ドアの向こう

日々のメモ書き 

鳳凰堂 

2014-09-01 | 道すがら

 午後は 宇治 平等院へ。 激しかった雨も小降りになる。

 優美なすがたの鳳凰堂。 極楽浄土の宮殿を模したとか 中堂・左右の翼廊・尾廊からなる。

拝観時間の関係で、先に鳳翔館を観る。 梵鐘、鳳凰一対、雲中供養菩薩像のうち26体、宝物類をゆっくり間近に鑑賞できる。 雲に乗って舞う菩薩、 奏でる菩薩…、 古雅な音楽がこころに鳴っている。 

13:50  鳳凰堂内部へ、 
国宝の本尊阿弥陀如来座像と二重の天蓋、雲中供養菩薩像、壁扉画など。 1000年の歴史ある装飾などおごそかな気もちで眺めました。 CGによる再現は見ていたけれど、あらためてここに立って壮麗さを感じ立派な堂内で拝むことができた。

 

 宇治川の鵜飼船。 橋を渡ると「宇治十帖」の碑が雨にそぼ濡れて

 宇治神社を拝み、 さらに進むと宇治上神社。神社建築で日本最古の遺構。  ここまで汗と雨にびしょ濡れだ。 それでも まだ一時間半くらいある、 醍醐寺までタクシーを飛ばした。  

 三宝院の庭園だけでもと見て ホテルに戻る。 外はまだ明るい。


 日本画のモデル 醍醐桜

バスや電車を乗り継いで 本日17279歩 
  

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京都 桂離宮

2014-09-01 | 道すがら

 雨にけむる桂川

 ようやく桂離宮参観です。 朝からよく降っていますが、 緑が洗われ情趣も深まりました。 桂離宮は後陽成天皇の弟、八条宮初代智仁(としひと)親王により、宮家別荘として1615(元和(ゲンナ)元年)創建。 父君のあとをうけて二代智忠(としただ)親王は研ぎ澄まされた美的感覚をもって在来の建物や庭園に調和させた中書院、新御殿、月波楼、松琴亭、賞花亭、笑意軒等を増築された。(パンフレットより)

 これが有名な桂垣
  敷地内のハチクを、植えたまま外側に曲げて枝葉を編んでいる。
 緑がすがすがしく青々としてまさに「竹の春」。 蒸し暑さも何のその… 期待に胸は高鳴る

 随所にみられる洗練されたデザイン、美意識、 遊び心。 自然の美しさに立ち尽くす。 襖の引手や壁の意匠、 手水鉢や灯籠の 延段や飛び石の、こめられた熱意にため息が出る。 窓の格子さえ木や竹を編みこんで、どれもデザインが違うから 

 見上げれば アオサギ
 足もとには あざやかな茸… 

 

 

御幸門から入ります。

 

 

 午後は 宇治へ向かいます。

 

 

 

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