 それらを読むと遙かな頂を思って ますます縮んだ。 続くかなあ…
午前と午後と 四句必要。 うち一句は その場でお題が出て即興でつくるんだ。