
Watercolor Paint Kit with Brushes 1982 Andy Warhol
Warhol の パレットにあるような
好きないろはよく使うので その色ばかり すぐになくなる
どの色を買うんだった?
たくさんの ゑの具のまえで はじめて眼にするように うきうきと
目的も すっかり忘れて つい また好きな色を選んでくる
サップグリーン イエローオーカー 止められてもブルーグレイ インディアンレッド
やっぱり ロー シェンナ……
おかげで おなじ色ばかり 集まって…
必要なのが まったく 無いのだった
-☆-
はや9月 夏のかげに潜んでいた秋色も 朝な朝なに色かはりけり
田村草のモーブ 吾亦紅のカーマイン
竜胆のコバルトブルー 秋の野芥子に パーマネント イエロー
春秋 どっちが好きと問われて…
秋山の 木の葉を見ては 黄葉モミジをば 取りてぞしのぶ 青きをば 置きてぞ歎く
そこし恨し 秋山吾は (額田王)
朽ち葉や木の実に ローアンバー。
紅葉や黄葉の 雑木林の交響曲がはじまる。 吾亦秋也
Warhol 写真: 絵はがきから 消印は’91。 もらった日も思い出す。
落ち着いたらどんな色か調べましょう…とひとまずコメントするのを待ちました。
しかし調べもせずにこフィーリングで書いてしまいます…ごめんね。少しいい加減……!
好きな色が並んでいる―止められてもブルーグレイ!―このフレーズが微笑ましく好きですねぇ。いかにも、いかにも!と納得しました。
私も少しは油絵を描いたことがあったのよ。
大学生のときでした。下に塗る絵の具で、尤もなことですけれど、仕上がりが違う。下絵が生きてくれるんですよね。
また、中学時代は日本画出身の先生でしたが、水彩画で、絵を描く過程でチューブから出した絵の具をあらかた全部を混ぜて絶妙な色を作りそれを背景の色にすることを教え示唆された。
これは凄い!使った色をほとんど全部を一つにするんですから、その絵に一番マッチしている色ができて…。あの頃はほんとに画期的に私の感覚を刺激しました。
考えれば当然のことでしたが、それを示して下さった先生を今でも尊敬しています。
古いキャンバスで描くと、 下地がうまい具合に働いて効果抜群です。 濁ったりもしますが 重厚な絵になりますね。
毎回学ぶことばかりで いつになっても初心者です。
soraさん 研鑽を積んで… 無駄なことは何もない。 思わぬ時に力になります。
ブルーグレイ モーヴ
アンディー ウォーフォルは、とっても素敵!
ところで、一番右下のブルーの花は亜麻ですか?
写真はヤグルマソウだと思います。 何年か前 花之江の郷で撮しました。 違うでしょうか
亜麻色の髪の乙女より
と、これでは ふざけ過ぎ、 幻想曲でした。