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白洲正子「明恵上人」新潮社のなかに運慶作と伝えられる木彫の犬の写真があった。明恵ミョウエが愛した小犬を写したといわれ、上人の生活を偲ばせるものの一つである。
高山寺といえば鳥獣戯画や奉書に包まれたタツノオトシゴなどうかぶ。上人のまわりは動物が多くクジャクや犬など夢にまで出てくる。芸術と宗教の深い関わりを思った。
わが愛するrugbyは、さいきん食欲がでない。 足も力なく踏ん張れない。床の上をスケーターのごとく滑っている。 トリノは金メダルに湧いたが、はやく暖かくなって元気になーれ。
rugもしっぽの先がまがっている。小さいときは、この木彫のようにふっくら愛らしかった。
もちろん 今もたいせつな存在!
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白洲さんの文章は苦手ですが、白洲さんの本から学ぶことはたくさんあります。明恵上人との出会いも、白洲さんの本でした。木彫りの犬の表情から、上人の生きとし生けるものへの慈しみが偲ばれますね。白洲さんの足跡をたどり栂尾の高山寺あたりを訪ねたのは、錦秋のころでした。
錦秋の高山寺、さぞかし参道はみごとでしょうね。 季節を変えて通いたい。